公演は終了しました。たくさんのご声援をありがとうございました。
2024/10/19(土)・20(日)
Наташа・Плешков 番外公演
近代能楽集より
班 女
上演時間:約50分
作 三島 由紀夫 演出 高江 智陽
出演 蒼井 彩乃 安孫子 理恵 青木 顕太
於:せんだい演劇工房10BOX-box1
助成 公益財団法人仙台市市民文化事業団
上演時間:約50分
作 三島 由紀夫 演出 高江 智陽
出演 蒼井 彩乃 安孫子 理恵 青木 顕太
於:せんだい演劇工房10BOX-box1
助成 公益財団法人仙台市市民文化事業団
また会う印にと扇を交換し、男を待ち続ける花子。
画家の実子は旅先の料亭で、男を待ち続けた末に狂女となった花子の美しさに心惹かれ、その場で花子を落籍せて自宅へ連れ帰る。
実子は美しさの象徴である花子を手放すまいと世間を憚って暮らすようになるが、花子は駅のベンチで毎日男を待ち続け、その美しさからその姿が新聞記事となり、花子の存在は広く世間に知れ渡るようになってしまう。
いつか男が花子を取り戻しに来るのではないかと気が気ではない実子だったが、そこへ新聞を読んで在所を知った吉雄が3年ぶりに花子を迎えにやってくる。
花子は眼の前に現れた吉雄に、「違うわ、あなたはそうじゃない。」 と言い放ち、追い返してしまう。
「待つ」ことに純化して宝石のようになった花子はまた「吉雄」を永遠に待ち続ける。
近代能楽集の中でも情念の純度が高い作品。
演出はもちろん、俳優の力量が問われる作品です。
特に公演の予定もなく「上手くなりたい」その一心で集まって「班女」の稽古をしておりましたが、稽古場の熱量の高さに、上演しようとの運びになりました。
売れるか売れないかの世界の中で、純粋に技芸の向上を目指した俳優たちの体当たりの演技を観て、何かを感じて頂けたら幸いです。
通常稽古からの延長で、狙ってキャスティングをしていない事、その状態からどこまで作品にアプローチ出来るのか挑戦の意味もある事、単独公演での上演時間の短さなどの理由から「番外公演」とさせて頂きました。
皆様の暖かく厳しい目に晒される事で、初めて光を帯びる原石です。是非見届けて下さい。
カルテット・オンライン
QRコード
会場:せんだい演劇工房10BOX-box1
〒984-0015 宮城県仙台市若林区卸町2-12-13
TEL:022-782-7510
■地下鉄東西線をご利用の場合
卸町駅 下車、「北1」出口より徒歩約13分
*仙台駅からの乗車時間 約9分
■市営バスをご利用の場合
仙台駅前5番バスのりばより(所要時間約15分)
●卸町二丁目経由 志波町・霞の目営業所 行
→「卸町二丁目」下車、徒歩約8分
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<ナターシャ・プレシコフとは>
仙台で活動している劇団です。
映像、ライブ、ダンス等、表現者の居場所になるように色々な世界と接触し、
演者たちに外からのスポットライトが当たるように制作していく事を目標に発足しました。
芸術は人が人である為に欠かせない要素です。
そして、その芸術は、多くの人の目に触れることで磨かれていきます。
クオリティーの高い表現をたくさんの世界へ発信出来るように、
積極的に社会に繋がって、
開かれた芸術を開花させる為に走り続けます。
私達の活動にご賛同頂ければ幸いです。
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