データの分散管理によるこころの自由と価値の共創
Events
2024-07-02
Frontiers of Developmental Science(発達科学の最前線)
発表者:橋田PMによる我々のプロジェクト紹介、サウスゲート教授による講演、森口PIによる講演、開一夫
概要:コペンハーゲン大学サウスゲート教授を迎えた国際シンポジウム
2024-03-02
パーソナルデータの保護と社会受容性の両立に向けて
- 消費者行動と法制度の観点から日本と諸外国の個人情報保護制度の背景を紐解き、これからのパーソナルデータの社会受容性を考える-
発表者:戸谷圭子(明治大学)、Patrik Ström、Peter Popovics、Lennart Stenberg(ストックホルム商科大学)、山本龍彦、飯田匡一、佐藤太樹(慶應義塾大学)、眞田貴絵(立命館アジア太平洋大学)
概要:パーソナルデータの利活用が社会に受け入れられるためには、利便性向上と課題解決の両立が求められている。 このワークショップでは、消費者行動と法制度の観点から日本と海外諸国の個人情報保護制度の背景を紐解き、パーソナルデータの社会受容性を高める上で、どのような視点や思考が必要となるのかを一緒に考える。
2024-2-9,10
Dialogue between Privacy Law and AI Technology
発表者:Ryan Calo(ワシントン大学ロースクール教授)、Mary Fan(ワシントン大学ロースクール教授)、Dongsheng Zang (ワシントン大学ロースクール准教授)、Williams bailey(ワシントン大学ロースクール助教)、 飯田匡一(慶應義塾大学大学院法務研究科研究員、弁護士)、佐藤太樹(慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程)
概要:分散管理の法理及び、公表したワーキングペーパー「Comparative Law Research on the Personal Data Protection Law in Various Countries」に関して、複数回のワークショップをワシントン大学(アメリカ・シアトル)ロースクールの研究者と現地で開催する。 プライバシー、個人情報保護、データポータビリティ、AI 規制等本法理に関係するトピックについて、報告を交えて討論を行う。
2023-10-1, 11-9, 11-12, 11-20
Comparative Law Workshop on the Personal Data Protection Law in Various Countries
発表者: 山本龍彦(慶應義塾大学大学院法務研究科教授)、飯田匡一(慶應義塾大学大学院法務研究科研究員、弁護士)、佐藤太樹(慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程)、Elaine Fahey(ロンドンシティ大学ロースクール教授)、Meinhard Schröder(パッサウ大学法学部教授)、Florent Thouvenin(チューリッヒ大学法学部教授)、Chien-Liang Lee(中央研究院法律学研究所所長、教授)、Wen-Tsong Chiou(中央研究院法律学研究所教授)、山本健人(北九州市立大学法学部准教授)、Thitirat Thipsamrikul(タマサート大学法学部専任講師)、小川有希子(帝京大学法学部助教)、Jesse W.Woo(コロンビア大学大学院修士課程、カリフォルニア州弁護士)、尚知永(慶應義塾大学訪問研究員、韓国弁護士)、松田侑奈(慶應義塾大学 KGRI 所員)、荒川稜子(慶應義塾大学KGRI 所員)
概要:EU、ドイツ、スイス、フランス、アメリカ、カナダ、タイ、中国、台湾、韓国の識者を招いて、各国における情報自己決定権ないしプライバシー権の憲法上の保障状況や、個人情報保護法における本人関与の仕組みの規定等に関する各国比較検討・議論を行うため、計4回のワークショップを開催する。診療データを二次利用する際の患者同意の制度化や、事業者の義務等についても、比較検討・議論を行う。
2023-09-01
Trend of Servitization – Comparison between Japan and North Europe
発表者:戸谷圭子(明治大学)
概要:日本とスウェーデンの製造企業を対象とした国家レベルの文化的背景の組織活動への影響について、これまでの予備的調査、定性調査等から得た知見をもとに議論を行った。なお、本セミナーの参加者は、ストックホルム商工会に所属する、日本およびスウェーデンの文化を知るビジネスパーソンである。 本議論から、企業の PD 活用における文化的背景の影響の仮説構築につなげていく。
2023-04-19
The International comparison of Servitization
発表者: 戸谷圭子(明治大学)
概要:日本とスウェーデンの製造企業を対象とした国家レベルの文化的背景の組織活動への影響について、これまでの定性調査等から得た知見をもとに議論を行った。 なお、本セミナーの参加者は、ストックホルム商科大学とストックホルムに在住する日立エナジーの社員であり、本議論から、企業の PD 活用における文化的背景の影響の仮説構築につなげていく。
