Particle Simulation
Coarse-grain Modeling

Triboloby  

研究紹介;
粒子モデルによる粗視化シミュレーションを得意としています.
対象は、nm, μmスケールがメイン.
弾塑性固体、固液混合体、ソフトマターの摩擦(SPH法)、多成分高分子溶液系の相分離や粘性評価(MCBD法)、高分子電解質の電荷分布(MCBD法)を粗視化、モデル化して計算します.

cor杉村_研究業績一覧.pdf

News;


202443日 鹿児島高専の入学式が行われました。あいにくの雨ですが、「島津雨」で縁起が良いのです^^。(物は言い様です。)昨日からの雨で桜がずいぶん散ってしまいましたが、皆さんの春はこれからです!

202442日 鹿児島高専 機械工学科の学科長に就きました。学生ともども、企業の皆さま、大学の皆さま、(お客様である)中学校の皆さま、どうぞよろしくお願い申し上げます。”研究できる学科”が目標です。

2024326日~28日 兵庫県立大学大学院情報科学研究科の鷲津研究室へ、専攻科進学予定の石原さんと一緒に共同研究打ち合わせに伺いました。鷲津研究室スタッフの秘書・永濱さん、Kosar特任助教他、大学発ベンチャーの職員・野村さんに、なんと4年ぶりにお目にかかれました。嬉しすぎます!
本題の鷲津先生、院生・小林さん&藤田さん、ありがとうございました。

2024315鹿児島高専の卒業式・修了式が霧島市民会館にて挙行されました。お天気に恵まれ、多くの保護者に見守られて、学生たちの門出を送る我々も非常に晴れがましい気持ちになりました。卒業生に幸あれ。

20242月22  機械工学科 卒業研究発表会が行われました。4名(石原大嵩さん、中島汰一さん、野田祥太郎さん、藤﨑遼也さん)が無事に発表を終えました。

2023925日~30日 ITC Fukuoka 2023の実行委員として、また、講演者として、福岡国際会議場に詰めました。1000人近い参加者。お久しぶりの研究者仲間にもお会いできて、大変有意義な一週間でした。

20235月13日 トライボロジー懇談会にお招きいただきました。4時間にわたり、摩擦シミュレーション(SPH法)について語らせていただき、適宜の質疑応答で、こちらも大いに勉強させていただきました。交流会にもご招待いただき、お礼申し上げます。また呼んでいただけるよう、研さんを積まねば😊

20234月 R5度が始まりました。今年度の杉村研は卒研生4名で始動します。なお、3M39名の学生の担任も担当します。
また、教科については、機械設計法IIと創作活動(前期)を担当します。

メンバー:石原大嵩君, 中島汰一君,野田祥太郎君,藤﨑遼也君
研究手法&テーマ:せん断摩擦摩耗に関するSPH法,界面塑性変形に関するMD法,潤滑油特性に関するSPH法,弾塑性固体接触に関するSPH法
 

2023317日 卒業式が行われました。津田君も無事に卒業しました。春から熊本大学の3年生になります。おめでとう!

20232月22日 卒業研究発表会が行われました。杉村研第一号卒研生:津田亮くんが「SPH法を用いた弾性接触に
関する計算機シミュレーション」と題して発表を行いました。SQUIDを用いた計算の結果を考察し、これは次年度のトライボロジー会議、ITC Fukuoka2023 でも発表されます。

202212 研究業績リストを更新しました(☝)。

2022年12月3日 東京都市大学理工学研究科にて、大学院特別講義「計算科学特論」の講師を担当しました。

2022年11月9日~11日 トライボロジー会議2022秋福井 に参加(共著発表F34,F35,B21)。10日に座長を務めました。

2022年9月5日~7日 第71回高分子討論会にて発表しました。
杉村奈都子「高分子溶液系のミクロスケール粗視化シミュレーション」(1H16)
6日に座長を務めました。

2022年8月29日~31日  2022 JSME-IIP/ASME-ISPS Joint International Conference on Micromechatronics for Information and Precision Equipment(MIPE2022)にて30日、発表しました。
Natsuko SUGIMURA, Yuji MIHARA, Hitoshi WASHIZU; Mesoscale SPH Simulation of Seizure Process
31日、座長を務めました。

