ナガホコムシ

Leitoscoloplos pugettensis (Pettibone, 1957)

レア度:たまに見られる?

形態:体長6~8㎝程度。体は細長いが、ややずんぐりむっくりしている印象。内部の臓器が透けるため、淡いピンク色の体色を呈する。前口葉の先端はよく尖るが、付属の触手などは全く無い。第15剛毛節(剛毛を持つ疣足がある節)から、腹面に赤くて分枝するエラが出現する。

生息域:本州から九州の内湾の砂泥底とされるが、北米にも分布する。

生態:

その他:ホコサキゴカイ目 Orbinida の種は体が「胸部」と「腹部」に分けられる。胸部は体の前部に位置し、短くて幅広く、疣足は側面に持つ。対して腹部は長く、疣足は背面または腹面に寄る。

2021年3月 大友