南国沖縄食べ歩き

道中記

                          竹富島の水牛車

                        2023年1月、元気溢れる仲間6人で南国沖縄本島、石垣島、西表島、由布島、竹富島を旅した。
                          疲れを知らない70~80代の恐るべき老人パワー集団。飲んで食べて、また食べて、とにかく元気な珍道中記。

【出発進行】・・・

出発進行と行きたいが、札幌は数日記録的な大雪で交通機関が軒並み不通。

  連日、記録的大雪に見舞われる

【天気】

   道路は1m以上の壁

JRやバスは止め、ジャンボタクシーに変更し千歳へ

2023123日発表

気象庁「大雪、短期間で急激に」 24日から10年に1度の寒さ予想

この冬一番の寒気が日本の上空に流れ込む影響で、24日から26日にかけて日本海側を中心に大雪となり、太平洋側の平地でも大雪が降って雪が積もるところがある見込み。気温も全国的にかなり低く、10年に1度の寒さが予想されている

 予想される24時間降雪量(25日午後6時まで、多いところ)

北陸 7090センチ

東北、関東甲信、近畿、中国 6080センチ

東海 4060センチ

北海道 3050センチ

四国、九州北部 2040センチ

九州南部 1020センチ

北海道 NEWS WEB札幌放送局 トップ

悪天候で交通機関に影響 JR・航空便・道北の都市間バスなど 0124日 1802

 

【JR(24日午後7時半現在)】

道内のJRは降雪や低温の影響で、24日、あわせて98本の列車が運休となりました。

JR北海道は、25日も札幌と旭川方面を結ぶ特急や新千歳空港と札幌方面を結ぶ「快速エアポート」などあわせて193本の運休を決めました。

【千歳で前泊】

  JRイン千歳は格安でOK

 大浴場で汗を流しビールで乾杯

    朝食は4つから選ぶ

【出発!】

行程

1日目 千歳にて前泊           1泊
2日目 新千歳~羽田経由~石垣空港    2泊
3日目 石垣島市街観光          3泊
4日目 石垣島市内一周観光        4泊
5日目 西表島、由布島、竹富島観光    5泊
6日目 沖縄・那覇 国際通り周辺観光   6泊
7日目 沖縄本島一周観光         7泊
8日目 那覇空港~羽田経由~新千歳

【搭乗手続きとアプリ】

搭乗手続きは機械でせよと言うが・・・

その機械がスムーズに動かない

 機中でスマホ操作のご夫婦、熱心。

飛行場の搭乗手続き

 予約番号と確認番号を入力せよとあるが、全てがスムーズに動かない場合がある、待機中の担当者を呼んでも動かないことがある。そんな機械を高齢者が対応できるわけがない、困る!!

高齢者が困る最近の言葉と機械

 スマホ、アプリ、アイコン、アカウント、アンドロイド、インストール、マッチングアプリ・・・

 ここはニッポン、アメリカや中国ではない。ましてや最近流行のロシアでもない。なぜカタカナが多いのか。
 日本人ならば日本語を使いたまえ。日本語を忘れたわけではないだろうが。

【石垣島到着】

石垣空港は市内から離れた海の側、戦争で不発弾が多数あるので辺鄙な所にしか作られなかった。

人口4万8700人。 

「石垣」の由来には諸説あるが、牧場の垣根のことをその昔「しがき」と呼び、それが「続日本紀」で「信覚」と表記され、その後「石垣」に転じたとする説が有力

ぱいぬしま」と読む。”ぱい”とは八重山の言葉で”南”を意味し”みなみのしま”という意味

アートホテル石垣島に4連泊

元は「ホテル日航八重山」だが、現在は 株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメント の管理で100か所のホテルを運営。