2022年5月 トライボロジー会議2022春東京 にて発表しました。杉村奈都子、三原雄司、鷲津仁志「SPH法によるメソスケール焼付きシミュレーションモデルの改良」予稿集:202205E14.pdf

202241 鹿児島工業高等専門学校 機械工学科に准教授として赴任いたしました。引き続きトライボロジーをはじめとする計算機シミュレーションを進めつつ、教育にも携わらせていただきます。

引き続き、兵庫県立大学大学院情報科学研究科ならびに東京都市大学総合研究所の客員准教授を務めさせていただきます。今後ともどうぞ変わらず宜しくお願い申し上げます。

研究代表者を務める科研費基盤C「境界潤滑摩擦の摩耗発熱焼き付き機構解明を目指したメソスケール計算モデルの開発」の最終年度。来年度以降にもつなげたいと思います。

科研費基盤A 「表面多層膜結晶構造解析に基づいた境界潤滑膜生成および破壊機構の解明」(研究代表者:八木和行)の研究分担者を平山先生、鷲津先生とともに務めさせていただきます。表面の結晶構造・結晶粒分布とトライボフィルムの関係をシミュレーションからも補完できたらと思います。

2021年5月12日 AIP Advancesに下記論文が掲載されました。また、AIPのScilight(Science Highlight)に選ばれました。
"A Monte Carlo simulation of water + oil + ABA block copolymer ternary system. I. Patterns in thermal equilibrium"
Natsuko Sugimura, Kaoru Ohno

Scilight
https://doi.org/10.1063/10.0005053

本文
https://aip.scitation.org/doi/10.1063/5.0034063


2021年3月9日 昨年度11月からの富岳利用準備課題・試行的利用課題に引き続き、"Development and acceleration of realistic seizure simulation model for boundary

lubrication friction in mesoscale"(メソスケールの境界潤滑摩擦における、実界⾯性状焼付きシミュレーションモデルの開発とその⾼速化)が前倒しスタートしました。

2020年4月1日 日本学術振興会 学術振興助成基金「科研費」基盤研究(C)一般 の交付が内定しました。研究課題名は「境界潤滑摩擦の摩耗発熱焼き付き機構解明を目指したメソスケール計算モデルの開発」です。補助事業期間は令和2~4年度となります。ただいま、在宅勤務で研究を進めています。https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000000563959/ 

つれづれ(latest);

2021.5.8
境界潤滑摩擦モデルの富岳での計算が本格化しています。

頑張らねば。

(GW中は待ちがなくてよく動いた😊)

2020.7.13
在宅勤務をほぼ継続中で、出勤には自家用車を使います。一方、都内ではコロナの感染が急速に拡大しています。一番気になるのは、withコロナの定義があいまいなこと。ここへ来て、コロナを防御するに越したことはないけれど罹る可能性も甘受しつつ行動する、ということなのか?と疑い始めました。そもそもwithコロナと言い出した当初(緊急事態宣言を解除した時)は、コロナは社会に存在するけれどもそれを上手く除くことで活動を可能にする、ということだったと思います。罹っても良い病気か分からない今、活動するために徹底して除くのは当然のことです。でも今の東京でのwithの意味は全然違う....。withは英語の原意通り、罹りながらという付帯の意味しか持たないようです。
結局日本では、局所的にクラスターを潰すことだけで感染を抑えることを試みたことも成功したこともない、ということです。
幾ら何でもこれではいけないと思います。

所属学会;
日本物理学会(2005~)
日本機械学会(2017~)
日本トライボロジー学会(2019~)

過去所属学会;
アメリカ化学会(ACS)(2006~2010)、日本船舶海洋工学会(2009~2011)

学会役員;
日本トライボロジー学会出版委員会 委員(2019~)
日本トライボロジー学会 運営委員会 委員 (2021~)

トライボロジー会議2023秋名護 実行委員

研究日誌;

2024.4.3
この2年、新しいことになかなかチャレンジできませんでした。今年はコーディング含め、新しいマルチスケーリングと機械学習スキーム開発を本格化させます。
基盤A最終年度、九大の八木先生にコミットしなければなりません。基盤C、大事にします^^。NEDOでは、兵庫県大の鷲津先生&木之下先生、お世話になります。

