過去質問色々

過去に質問されたり聞かれた事をつらつらと書いてみます。

「一緒に参加する知り合いがいないので一人で参加は不安なんですけど」
逆に仲間と一緒に参加を始める、というパターンの方が少ないです。
湖での練習時間を含め参加して行く中で自然と参加選手と顔見知りになりどんどん知り合いが増えて行くので大丈夫です。

「体験参加は可能ですか?」
残念ながら体験参加はありません。
ただし高滝は船の数に余裕があるので大会開催時でも一般の釣りお客様の出船は可能です。
朝のミーティングや表彰式も自由に見学は出来ます。
ですので一般釣り客として普通に釣りに来て選手と同時にスタートして選手の帰着時間と共に帰って来る。
会場の雰囲気を味わいつつ疑似参加体験は可能かと思います。

「詳しいルールとか知りたいのですが
「年度初めに発行される「バスマガジン」という雑誌に掲載されています。
JB/NBC協賛店で在庫があれば無料で貰えますし高滝のボート屋さんの休憩所にも置いてあります。

「エコ認定品、エコルアーって?」
NBCチャプターでは「FECO認定」されたルアー、ワームを使用する必要があります。
パッケージに銀色の「FECO」のシールが貼ってある製品がそれになります。
一部のハードルアーは規制外ですが、プラスチック素材のワーム、シンカー、ジグヘッド、ラバージグ、スピナーベイト等FECO認定品を使う必要があります。
非可逆性素材、鉛を使用していない環境に配慮した製品になります。

「15mルールって?」
南千葉チャプターのローカルルールです。
高滝ダムは「一か所の狭いポイントを複数の人で打つ」という事が常用化しているかなり特殊な湖です。
この事により大会中に先行でポイントに入っていた一般のボートのお客さんや選手間でのトラブルが多発していました。
その為にローカルルールで「先行者が打っているポイントから半径15m以内のキャスト禁止」と言う先行者利益保護を明確にルール化しました。
色々な意見はあるかと思いますがご理解下さい。

「メーカー露出制限って?」
タックル等の露出及び会場で着用すウエア等で露出していいメーカー名の制限があります。
2024年度の例を挙げると、
・シマノ、ダイワは誰でも自由に露出可能です。
・depsはタックルやルアーパッケージの露出はOKですが、ミーティングや表彰式の会場で着用するウエア、帽子でのメーカーロゴ露出は禁止です。
ただし本部へ登録済のメーカーからサポートを受けている選手は露出OKです。
・アブガルシアはJB/NBCの協賛外なので一切の露出は禁止です。
 ロッド、リール、ルアー、ワーム等の使用は可能ですがロッド、リール、ワームパッケージ、タックルBOX等のロゴは隠す必要があります。
 一切の露出が禁止なので上記deps同様ウエア、帽子でのメーカーロゴ露出も禁止です。
釣り具とは関係ないアウトドアメーカー、スポーツメーカーで人気のノースフェイス、コロンビア、ナイキ、アディダス等も一切のメーカーロゴ露出は禁止です。
露出可能なメーカーと露出条件は毎年変わり当年初めに発行のバスマガジンにて確認出来ます。
協賛以外のメーカーがトーナメントを宣伝の場に使う事を防ぎ、JB/NBCに協賛して頂いているスポンサーさん保護の為の大切なルールです。

「参加は第一戦からじゃないとダメ?」
参加する時期は自由です。
年間5戦を開催しているのでどこから出場しても問題ありません。

「ジュニア枠ってなに?」
12歳~18歳で出場する選手が対象です。
ただし南千葉ではボート操船での出場の都合上、ジュニアでの参加は「16歳~18歳まで」と規定しています。
詳しくはローカルルールの項目を参照下さい。

「順位の決定方法は?長さ?重さ?」
3匹の総重量で競います。
2キロの魚を1匹釣った選手より、800gの魚を3匹釣って合計2.4キロを釣った選手の方が順位が上になります。

