エダウミウシ

Kaloplocamus ramosus (Cantraine, 1835)

レア度:よくわからない

形態:体長6㎝くらいまでの中型?のウミウシ。体の地色は淡いオレンジ色だが、体表面にある褐色や赤色の斑点によって、全体には赤や濃い朱色に見える。背面にある「外套膜周縁突起」という付属物が、木の枝のように分枝して見えることが大きな特徴。本種はこの突起を頭部に8本、背面(外套膜周縁)に5対持つ。突起の先端には発光器があり、刺激を与えると光るそう。乾燥してくると突起は引っ込んで、こぶのようになる。

生息域:日本、南アフリカ、オーストラリア東部、地中海と分布はほぼ世界中に渡る。七重浜では(恐らくだが)、突堤脇の岩礁帯でたまに見られる。

生態:コケムシ類を主な餌とする。

その他:

2014年4月 大友
2021年4月 藤本