国の「全国旅行支援」対策とは言いながら、スマホを使いこなせない高齢者には「アプリ」で使用!
アプリってなんだ? 困る。

「全国旅行支援」の割引クーポン

クーポンとは、フランス語で「切り離す」という意味の単語

他に身分証明書原本必要。

なんでここでフランス語が出てくるのだ、ここは日本じゃないか。

 ったく、国民皆が外国語を話せないのにカタカナ言葉ばかり話したがる連中ばかりだ。

   朝食 海ブドウもたっぷり

  さすが一流ホテル、内容が濃い

  本場、ゴーヤチャンプルもあり

       郷土料理コーナー

   地下水を汲み上げた大浴場は人気、サウナ併設

【石垣島市内観光】

         【ユーグレナモール】

      入口

   今はシーズンオフ

  目指すはレストラン

  観光客はチラホラ

    焼き物が人気

    1個数千円

            【泡盛だ~】

沖縄には47の泡盛メーカー
  がある。

知りえている名前は 蔵、瑞泉、八重泉、千年の響、久米仙、そして請福。

 請福は石垣島で二番目の規模で、50年以上の歴史であるという。昔の作り方が上の写真に展示されている。工場内は甘い匂いで充満している。

 昔はサトウキビを原料として作っていたので、匂いも味も不味く東京では評判が悪かったが、現在はタイ米を使用しており、タイ米が安いのと味が良いので好評であるらしい。

 昔、20年物を試飲させていただいたが、まろやかで非常に美味しいが40度もあり酔いが回ってきた。一方の10年物は辛口でいかにも青臭い?酒も人も同じ事かと再確信。

            【石垣島の夜・居酒屋めぐり 】

  石垣島1日目、 人気店のあだん亭

    座敷は今日も満員

     泡盛がいっぱい

    絶品!山羊の刺身

   ご存じ、グルクンの空揚げ

   本場、ゴーヤチャンプル

    石垣島2日目は「武」

   海ブドウがこれまた旨い

     何だっけ?

  石垣島3日目は 琉華で焼肉

   高級店、高そう!

【石垣島 島内一周観光】

権現堂・桃林寺 臨済宗妙心寺派の寺院)
唐 人 の 墓 (中国人苦力の慰霊のために建立)
川 平 公 園 
ポーザーおばさんの食卓(昼食)
米原のヤシ原生林
玉取崎展望台(ハイビスカスの花が咲き誇る、石垣島屈指の景勝地)
玉取崎展望台(ハイビスカスの花が咲き誇る、石垣島屈指の景勝地) 

      桃林寺 

   唐人の墓

     川平公園

   ポーザーおばさんの食卓 

    ハンバーグでした

    米原のヤシ原生林 

    玉取崎展望台 

     宮良川のヒルギ林 

【西表島観光】

   仲間川遊覧ボートと由布島をめぐる

石垣島ドリーム観光のツアーで出発

    桟橋を渡り遊覧船へ

石垣島の離島ターミナルから出発

       桟橋

スーパードリーム号は定員195名

     広い船内で快適

        【仲間川マングローブクルーズ】

   多数の船が行きかう

 岸辺の樹林まで近づいて見せる

    島内はバスで移動

マングローブとはある植物の固有名称ではなく、熱帯や亜熱帯で海の干満により水位の変化を繰り返す潮間帯という特殊な環境に生育する植物の総称。沖縄では「漂木(ひるぎ)」「ヒルギ」と呼ばれている。

仲間川では、板状の根で有名な日本最大の「サキシマスオウノキ」、西表島では東部にしか生育していない「マヤプシキ」をはじめとした珍しい植物が多数観察できる。サキシマスオウノキは次世代への財産として残すべき樹木として「森の巨人たち百選」に選定されている。

サキシマスオウノキは樹齢400年、高さ20m。根っこが屏風の様

     カヌー体験もできる

ヤマネコ注意の道路標識、島内は40キロ制限

    夜に会うとこんな感じ

  イリオモテヤマネコのはく製

        【水牛車に揺られて由布島へ

   ガイドと水牛に揺られて

ガイドは三線で沖縄民謡を聞かせる

    たくましいお尻

    海の上を快適に

    可愛い目をした水牛

     海水が多い時もある

由布島

 由布島は、かつて竹富島や黒島から人々が移り住んでおり、多くの人々で賑わっていた。しかし、1996年の巨大台風により由布島は壊滅的な被害を受けてしまい、多くの死傷者を出した。生存された方の多くは西表島へと移り住んで行った。

 島の人々が減少していく中でも西表正治おじい夫婦は島に残って、再び島に人々が戻ってくることを願い、亜熱帯の植物を植え続けたそう。今では16人ほどの「頑固者」が島内に残っていると、水牛車の観光案内人が面白おかしく紹介。

 

   由布島水牛の家系図

    始祖大五郎の立派な角

       島内の看板

    水牛達の憩いの池

      かっての学校跡

   多くの植物で自然植物園

    由布島の幕の内弁当、沖縄料理が沢山

    ひときわ目立つ花一輪

      アサギマダラ

マーキング調査で捕獲場所・年月日・連絡先を記入 

旅をするアサギマダラ(蝶) 

 アサギマダラは長距離を移動することで有名な蝶である。


 日本全土から朝鮮半島、中国、台湾、ヒマラヤ山脈まで広く分布するそうだ。アサギマダラの成虫は長年のマーキング調査で、秋に日本本土から南西諸島・台湾への渡り個体が多く発見され、または少数だが初夏から夏にその逆のコースで北上している個体が発見されていると言う。

 1日あたり200 km以上の速さで移動したり、和歌山県から放たれたマーキングしたアサギマダラが、83日後の1231日に約2,500 km離れた香港で捕獲された例もあるという。