2020.7.20
全国的に新型コロナの感染は拡大していて、子供たちの登校・登園を少し控えないといけない状況になったので、平日の仕事のペースダウンを考慮して、休日もまた緊急事態宣言の時のように隙間仕事を行う。先週より、九大のスパコンITO Aでアカウントをグループに追加してもらって使わせてもらっているのだけれど、7年ぶりのスパコンの進化に感動。
というのは、既存のwindows上などで動くCAEソフトってスパコンでどうやって動かすのだろう?と不思議に思っていたところ、HPを見ていたら、「クラウド連携」というのがある。これは何?とみてみたら、Rescale社のScaleX が使える、というではないか!ScaleXには200種以上のCAEはじめとする汎用性科学計算ソフトが備えられているということである。一方、たとえばAVL on Rescaleという製品があることもAVL社のページで確認できた。これでいいんじゃないか?と思ったところで、質問を送ってみたけれど、土曜日なので返信待ち。
ところで使用開始にあたってもう一つ、バッチジョブの入れ方、確認などについて「詳しくはユーザーズマニュアルをご覧ください」とHPにあるのだけれど、このマニュアルがどこにあるのか分からない。これについても「どこ?」と質問していて回答待ちだったのだけれど、今日、早々に「ITOのポータルサイトです」とのお返事が。
それで、ポータルサイト、なるものを見てみたら、なんと、ここでジョブ管理からコード書きまで何でもできるではないですか!!つまり、スパコンシステムは、もはやLinuxシステム(もっとピンポイントで言えば端末機能)無くして、GUIで使えるようになっていたのでした。とすれば、これでScaleXだって操作できそうなもの。
7年、HPCIシステムの利用から離れているうちに、この進化。素晴らしいと感動しました。(ただし、ScaleXでAVLが使えるかどうかはまだ回答待ち。)かつて利用させていただいた北大、東大、ESCはどういう風に進化してるのか、こうなると使いたくなってきます。

←追記;Rescale社側の説明も読んでみると、ScaleXをITOでも実行できる、という感じです。ScaleXに載っている個々のソフトのライセンスもたぶん、bring your own. スパコンでGaussianもVASPも使い放題、みたいなイメージとはちょっと違うようです。



2020.7.16
去年、Let's noteの結構いいのを購入した際には、WSL1でいいや、とLinux環境をWindows側に任せていた。しかし、使ってみるとどうにも私には使いにくい。ubuntu側からは、/mnt/cという風にしてwindows側へアクセスするのだけれど、windows側からubuntu側へどうやってアクセスしたものか....。Windowsのディレクトリとして表示がされないので、ubuntuから外付けのnasへデータを移動させるのなんて一苦労。何より、右クリックコピーとペーストがカーソルを置くと自動的になされるので、コーディング上、間違いを犯しそうで怖い。私はもともとmsys2ユーザー。大のお気に入りなのだけれど最近はファンの音がけたたましいDynabookや、あんまり登場しないSurfeceではこちらを備えている。だから、半年以上が経過した今、msys2を乗せることにした。今回で3度目だが、はじめはいろいろ前準備で乗せなければいけなかった。が、前回入れたときにはmsys2だけ乗せればよいようになっていた。さらに設定がシンプルになっていることを今日は実感。それで、ロシア人みたいな名前の人が作ってたな、という記憶だったのだけれど、Alexey Pavlovさんってどんな人なのかと思って検索したら、Arctic FrontiersなるもののScience部門の代表者として紹介されていた。https://www.arcticfrontiers.com/pillar/science/ Strategic Science Committee of Arctic Frontiers 2020(2021)なる学会も予定されていて、Arcticの地の知を結集してArcticの発展に資する、という目的はわかったのだけれど、今一つどういうscienceが議論されるのかがつかみきれなかった。もう少し覗いてみよう。

2020.7.15
コードに手こずってしまうと、今度は論文で何を追加しようとしていたのか忘れる...いかんいかん。歪んでいることは確認ができた。これは良かった。あとは適切な境界処理だ。もうひとつ、レンタルサーバーではスピードが出ないのがやはりつらい。昨日も結局、研究室のクラスタを使わせてもらったが、しかし、メンテしてもらえて個人裁量でチームに気兼ねすることなく使えるレンタルサーバーはやはり魅力だ。なのに、民間ネットワーク上では特定のアドレスに対してのscpやrsyncでの接続に制限をかけられている風で(jcom)、高速リモートデスクトップアプリを使用したりしないといけないのも今は一々面倒だ。うまく使おう。

