雨が続き、気温も湿度も高い状態となるこの梅雨の季節は、心身の不調をきたしやすい時期です。


お客様の中にも、

・頭痛

・倦怠感

・気分の落ち込み

を訴える方が増えています。


【 梅雨時の不調の原因  】


▪️気圧の変化


特に台風や雨など低気圧が近づいてくると、交感神経の緊張状態が起こります。その緊張状態が血管の収縮と拡張の要因となって、いわゆる片頭痛を起こしやすくします。

そして、交感神経の緊張状態が続くことで、炎症をきたす物質が誘発され、さらに痛みが増強することになります。


また、耳の奥にある内耳という部分に気圧を感じるセンサーがあり、低気圧が近づいてくるとこのセンサーが働きます。それが敏感な人ほど交感神経に作用して、頭痛を誘発するとも言われています。


▪️湿度の上昇


湿度と頭痛の誘発の関係が医学統計でも認められています。

湿度が高いと汗が蒸発しづらくなり、熱を放出できないため、体内に熱がこもります。

そして血管が膨れることで、痛みを感じる神経を刺激することになります。


▪️日照時間の減少


この時期、メンタルに影響を及ぼす最大の原因は日照時間の減少です。朝日を浴びることで分泌されるセロトニンやドーパミンといった幸せホルモンの合成が十分補えず、憂鬱な気分になってしまいます。

そのオキシトシンの合成に関わるビタミンDが不足することも頭痛の原因ではないかと示唆されているそうです。



この時期の不調を感じる方は、意識的に次のような栄養素を取り入れると良いそうですよ!


① タンパク質

② ビタミンB

③ ビタミンD

④ 鉄

⑤ 亜鉛

⑥ マグネシウム


食事から取り入れるのがベストですが、難しい場合はサプリなども活用しましょう✽.。.:*・゚


「気圧のセンサー」である内耳へのアプローチとして、耳の温めや耳周辺のマッサージを行うことで、内耳のリンパの循環も促されますので是非試してみてください。


また、晴れた朝には、カーテンを開け、太陽の光を浴びながら1分間ほど目を閉じて大きく胸をはって深呼吸をしてみましょう。脳内にセロトニンが満たされ、ポジティブな気分で過ごすことができ、夜間の自然な眠りにも繋がります。


もう少しで明るい日差しが戻ってきます☀︎


今年もまた暑い夏になりそうですが、日々のケアでバテない身体作りを目指しましょう˚˙༓࿇༓˙ ˚˙༓࿇༓˙