Japan Mössbauer Spectroscopy Forum
(beta version, updated 10 April 2026)
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メスバウアー効果は、1958年にR. L. メスバウアーにより発見され、現在では分光法としての地位が確立され、物質科学(固体化学,錯体化学,有機金属化学,触媒化学,表面科学などを含む)、環境化学、核・放射化学、分析化学、生命科学(生物無機化学を含む)、地球科学などの幅広い学問分野で応用されている。
メスバウアースペクトルは、おおよそ45元素について観測が可能で、物質の電子状態、化学結合、原子配置、スピン状態、原子の熱振動などのミクロな情報と同時に、相変化や欠陥構造などのマクロな情報も与える。このような学術面に加えて、工学的な見地からもメスバウアー分光法は近年注目されている。スピンクロスオーバー化合物や分子性磁性材料に代表される分子素子といった新機能や新物性を持つ物質の機能解析・評価とその創出にも、メスバウアー分光法は極めて重要な役割を果たしている。特に、最近、光誘起磁気材料が本法により明らかにされ、その光分子スイッチング素子としての利用が期待されている。現在では、シンクロトロン放射光によるメスバウアー分光法の技術開発により、さらなる応用分野が広がっている。
メスバウアースペクトルは、他の分光法と比べて情報の種類と量が豊富なために、より専門的な知識と解釈を要し、その解釈については本法を利用している研究者間での多角的な議論と理解による普及活動が不可欠である。データベースや解析ソフトウエアを共有することで、スペクトル解析の信頼性の向上と効率化を図ることが不可欠である。さらに、短寿命のメスバウアー線源を自作する場合も多いので、各研究者の経験と技術に基づく協力が必要である。
これまでのメスバウアー分光研究はそれぞれの装置による個人的研究に終始しがちであったが、今や多くの研究者が一同に会して議論・検討し、得られる情報の体系化と組織化を行うことが必要となっている。メスバウアー分光法のより高度な利用と発展を図ることを目的として、本法を利用する研究者が中心となる集まりが「メスバウアー分光研究会」である。
第25回 メスバウアー分光研究会 シンポジウム
日時: 2026年 5月 8日(金)10:30 〜 9日(土) 12:00
場所: 高知大学 (朝倉キャンパス) 高知大学へのアクセス・市街情報
参加費: 無料 (5/8 懇親会: 有料)
招待講演: 小林義男先生 (電通大) 「加速器を用いたメスバウアー分光と化学への応用」
講演プログラム (4/10更新)
参加登録【5/1〆切】
2026
会 長 Chair 筒井 智嗣 (高輝度光科学研究セ) Satoshi Tsutsui (JASRI)
副会長 Vice Chair 久冨木 志郎(東京都立大) Shiro Kubuki (Tokyo Metropolitan Univ.)
委員 Committee members 金子 政志 (阪大) 事務局 Masashi Kaneko (Osaka Univ.)
瀬戸 誠 (京都大) Makoto Seto (Kyoto Univ.)
壬生 攻 (名工大) Ko Mibu (Nagoya Inst. of Tech.)
岡林 潤 (東大) Jun Okabayashi (Univ. of Tokyo)
増田 亮 (弘前大) Ryo Masuda (Hirosaki Univ.)
監事 中島 覚 (広島大) Satoru Nakashima (Hiroshima Univ. )
入会・退会および所属や連絡先変更などがありましたらお知らせください。 会則 (2023.5改定) Bylaw
事務局: 阪大 金子 政志(knkm [_at_] chem.sci.osaka-u.ac.jp)
会費: 入会金 無料
正会員 年額 2,000円
賛助会員 1口 50,000円
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お願い: 年会費
メスバウアー分光研究会正会員の方は、正会員2,000円 を下記の銀行口座にお振込をお願いします。
三井住友銀行 習志野支店
普通4124334 メスバウアー分光研究会