2020.7.13
論文最終校正(MCBD),論文修正(SPH),固液コーディングCAE↼論文書きで数日コーディングから離れると、どこをどういう思いで書き換えていたのか、どうしても忘れる(ノートに記述していても)。この在勤の間、そういう風にコーディングから離れる時間が長くて、コードのある一行に//を付けていたことを忘れ、なぜ歪まない?としばらく悩みました。変数の引渡しはとても重要。

小学校臨時休業時の桜
2020年3月末

職歴;

2022年4月~ 鹿児島工業高等専門学校 機械工学科 准教授

       東京都市大学総合研究所 客員准教授

2021年4月~ 兵庫県立大学大学院情報科学研究科(旧・シミュレーション学研究科)客員准教授
SPH法によるメソスケールの弾塑性固体のtribology(摩擦)計算. 粗視化シミュレーション.

2016年10月~2021年3月 兵庫県立大学大学院シミュレーション学研究科 客員研究員.

2016年10月~2021年3月 東京都市大学工学部(2020~理工学部)機械工学科 特別研究員.SPH法によるメソスケールの弾塑性固体のtribology(摩擦)計算. 粗視化シミュレーション.

2013年4月~2016年9月 株)計算力学研究室 研究員.および産育休

2012年4月~2013年3月 神戸大学連携創造本部 産学連携コーディネーター. ひょうご神戸産学学官アライアンス担当。兵庫県下の大学、産業界の連携による、大学シーズの事業化コーディネート(主に物理、工学分野担当予定)

2009年7月~2012年3月 神戸大学大学院海事科学研究科 学術推進研究員.

2008年10月~2009年9月横浜国立大学 工学部 非常勤講師(計算物理学実習、相対論担当)

2005年4月~9月 横浜国立大学大学院工学府 非常勤職員. 旧;ザ・インクテック株式会社との共同研究開始. MC法にて高分子溶液の相分離、粘弾性評価. (2005年10月~2008年12月、博士課程学生として研究継続.)

2002年10月~2005年3月 東京大学先端科学技術研究センター特別研究員. 航空機開発史研究.

2002年4月~2004年10月 横浜国立大学工学部 非常勤講師(物理学実験担当).

小学校臨時休業時の休日散歩2020年3月末

学歴;

2008年 横浜国立大学大学院工学府物理情報工学専攻物理工学コ―ス 博士後期課程修了 博士(工学)

2005年 横浜国立大学大学院工学府物理情報工学専攻物理工学コース 博士後期課程 入学

2000年 東京大学大学院理学系研究科化学専攻 博士前期課程 修了 理学修士

1997年 東京大学大学院理学系研究科化学専攻 博士前期課程 入学

1997年 横浜国立大学教育学部基礎理学課程物質科学コース卒業 教養学士

1993年 横浜国立大学教育学部基礎理学課程物質科学コース入学

1993年 北海道大学理科Ⅱ類 中途退学

1991年 北海道大学理科Ⅱ類 入学

1991年 神奈川県立柏陽高等学校 卒業

学会参加


2024年 トライボロジー会議春東京(5月)秋名護(10月), MMM2024(予定), 物理学会(予定)

2023年 トライボロジー会議春東京(5月),ITC Fukuoka 2023(9月)

2022年8月、9月、久々に学会オンサイト参加しました。
名古屋・名大豊田講堂にてMIPE2022,東京神保町での研修を挟んで札幌・北大にて高分子討論会。
座長職で否応なしにデータ科学を予習し、講演聴講で勉強させてもらいました。やっぱり時代は変わるんだなあ。いやはや、アイデアが浮かぶのと、お知り合いが増えるので、オンサイトの(ちょっと密過ぎましたが..)楽しさを再確認しました。
                   2022.9.14 奈都子
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid02yyPDXcbh85Z3aFPtrxQBAwt33sDjC6XPXemq8eunD33hvGyeFmLNBYd41NapVneUl&id=100003781953815


