お客様のご希望で『ある魔法学校の一部屋』をイメージしつつ製作させて頂きました。
外装はアンティークブラックに、内装に関しては最初ウォールナットと深い緑で構成する予定でしたが、思いのほか単調でつまらなかったので
工夫を凝らし、ウォールナットでまとめた棚の奥には壁紙を貼り、中央のマントルピースの位置はブラックと石の壁でまとめるという変化球を、そのおかげでバランスが良く保たれたと思います。
両サイドの書棚は製作中に思いつきまして、ばっちりハマってくれて良かったです。
石畳の製作には非常に苦労しまして、お客様に『石畳が合いそうなので作ってみます』と言ったは良いものの、どう作ろうか、からスタートしました。
どうしたら石の質感が出るのか、良い感じの石の並び方は?などすごく考えては試しての繰り返し。
行き着いた先は石粉粘土。ベニヤの上から貼り付けているので板が反るなど大変な思いをしましたが愛着のある床です。