2023-03-30
パーソナルAI: パーソナルデータの分散管理による価値の共創
発表者: 橋田 浩一、開 一夫、マルク・デュラントン (フランス原子力・代替エネルギー委員会 上席フェロー)、 トゥリオ・ヴァルダネガ(パドゥア大学 教授)
主催: 理化学研究所 革新知能統合研究センター 社会における人工知能研究グループ
概要: ムーンショット目標9の一環として2022年度に発足したプロジェクト「データの分散管理によるこころの自由と価値の共創」のキックオフイベントとして本シンポジウムを開催いたします。
このプロジェクトでは、パーソナルデータを本人に専属するパーソナルAI(PAI)だけがフル活用する分散管理の方が従来の集中管理より付加価値が高いことを示し、それをPAIの民主的なガバナンスとともに普及させ、こころの自由を擁護し価値共創を促進し民主主義と経済パフォーマンスを同時に強化することを目指しています。
本シンポジウムでは、ヨーロッパでPAI(守護天使)を開発している研究者を招き、PAIの可能性やELSIについて議論します。
2023-03-22, 23
Comparative Study of Privacy Laws in East Asia
発表者:Dongsheng Zang (ワシントン大学ロースクール准教授)、尚知永(慶應義塾大学訪問研究員、弁護士)、飯田匡一(慶應義塾大学KGRI所員、弁護士)、佐藤太樹(慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程)
概要:慶應義塾大学三田キャンパスにて、ワシントン大学ロースクールの Zang 准教授を招いてワークショップを行う。基調講演は、アジア法を専門とする Zang 准教授による「東アジアにおけるプライバシー法制の現状と課題」。また、韓国と日本の個人情報保護法については、それぞれの国の弁護士がプレゼンテーションを行い、実務家の観点から分析を行う。東アジア諸国のプライバシー法制を比較研究することを通じて、デジタル化時代における自己情報コントロール権の現状と課題を抽出する。また、日本を含めた東アジア諸国において、EU 法やアメリカ法の影響がどのように及んでいるのかも、合わせて議論する。
2023-03-03
Workshop on Korean Personal Information Protection Legislation
発表者:尚知永(慶應義塾大学訪問研究員、弁護士)、佐藤太樹(慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程)
概要:韓国の大手法律事務所に所属する個人情報保護法を専門とする弁護士を慶應義塾大学三田キャンパスに招いて、韓国における憲法及び個人情報保護法上のプライバシー権や情報自己決定権の範囲等に関するワークショップを行う。日本における憲法判例や学説、理論の到達点及び個人情報保護法の規制・実体を踏まえた上で、対比して議論を行い、その相違点や背景を探求する。
2023-02-17
Considerations from Japan's Personal Data Protection Act and Thailand's Personal Data Protection Act
発表者:Thitirat Thipsamritkul(タマサート大学法学部専任講師)、Chawin Ounpat(タマサート大学専任講師)、飯田匡一(慶應義塾大学KGRI所員、弁護士)、佐藤太樹(慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程)
概要:タマサート大学法学部(タイ)にて、情報法を専門とするタマサート大学法学部講師等を招いて、「タイと日本における憲法上の情報自己決定権及び個人情報保護法下の情報自己決定権」に関するワークショップを開催する。ビッグデータ・AI の時代にプライバシーや情報自己決定はどうあるべきかを探求するため、日本・タイの法制度や理論状況について確認する。 その上で、昨年タイで個人情報保護法が施行されたことを踏まえて、GDPRとの比較や実務の運用状況、課題等を議論する。
2022-11-24
Workshop on Human Centric Digital Transformation and Social Impact
発表者: 山本龍彦(慶應義塾大学大学院法務研究科教授)、門谷春輝(慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程)
概要: 駐日スイス大使館の職員、カライドス応用科学大学(スイス)の教職員・学生(MBA など社会人学生中心)を招いて、「人間中心の DX と社会のインパクト」に関するワークショップを開催する。ビッグデータ・AI の時代にプライバシーや自己決定、そして法はどうあるべきか、日本の法制度や理論状況について紹介する。その上で、スイスやヨーロッパにおける個人情報保護法制や理論の動向、そしてビジネス上の課題を交えつつ議論する。