業績概要;

1. 学術論文

       審査ありの学会等の報文(日本語)  1件 (0件)

       審査ありの学会等の報文 (外国語)  9件 (4件)

2. 研究発表

        研究発表(日本語,予稿有)  23件 (12件)

        研究発表(外国語,予稿有)         4件(3件)

3. その他 (ポスター発表)        10件(2件)

4.  受 賞                  2件(0件)

               ( )内は最近5年間

論文;
Natsuko.Sugimrua, Kaoru Ohno, "A Monte Carlo simulation of water + oil + ABA triblock copolymer ternary system I. Patterns in thermal equilibrium", AIP Advances (2021) accepted/Scilight


Natsuko Sugimura, Kaoru Ohno, "A Monte Carlo simulation of water + oil + ABA triblock copolymer ternary system II. Rheology under shear flow field by Monte Carlo Brownian Dynamics method", Chemical Physics Letters (2021) https://doi.org/10.1016/j.cplett.2021.138382


Naoki Yashiro, Kouya Oohira, Natsuko Sugimura, Hitoshi Washizu, "Improvement of discrete element simulation accuracy of steel powder filling behavior by optimization of contact and friction parameters", Tribology Online, 16, 1, 16-23 (2021)


Le Van Sang, Natsuko Sugimura, Hitoshi Washizu, "Influence of the alumina ceramic coating on friction and stability of the iron contacts", Journal of Tribology, 143(3):031402(2021) (published online in 2020)


Le Van Sang, Akihiko Yano, Ai Osaka, Natsuko Sugimura, Hitoshi Washizu, "Adaptive smoothed particle hydrodynamics for study of friction of silica at micronscale", Tribology Online, 15, 4, 259-264 (2020)


Le Van Sang, Akihiko Yano, Ai Isohashi, Natsuko Sugimura, Hitoshi Washizu, "Friction and friction heat of micronscale iron", Journal of Tribology,142(9):091702(2020)


Le Van Sang, Akihiko Yano, Ai Isohashi, Natsuko Sugimura, Hitoshi Washizu, "Smoothed particle hydrodynamics study of friction of the coarse-grained α-Al2O3/α-Al2O3 and α-Fe2O3/α-Fe2O3 contacts in behavior of the spring interfacial potential", Tribology International, 135, pp296-304 (2019)


Le Van Sang, A. Yano, Shuji Fujii, Natsuko Sugimura, Hitoshi Washizu, "Coarse-grained model for spring friction study of micron-scale iron by smoothed particle hydrodynamics", Europhysics Letters,122:26004 (2018)


*Le Van Sang, Akihiko Yano, Ai Isohashi, Natsuko Sugimura, Hitoshi Washizu"Smoothed particle hydrodynamics study of friction of the coarse-grained alpha-Al2O3/alpha-Al2O3 and alpha-Fe2O3/alpha-Fe2O3 contacts in behavior of the spring" TRIBOLOGY INTERNATIONAL 135 (2019)296 - 304

*Van Sang Le, Yano Akihiko, Fujii Shuji, Sugimura Natsuko, Washizu Hitoshi"Coarse-grained model for spring friction study of micron-scale iron by smoothed particle hydrodynamics" EPL 122(2) (2018)

*中川奈都子, 三村治夫, 塩谷茂明, 高橋桂子"船舶排ガスによる大気汚染動態の解析のための大規模計算機シミュレーションの検討(<特集>輸送の三原則を統合した国際海上輸送創出の研究) "日本航海学会誌 175 (2010)84 - 91

*Satoru Masatsuji, Natsuko Nakagawa, Kaoru Ohno"Linear and Nonlinear Elastic Behaviors of Star Polymers"MACROMOLECULES 42(8) (2009)3170 - 3178

*Satoru Masatsuji, Natsuko Nakagawa, Kaoru Ohno"Crossover between linear and nonlinear elastic behaviors in random and self-avoiding walks" MACROMOLECULES 41(11) (2008)4037 - 4041

*Natsuko Nakagawa and Kaoru Ohno "Monte Carlo Simulation for Ternary System of Water/Oil/ABA Triblock Copolymers"AIP Conference Proceedings 982(2008)497-500
https://aip.scitation.org/doi/pdf/10.1063/1.2897844  