 奥尻島では、1800km離れた鹿児島から飛来したアサギマダラも発見されているそうだ。

     【限界集落ではなく、観光集落の「竹富島」】

                       優雅な竹富島で癒しの時を過ごす

                                                                                                                    水牛が一番よく映っていますね~

     ガジュマルの大木

    竹富中学校の庭は花で綺麗

竹富町

1945年(昭和20年)の終戦後、台湾や戦地からの引揚者が帰島し、現在では364人。移住ブーム等の影響もあり、徐々に人口増加中。

 

各集落の入り口には、ガジュマルの大木の周囲に石垣を積んだ「スンマシャー」と呼ばれる広場が設けられている。風水思想に基づくもので、外からやってくる魔物や病害を避けるため、スンマシャーによって道を曲げたりY字路にしたりしている。また、生活の場とその外側の境界としての役割もある。

竹富島憲章と赤瓦

・新しく家を建てる場合は必ず許可を得た上で、平屋の赤瓦の家(カーラヤー)を建てなければならない。ただし、赤瓦を葺く場合は補助金が支給される。

・窓ガラス等は見えにくいようにすだれなどで隠す。

・建物の外に看板などを露出させることは原則禁止。

・大規模リゾート開発を目的とした土地買収には応じない。

・珊瑚を砕いた白砂の道は、住民の毎朝の掃除によって美しい状態に維持されている。また白砂はアスファルトと違い、雨や台風が来るたびに、少しずつ海に流れていってしまう。そのため、住民は砂浜で白砂を集めてきて、定期的に道を補修している。

   1年中花々に覆われる

   ブーゲンビリアが真っ盛り

   花なのか葉っぱなのか

沖縄県の家の工夫

 沖縄は1年に平均7回台風に襲われ、大きな被害が出る。そこでサンゴで出来た塀を作る。これは隙間が多く、風が通り抜けるため、強風でも崩れない。
 赤い瓦の屋根は、沖縄でとれる赤土を焼いた丈夫なもの、低い屋根を作る作ることで、石垣を超えた強い風が屋根をつたい、上へ抜けていく。
 家の周りの「ふくぎ」という木は防風林の役目をしている。

環境問題で物議を起こした「星のや竹富島」

竹富町の特徴

  温暖な気候である。

  地域コミュニティが濃密である。

  年長者を敬う島民性である。

  薬草が豊富に自生しており、食べ方を熟知している。

  粗食や勤勉を貴ぶ習慣がある。

  などから「長寿の島」としても知られている。

沖縄本島】                           【国際通り】

那覇市県庁北口交差点(パレットくもじ前交差点)から安里三叉路までの約1.6kmの通り。沖縄県で最も賑やかな通りであり那覇最大の繁華街である。 

 戦後の焼け野原から目覚しい発展を遂げたこと、長さがほぼ1マイル(1.6キロ)であることから、奇跡の1マイルとも呼ばれている

しかし昨今は、アメリカン・ビレッジに人気が集まり観光の王座を譲っているようだ。

               【牧志公設市場

第一牧志公設市場は、戦後間もない頃の自然発生的な闇市に端を発し、1950年(昭和25年)に開設。那覇の大市場として、マチグヮー(那覇市中心商店街)のシンボルであり、市民・県民の台所として地域に愛されてきた。

 近年は、沖縄の食文化を継承する拠点施設として国内外の観光客からも人気を集める、県内屈指の観光スポットである。 

    2階には多数の飲食店 

     持ち上げ 

     2階で昼食 

 市場の魅力を体感

 市場の魅力は、なんといっても「人情」。買い物客がシーブン(おまけ)交渉したり、売り手が感謝の気持ちでシーブン(おまけ)したりと、会話を楽しみながら気さくに取引きできる相対売りがオモシロイ。

 また、1階店舗で好きな食材を購入して、2階食堂で調理してもらうことができる「持ち上げ」も注目を集めるユニークなシステム。自分で選んだ食材で調理してもらう沖縄郷土料理のおいしさは格別である! 

