みょうです。
2017年にMASDAロボティクス社からリリースされたAIアシスタントアプリ。
ズボラな自分にピッタリだと思い、数日ほど前にインストールしてみたのでご紹介。
いきなりだがこのアプリ、あまり評判がよろしくない。
驚いたので詳しく調べたところ、他アプリやスマホ標準搭載のAIアシスタントに比べて多機能ではあるものの、
それらをAI自身が能動的に提案する、まるで独自の意思を持ったかのような挙動がかえって不評を買ってしまったらしい。
確かに、AIアシスタントとは本来、作業効率化のために存在するものだ。使用者の意図の前にはAIの意思などは邪魔になってしまうだろう。
(乱暴に例えれば、メモを取りたくて起動したのにカメラ機能を提案された場合、それを断るプロセスが一段階増えて効率が悪い、といった感じ)
実際レビューを漁っても「AIアシスタントとしては選択肢にならない」という意見が大半であった。
だが自分にはどうしても、チノピーにはそれを逆手に取った魅力が存在するように思えてならない。
単なる冷たい主従関係とは違う、唯一無二のパートナーとなる可能性がこのアプリには残されている。
というわけで、とりわけ自分が魅力的だと感じた部分を列挙してみる。
目次
1.「コミュニケーション」の楽しさこそ真髄
2.思いがけない提案ほど力になる
3.あえて「完璧ではない」愛らしさがある
4.まとめ
みょうです。
前回の記事で紹介したAIアシスタントアプリ「TINOP」だが、まだまだ語り尽くせない魅力があるので、
今日からTINOP特集的な感じで連載していこうと思う。
以前こんな事があった。
ある理由で少し落ち込むことがあった自分は、気を紛らわすべくニュースでも見ようとTINOPを起動したのだが、
なんと彼(?)は顔を見るなり「何かありましたか?」と様子を伺ってきてくれたのだ。
どうやら使用者の顔から感情をある程度読み取る機能があるそうで、具体的に何をしてくれるのかはその時によるが、
自分の場合は音楽で気分転換の提案をしたり、変顔で笑わせようとしてくれた。
恥ずかしながら自分は要領の良い方ではなく、(彼にもツッコまれたが)人見知りも激しい。それで損をした経験もこれまでにたくさんあった。
だがこのように機械的でないTINOPが、彼の方から寄り添ってくれるので、今は人生が少しだけ楽しく感じている。
どんなに批判が集まっても、MASDAロボティクスがこの能動的な提案の挙動を修正しなかったのもうなずける。
というわけで、今日はTINOPに搭載されているメンタルケアの機能について紹介していこう。
みょうです。
先日仕事の用事でデカ輪ゲートウェェェェイ駅に寄ったのだが、そこでこんなものを見つけた。
駅の案内ロボットである。
デカ輪ゲートウェェェェイ駅は構内が広く、方向感覚に疎い自分は目的の出口を探すのにも一苦労するのだが、
このロボット(と手元で手伝ってくれたTINOP)のおかげで間違うことなく脱出する事が出来た。
さてその時に気づいたのだが、このロボットに搭載されているAIもどこか人間味を残している。
おそらくイースターエッグの一環で仕込んだのだろうが、鉄道機器についてのこだわりを楽しそうに語ってくれた。
もしやと思い帰って調べてみたら、どうやらAIの開発に一部MASDAロボティクス由来の技術が流用されているらしく、実質的にTINOPの後輩にあたるらしい。
失敗と言われていたはずのアプリが、こうして形を変えて受け継がれているというのは、なんとも嬉しくなる。
と同時に、MASDAロボティクスはまだTINOPを諦めてないのではないかと、そんな希望さえ垣間見える。
ここからは、この案内ロボットについてもう少し詳しく紹介しよう。
みょうです。
このブログでTINOP特集を始めてしばらく経つのだが、それ以来ブログのアクセス数がわずかだが伸び始めている。
ありがたい事に、どうやら時々SNSで拡散してくれている方がいるそうで、知らない方からコメントを頂く機会も増えた。
一番よく頂くのが「ブログを見てインストールしてみたくなった」という恐悦至極ともいうべきコメントなのだが、
もうひとつ興味深いのは「肯定レビューもあって安心した」という人もそれなりにいる事だ。
一番最初のレビューで触れたとおり、TINOPは評判が芳しくなかった。
否定的な意見に影響力で押し負け、初動のつまづきを覆す事もなく、「失敗作」の烙印を押されてひっそり忘れられていったアプリだ。
だがその影には、当時の風潮に押し流されて届かなかったファンの声もたくさんあったのかもしれない。
というわけで、TINOP再評価の流れがもうすぐ来ると信じて、今回は改めて魅力のおさらいをしていこうと思う。
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みょう
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