*Natsuko Nakagawa, Shuji Maeda, Soh Ishii, Kaoru Ohno,
"A Monte Carlo Simulation of the Formation of Micelles in a Ternary System of Water, Oil and Amphiphilic Polymers "MATERIALS TRANSACTIONS ,
Volume 48 (2007) Issue 4,653-657
https://www.jstage.jst.go.jp/article/matertrans/48/4/48_N-MRA2007814/_article 

学会発表;(登壇分)
[国内学会]

(1)杉村奈都子,Le Van Sang,三原雄司,鷲津仁志; SPH法に基づく境界潤滑摩擦の反応モデルについて,名古屋(オンライン),日本物理学会第76回年次大会,2021年3月

(2)杉村奈都子,Le Van Sang,三原雄司,鷲津仁志; 弾塑性体アスペリティ摺動摩擦のメソスケールSPHシミュレーション,別府(オンライン),トライボロジー会議2020秋別府,2020年11月

(3)杉村奈都子,Le Van Sang,三原雄司,鷲津仁志; 境界潤滑摩擦に関するSPH法に基づく粗視化シミュレーションモデル開発,名古屋(オンライン),日本機械学会2020年度年次大会,2020年9月

(4) 杉村奈都子,Le Van Sang,三原雄司,鷲津仁志;金属アスペリティ摩擦のメソスケール機構解明に関するSPHシミュレーション,名古屋,日本物理学会第75回年次大会,2020年3月

(5) 杉村奈都子,Le Van Sang,三原雄司,鷲津仁志;摩耗、発熱、塑性を考慮したせん断摩擦に関するSPHシミュレーション,分子シミュレーション討論会,名古屋,2020年12月

(6) 杉村奈都子,Le Van Sang,三原雄司,鷲津仁志; Disk-like SPH 法を用いた弾塑性体の摩擦界面に関する研究,日本機械学会2019年度年次大会,秋田,2019年9月

(7) 杉村奈都子,Le Van Sang,三原雄司,鷲津仁志; 剪断摩擦界面のSPH粗視化シミュレーション,トライボロジー会議2019春東京,2019年5月

(8) 杉村奈都子;MBDC法による水‐油‐両親媒性高分子溶液のレオロジー評価シミュレーション,トライボロジー会議2019春東京,2019年5月

(9) 杉村奈都子,Le Van Sang,三原雄司,鷲津仁志; ASPHによる界面計算モデルの開発,日本物理学会74回年次大会(2019) 福岡,2019年3月 

(10) 杉村奈都子,Le Van Sang,三原雄司,鷲津仁志; SPH法によるメソスケール弾塑性体摩擦シミュレーションモデルの構築,トライボロジー会議2018秋伊勢,2018年11月

(11) 杉村奈都子,Le Van Sang,三原雄司,鷲津仁志; 弾塑性体のメソスケール摩擦摩耗SPHシミュレーション, 日本物理学会2018年秋季大会(物性)京都, 2018年9月

(12) 杉村奈都子,Le Van Sang,三原雄司,鷲津仁志; 弾塑性を考慮した摩擦摩耗のメソスケールSPHシミュレーション,日本物理学会第73回年次大会(2018) 千葉, 2018年3月

(13) 杉村奈都子; Lagrangeモデルでのソフトマター計算-MC法からSPH法まで-,第7回兵庫県立大学計算科学連携セミナー~非平衡現象のダイナミクス~, 2018年3月

(14) 杉村奈都子,Le Van Sang,三原雄司,鷲津仁志; 塑性変形と摩耗を含む粗視化粒子SPHシミュレーション,トライボロジー会議2017秋 高松, 2017年11月

(15) 杉村奈都子,Le Van Sang,三原雄司,鷲津仁志; FDPSフレームワークを用いた界面摩擦現象のメソスケールSPHシミュレーション, 日本機械学会2017年度年次大会, 2017年9月 

(16) 中川奈都子, 大野かおる;水/油/ABAブロックコポリマー3成分系のパターンとshear粘度に関するMCシミュレーション, 高分子基礎研究会2008, 2009年1月