     ランチ・タイム

     グルクン

               【お菓子御殿】

御菓子御殿は、沖縄県中頭郡読谷村に本社を置き、菓子の製造販売及びレストラン事業を行っているグループである。「御菓子御殿」は運営する施設の名称でもある。2015年2月11日までの社名はお菓子のポルシェであった。  

県内有数の菓子製造会社であり、同社の販売額の3分の1を占める主力商品である「紅いもタルト」は、年間販売数が1000万個を超え、沖縄土産としても定着している。  

【ライブ付き居酒屋】

国際通りに面する有名店「居酒屋ライブちぬまん」

    1F,2F,3Fが客席の店内

  今日も沖縄料理、食べまくる

   このスタッフはネパール人

                 連日連夜飲み食い、とどまることがない。今日は一番乗り

   毎夜ライブが行われる

      本日のライブ奏者は2名、唄は聞いたことがない

       午後7時、満員でした

        眠くなってきました

【沖縄1日一周観光

1日貸し切りのジャンボ・タクシーで8時間、効率的に回り、しかも旨いものを食べる

古宇利島

    昨今評判の観光スポット

人口346人の小さな島に観光客が押し寄せる

ハートロックと呼ばれる岩が人気

【沖縄美ら海水族館】

               水族館前にて

前方が水族館、ドバイに次ぐ世界第二位の規模

     とにかく広い

       12mのジンベエザメ

           ゆうゆうと泳いでいた

ジンベエザメ
   成長すると10〜12mになる魚類の中の最大種。 模様が夏着の甚平に似ていることからジンベエと名付けられたとされている。大きな身体をしているが、動物プランクトン等の小さい餌しか食べない大人しい性質のサメで、ダイバーが近づいても逃げようとしない。 

 サンゴの産卵時期には水面に漂う卵を食べたり、時には立ち泳ぎをしながら水面近くの餌を食べることが知られている。当館でも給餌ショーの際には約100Lの海水とともに餌のオキアミを大口を開けて吸い込む豪快な摂餌シーンを見ることができる。 

水族館の前の海にはゴジラ のような岩

   沖縄は1月末に桜が満開

    沖縄らしいマスクの柄

【琉球村】

沖縄各地から約100年前の民家を移築して、昔の琉球の風景を再現。伝統工芸教室で沖縄の文化に触れることができる。 

やちむんの里

やちむんの里

 沖縄各地から約100年前の民家を移築して、昔の琉球の風景を再現。伝統工芸教室で沖縄の文化に触れることができる。
 やちむん」とは、沖縄の言葉で焼物のこと。 ぽってりと厚い形状に力強い絵付けがなされた器や壺は、沖縄の人々の暮らしに深く根付いてい る。

美浜アメリカンビレッジ

美浜アメリカンビレッジとは

 地元っ子御用達!米軍基地の跡地を利用したアメリカンテイストの一大リゾート地。

 巨大な観覧車や、県内の最高層建築物となるホテル「ザ・ビーチタワー沖縄」がひときわ目をひく複合商業施設は、国内外から訪れる観光客でいつも賑わっているシティーリゾート地である。

 
 米軍基地跡を活用して2004年に完成した敷地内には、アメリカの街並みをイメージした店舗が軒を連ね、グルメ、ショッピング、アミューズメントがそろい踏み。道を歩けば大道芸人がパフォーマンスを披露し、店に入ればアメリカンサイズのグルメに大興奮。

 今では国際通りをしのぐ一大観光地である。

【沖縄地方の葬儀事情】

成人となってお墓を立ててようやく一人前と評価される沖縄。墓が大気いので、その値段は200~300万円程度。

      新聞のお悔やみ欄には一族の名前が掲載される

沖縄の本州とは違う、葬儀の習慣

・お通夜は訪ねても挨拶程度で良い

・お通夜では普段着で訪ねて問題ない

・お香典は知人友人なら千円~五千円

・お香典はお通夜でなく、葬儀で渡す

・妊婦や新築中、故人と同じ人は参列しない

・基本的には供花を贈ったらお香典はいらない

【リゾートホテル】

 大和地所が経営するリゾートホテル

      朝食会場

  沖縄料理を中心として豪華内容

【沖縄料理アラカルト】

    グルクンの唐揚げ

     ジーマーミ豆腐

      ソーキそば

     タコライス

    にんじんしりしり

   紅いもタルト(お菓子)

 サーターアンダーギー(御菓子)

    ちんすこう(御菓子)

沖縄そば(左)、ゴーヤーチャンプルー(右)とオリオンビール(右上)

      ティビチ

     海ぶどう

    ゆしどうふ

      島豆腐

      ヤギの刺身

        島らっきょう

【最後の晩餐】

 ホテルの近くの「海ぼうず」は
地元漁師が通う居酒屋

   雰囲気の良い居酒屋

     最初は通し

     黒ビールで乾杯

 やはりオリオンビールでしょ!

                   泡盛も、当然

 刺身が美味い、店の前は海

     何とかトーフ

すっかりフアンになった島ラッキョウ

最後は地元の行きつけの店で乾杯

翌日は「コロナウイルス抗原キット」で検査

  楽しい沖縄の旅8日間は終了。とにかく食べました、沖縄料理を食べつくしました。そして飲みました.
  南国沖縄の皆さん、有難う~。 今度は北国 北海道へお越し下さ~い。また やーさい