「3匹以上釣ったらどうするの?」
「ライブウェル」という魚を入れておく入れ物を準備する必要があります。
釣れた魚はそのライブウェルに入れてキープします。
ルール上、リミット3匹以上の魚を入れる事は禁止なので4匹目が釣れたらライブウェルの中にいる一番軽い魚と入れ変えます。
その為に計りやデジタルスケール、ライブウェルの中の魚に付ける目印(マーカーや安全ピン)もあると便利です。

「ライブウェルは必須?ボートの外にストリンガーキープではダメ?
ライブウェルはルール上必ず必要です。
ストリンガーではダメです。

「ライブウェルって売ってる?自作?」
トーナメントに詳しいショップさんなどではオリジナル商品として販売しています。
最近はレンタルボート用にデッキと一体になった物も販売されています。
自作でクーラーBOXや衣装ケースに穴を開けてお風呂ポンプ等で湖の水を吸い上げ、オーバーフローした水を湖に戻すような物が多く使われてます。

「そんな水をくみ上げるポンプ一式は作れない。手桶で手動じゃダメ?」
ダメと言う事は無いですが頻繁に水の入れかえをしないとキープしたバスはほぼ死ぬと思います。
おそらく水の入れ替えに忙しく釣りをしている時間が無くなります。
ちなみに参加している選手でライブウェルの水の入れ替えを手動でやっている選手はゼロです。

「入賞すると何かある?」
1位~5位の選手は入賞盾と副賞として好きな賞品を選べます。
賞品は大会により内容は変わりますがボイジャーのバッテリーやロッド、リールなんて所が出ます。

「チャプター戦に出ればプロになれる?」
全戦出場して人間的に問題が無ければ面接を経て次年度からプロ戦へエントリー可能です。
ただし「エントリー可能」なだけでプロ戦に参加する為の財力(船の準備や遠征費、釣行費等)と魚を釣る実力がなければプロは続けられないです。
プロ戦に出場する為には実力の他に時間やお金も必要なので熟慮して参加検討が必要です。

「チャプターでいい成績を収めればメーカーとサポート契約出来る?」
我々運営がメーカーさんに「この選手良いよ」と契約を推たり紹介したりする事は一切ありません。
契約は人との繋がりなので成績を収めているだけではサポート契約は難しいです。
成績、人との繋がりや縁、運、本人の人格、色々な事案によりサポート契約に至ります。

「夜チャプってなに?」
前日入りし夜に会場の駐車場や車内で仲間と宴会(近隣に迷惑のかからない程度で)をする事です。
ちなみに公式にルールブックにある訳ではなく参加者の中で自然発生した通称になります。
大会本番の釣りや良い成績を取る目的ではなく、チャプター参加は人それぞれ色々な楽しみ方がある一例です
あまり騒ぎすぎて他の前泊入りの参加者や近隣からのクレームがあった場合はペナルティーになります。

「不正はないの?」
無いと言いたい所ですが、過去色々ありました。
・エビ等の生エサを見つからないように隠し持つ。
前日にストリンガーに繋いだバスを湖に沈めておいて、大会の時に回収しさも当日釣ったようにする。
・当日大会に参加していない仲間が釣ったバスを湖上でもらい受ける。
・選手のスタート前に仲間が先に出て釣れるポイントを確保してあとから来た選手へ明け渡す。
・当日大会に参加していない仲間が他の選手の入るであろうポイントに先に入って他の選手を入れないようにする。
等々、過去に色々な不正があり、都度ルール改正をしています。

不正防止の為、選手間でのタックルチェックや湖での選手の目により不正発見、防止をしています。
不正が発覚した選手には以後の参加資格のはく奪や過去の賞品相当金額の全額回収等厳しい処罰が与えられます。
全国組織なので「○○ってヤツ、〇〇チャプターで不正したらしいぜ」と不正者の名前は知れ渡ります。
以後のチャプター参加どころか釣り場に行けないような状況になると思います。
チャプター戦は一般の大会よりも厳密なルールとチェックがあるので不正はしにくい大会ですが、それでも不正はあります。
しかし何十人もの参加選手の目がありますので不正は必ず発覚します。