(17) 中川奈都子, 中村光一, 政辻悟, 大野かおる; 水/油/ABAブロックコポリマー系のパターン形成とその特性(MCシミュレーション), 日本物理学会2008年秋季大会, 21pWE-8, 2008年9月, 日本物理学会講演概要集, 63(2-2), p318 

(18) 中川奈都子, 政辻悟, 大野かおる, 中村光一; 壁に閉じ込められた水 / 油 / ABAブロックコポリマー系のパターンに関する考察(MCシミュレーション), 日本物理学会第63回年次大会, 26aYC-14, 2008年3月,日本物理学会講演概要集, 63(1-2), p390

(19) 中川奈都子, 政辻悟, 大野かおる; 油/水/ABA ブロックコポリマー3 成分系のモンテカルロシミュレーション, 日本物理学会2007年秋季大会, 24aRK-1, 2007年9月, 日本物理学会講演概要集, 62(2-2), p384

(20) 中川奈都子, 大野かおる; メトロポリスMC法を用いた、油/水/両媒性ポリマー3成分系のshear下ダイナミクスシミュレーション, 第56回高分子学会年次大会, 2E24, 2007年5月, 高分子学会予稿集第56回高分子学会年次大会

(21) 中川奈都子, 大野かおる; 水/油/両親媒性ポリマー3成分系の、shear場中のパターンおよびダイナミクスに関するモンテカルロシミュレーション, 日本物理学会第62回年次大会, 19pRE-12, 2007年3月, 日本物理学会講演概要集, 62(1-2), p340 

(22) 中川奈都子, 大野かおる; モンテカルロシミュレーションによる、油/ 水 / 両親媒性ポリマー3成分系のパターンとダイナミクス, 高分子基礎研究会2007, 2006年12月

(23) 中川奈都子, 大野かおる;モンテカルロシミュレーションによる、水・油・両親媒性ポリマー3成分系の相パターン解析~パターンとダイナミクス~, 2006年度高分子ナノテクノロジー研究会・高分子計算機科学研究会合同討論会, 2006年12月

(24) 中川奈都子, 石井聡, 大野かおる; モンテカルロシミュレーションによる、水・油・両親媒性ポリマー3成分系の相パターン解析, 日本物理学会2006年秋季大会,25pWG-8,2006年9月,日本物理学会講演概要集,61(2-2),p279

(25) 中川奈都子, 前田修二, 石井聡, 大野かおる; 3成分系下の高分子ミセル形成に関するモンテカルロシミュレーション, 日本物理学会第61回年次大会, 27aRH-6, 2006年3月, 日本物理学会講演概要集, 61(1-2), p344

(26) 中川奈都子, 前田修二, 石井聡, 大野かおる;  水・油・両親媒性高分子3成分系における、ミセル形成のモンテカルロシミュレーション, 高分子基礎研究会2006, 2006年1月





学会発表;(登壇分)

[国際学会]

(1) Natsuko N SUGIMURA, Le Van Sang, Yuji MIHARA, H. WASHIZU; Development of the simulation model about dry asperity friction and wear by SPH method with disk-like particles, ITC Sendai 2019,Sendai,2019/9

(2) Natsuko N SUGIMURA, Le Van Sang, Yuji MIHARA, H. WASHIZU; Meso-scale SPH simulation for friction and wear between elastic-plastic solids with asperities, MMM2018, Osaka,2018/11

(3) Natsuko N SUGIMURA, Le Van Sang, Yuji MIHARA, H. WASHIZU; Meso-scale SPH simulation including plasticity and wear, ASIATRIB2018, Malaysia(Kuching),2018/9

(4) Natsuko NAKAGAWA, Satoru MASATSUJI, Kaoru OHNO; Monte Carlo Simulation for Ternary System of Oil/Water/ABA Triblock Copolymer under Shear Flow, 5th International Workshop on Complex Systems(IWCS2007), 2007/9


学会発表;
[ポスター・国内学会]
(1) 杉村奈都子,LeVanSang,鷲津仁志,表面粗さや異物を含むメソスケールの摩擦摩耗解析モデルの提案, 関西潤滑懇談会7月例会第5回ポスター発表, 京都,2019年7月

