なかなか疲れがとれない、年のせい?そんなお悩みを抱える人は多いのではいでしょうか?
その疲労の原因、実は“脳”にあるかもしれません!
◇◆◇ 脳疲労とは ◇◆◇
脳疲労とは、簡単に一言でいえば・・「脳が疲れた状態」のことを指します。
筋肉を使いすぎると筋肉疲労が起こって筋肉が動かなくなるように、脳も使いすぎると「脳疲労」を起こし、正常に機能しなくなるのです。
人間の脳内では
①〔本能の脳〕
➁〔理性の脳〕
③〔生きるための機能を維持する脳〕
この3つがバランスを保ちながら働いています。
この3つの関係性は人間の体の高度情報処理システムと言えます。
考えてみれば、私たち人間は体の構造そのものは大昔から進化していません。
しかし、現代人を取り巻く環境は大幅に変わりました。
今の私たちは江戸時代に生きる人が一生かけて知りえた情報をほんの数分で手に入れることができます。
この現代社会で生きているだけで、多くの情報量を処理するために私たちの脳は動き続けているといっても過言ではありません。
もし、脳内の高度情報処理システムの機能を上回る情報が入ってきたら・・・
それが工場ならばパニックです。
脳内だと機能不全が起こり、この状態が『脳疲労』と言われます。
脳疲労は、現代社会で生きる上で直面するたくさんのストレスが原因だといわれています。
慣れない仕事、家族や職場での人間関係、不規則な生活スタイルなど・・
一つ一つをみれば些細なことも多いかもしれません。しかし、小さな不満や不安の積み重ねが「脳疲労」を起こし、次第に身体にも目に見える症状となって表れてくるのです。
☆☆ 脳疲労度チェック ☆☆
✔︎ 夜中に目が覚めたり、用もないのに朝早く目が覚めることがある。
✔︎ 寝付きが悪い。
✔︎ 食事が楽しめない、美味しく感じられない。
✔︎ 便秘することがある。
✔︎ 身体を使わないのにへとへとであると思うことがある。
✔︎ 記憶力が低下してきた。
✔︎ 気持ちが沈んで暗い気分になることがある。
✔︎ 希望がもてない。
✔︎ 考えがまとまらない。
✔︎ イライラする。
✔︎ 不安だ。
チェック項目が多ければ多いほど、頻度が多ければ多いほどあなたの脳は疲れています。
脳疲労が原因で肥満や糖尿病などの生活習慣病、うつや認知症、精神疾患を引き起こすこともあるそうです。
知らず知らずのうちに酷使しているあなたの脳。
毎日の生活環境を改善することで脳疲労の改善に繋がります。
また、頭をほぐすことで、緊張をほぐし、脳を休ませることも一つの方法です。
自分の状態を振り返り、たまには脳をいたわってあげましょう!