2025.10.17
アマチュアのタイトルを極める
2025.10.17
アマチュアのタイトルを極める
(学校に持参。付箋ついているけど読めるのか?)
昨日開幕した日本オープン。観戦に行きたいのですが、仮に私一人で行ったら学校から帰ってきた息子に何を言われることか… テレビで見るしかない。
日本オープンと聞いてパッと最初に思い浮かぶのは、最終ホールでのジャンボ尾崎プロの姿。パッティングの仕切り直し。今なお日本オープン開催の時期になると映像が紹介されるほどの名シーン。
リアルタイムだと、石川遼プロがまだアマチュアの頃に参戦した光景。予選カットとなってしまいましたが、プロ転向するのか、その動向が注目されていた。記憶が曖昧なので今日調べてみたら、2007年当時の興味深い記事を見つけました。ゴルフダイジェストの記事でタイトルは、 "遼くん、「シード権凍結」ならずプロ宣言Xデーは来年に延期?" *1 そのなかで中嶋常幸プロが遼くんに送った言葉が、報道関係者を介して間接的に紹介されています。以下、プロ転向を延期するのでは、という説明の流れで。
"さらには、「日本オープンで一緒にラウンドした中嶋常幸から、アマチュアのタイトルを極めてからプロ入りしたほうがいい、と言われたことが心に響いたのかも」(報道関係者)という声も"
中嶋プロがどのような理由でそう伝えたのか、定かではありません。ただ記事にはその背景と思われる説明が続きます。 "また、「日本オープンで予選落ちした週末、茨城県で開催されたジュニアの国際大会に応援で出かけています。そこで幼い頃からのライバルたちが、自分でバッグを担ぎながら必死にプレーする姿を見て、自分が立つべき足元を再確認したようです」といった心境にもあり、どうやらプロ転向はまだ先になる見通しだ"
後者は中嶋常幸プロの説明ではないので二つの文章には内容的に距離がある。でも、私の主観を多分に織り込むと、繋がっているように感じる。同世代(中高生ぐらいで?)のなかでしっかりと逃げずに戦うこと、超長期的な視点から焦らずショートカットしないこと。世界のメジャー大会で戦ってきた中嶋プロだから分かるものがあるはず。現在、男子メジャーで勝っているプロのほとんどがショートカットしていない。松山英樹プロもしかり。
この記事にある、ジュニア期の身体の成長。
ということで、今日の息子の1日を正当化。週1回のバレエ・デー。今はムキムキにするとか下半身強化、なんて8歳児の最優先事項ではないと私は思うので、低年齢のこの時期にこそ伸びるところ、あとあと伸びづらいところを磨いてもらいたい。自分が選んだバレエで。バレエも下が鍛えられそうですけど、それは同じ下でもサッカーや野球などのスポーツとは違う角度から違うものが鍛えられそうな感じがして。
そもそもゴルフは息子が選んだんじゃなくて、わたくし父が選んだもの。正確に表現すると、いくつか用意した選択肢のなかから息子が自らの意思で選んだ、とも言えるけど。
日本オープンじゃなくて、プロのバレエダンサーの公演を見に行こうかな。今更ながら、動画だけで生で見たことがないという…
*1 ”遼くん、「シード権凍結」ならずプロ宣言Xデーは来年に延期?”, Back 9 the WEB (週刊ゴルフダイジェスト11/6号), 2007.10.25. 記事の書き手は相当な量、現場で取材を重ねてきた人のように感じる。プロ転向について。 "当然、スケジュールはタイトになり、体がまだ完全に出来ていない若者にどれだけの影響があるのか。未知の不安は小さくない"