カワラバト(ドバト)

Columba livia Gmelin, 1789

レア度:いつでも見られる

形態:大きさは30㎝から35㎝ほど。雌雄で羽の色に差はないが、色彩の個体変異は多い。白から黒まで様々な色の個体が存在する。

生息域:日本全国。海岸、市街地までの開けた場所に分布するが、山林などにはあまり入らない。

生態:公園、空き地、駅前などいたるところで食べ物を探している。自然での食べ物は種子や木の実であるが、人から餌をもらうこともある。人との距離感は土地ごとで様々。七重浜では他の野鳥よりはよっぽど近くまで寄っていける。札幌などではかなり図太い。駅前や公園のおじいちゃんおばあちゃんと密接な関係を築いている個体群も少なくない。

その他:ハトです。カワラバトはヨーロッパや中央アジアなどに広く分布する原種。それが家禽化され、さらに野生化したものがドバトと呼ばれることが多い。

2021年8月31日 りった
2021年8月31日 りった
2021年10月3日 藤本白い個体

引用文献:

  1. 水谷高英・叶内拓哉 フィールド図鑑日本の野鳥 文一総合出版

  2. ドバト害防除に関する基礎的研究 山階鳥類研究所