(2) 杉村奈都子,LeVanSang,三原雄司,鷲津仁志;SPHによる弾塑性体摩耗シミュレーション”,2018年7月,関西潤滑懇談会7月例会第4回ポスター発表,大阪,2018年7月

(3) 中川奈都子,大野かおる;平行平板に閉じ込められた水/油/ブロックコポリマー3成分系のパターンに関するMCシミュレーション,第57回高分子学会年次大会, 2008年5月, 高分子学会予稿集第57回高分子学会年次大会

(4) 中川奈都子, 石井聡, 大野かおる; モンテカルロシミュレーションによる、水・油・両親媒性ポリマー3成分系の相パターン解析, 第55回高分子討論会,2006年9月,高分子学会予稿集第55回高分子討論会

(5) 中川奈都子,大野かおる; 水・油・両親媒性高分子の3成分系における、ミセル形成のモンテカルロシミュレーション, 第55回高分子学会年次大会, 2006年5月, 高分子学会予稿集第55回高分子学会年次大会


学会発表;
[ポスター・国際学会]
(1) Natsuko NAKAGAWA, Kaoru OHNO; Volume-fraction dependence of patterns and shear viscosity in a water/oil/ABA block copolymer system: A Monte Carlo simulation, The Third Annual Meeting of ACCMS-VO, 2009/2

(2) Natsuko NAKAGAWA, Kaoru OHNO; Volume-fraction dependence of patterns and confining effect introducing layered patterns in a water/oil/ABA block copolymer system: A Monte Carlo simulation, 1st International Symposium on Advanced Synthesis and Processing Technology for Materials(ASPT08), 2008/11 

(3) Natsuko NAKAGAWA, Kaoru OHNO; Volume-fraction dependence of patterns of Water/Oil/ABA triblock copolymers in confined system, The Second General Meeting of ACCMS-VO,2008/1

(4) Natsuko Nakagawa, Kohich Nakamura, Satoru Masatsuji, Kaoru OhnO; Monte Carlo Simulation in Ternary Water/Oil/Amphiphilic Blockcopolymers Systems, The 10th Pacific Polymer Conference (PPC 10),5P2G2-157a,2007/12, p437

(5) Natsuko NAKAGAWA, Kaoru OHNO; MONTE CARLO SIMULATION TO ANALYZE CONFIGURATION PATTERNS OF A TERNARY SYSTEM OF WATER, OIL AND AMPHIPHILIC POLYMERS, First Working Group Meeting On Clusters and Naonomaterials of Asia Consortium for Computational Materials Science(ACCMS),2006/9


教育実績;

(1)横浜国立大学, 教育人間科学部等, 1,2年生対象

  講義名:物理学基礎実験

  時期及び職名:2001年4月- 2003年3月, 非常勤講師

(2)横浜国立大学, 工学部知能物理工学科, 1年生対象

        講義名:C原語プログラミング実習

  期及び職名:2008年10月- 2009年3月、非常勤講師

(3)横浜国立大学, 工学部電子情報工学科, 2年生対象

     講義名:特殊相対論

  時期及び職名:2009年4月- 9月、非常勤講師

(4)東京都市大学, 工学研究科, 4年生および院生

  講義名:計算科学特論 

  時期及び職名:2009年11月,2019年1月,2020年1月 特別講師 

 

受 賞;

(1)横浜国立大学大学院工学府優秀学生表彰 受賞, 2009年3月

(2)Excellent Presentation Award 受賞, 1st International Symposium on Advanced Synthesis and

Processing Technology for Materials(ASPT08),2008年11月


/外部資金獲得/

2023年度 基盤研究(C)
課題番号:23K03652
研究機関:2023年度~2026年度
研究科題名:SPH法と機械学習を用いたメソスケール焼付きシミュレーションモデルの構築
区分:研究代表者
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-23K03652

2020年度 基盤研究(C)
課題番号:20K04245 
研究機関:2020年度~2022年度
研究課題名:境界潤滑摩擦の摩耗発熱焼き付き機構解明を目指したメソスケール計算モデルの開発
区分:研究代表者


2022年度 基盤研究(A)
課題番号: 22H00188
研究機関:2022年度~2026年度
研究課題名:表面多層膜結晶構造解析に基づいた境界潤滑膜生成および破壊機構の解明
区分:研究分担者