洋館に住む少女セリーナは両親が不在の夜、不思議な声を聴く。
大時計の鐘の音と共に洋館は変貌し、
扉は鎖で閉ざされ、彼女を閉じ込めてしまった。
さらにはセリーナを「姫」と呼ぶ奇妙な人々まで現れる。
セリーナの味方を名乗る彼らだが、洋館が閉ざされている以上、
この中に彼女を閉じ込めた犯人がいるはずなのだ。
誰が、何のために、何故このようなことをしたのか?
一同はまずはこの洋館から脱出するために『脱出の鍵』を探すことにした。
何一つわからない状況の中、
互いが互いを疑い、それぞれ秘密を抱えながら…
そしてまた、大時計の鐘の音が響き渡る。
洋館に住む、12歳の少し怖がりな少女。
両親が不在の夜に不思議な声を聴き異変に巻き込まれる。
裕福な家のお嬢様で、箱入り娘。
セリーナの幼馴染。14歳の物静かで落ち着いた少年。
母親が家政婦として勤めており、セリーナの両親からも信頼が厚い。
王子を名乗る、16歳の紳士的な明るい好青年。
セリーナを姫と呼び、大切に扱う。彼女を救いに洋館にはやって来たという。
騎士を名乗る、16歳の活発な少女。
アデルバートの幼馴染で正義感が強い頼れるお姉さん。
アデルバートの手助けにやってきたという。
賢者を名乗る、尊大な態度が目立つ男性。
年齢・本名などは「賢者の掟」で話さず、名も偽名であり、胡散臭い人物。
魔術師を名乗る、自称23歳の呑気な優男。
一見すると頼りがいがなさそうだが、魔術の腕前は一流らしい。
村娘を名乗る、穏やかな少女。
セリーナに少し似ており、なぜここにいるのかなどは覚えていないらしい。
従者を名乗る、感情の起伏がない不愛想な少年。
獣の耳や尻尾、角など目に見えて異形な姿をしている。
「マーダーミステリー」とは殺人事件に遭遇した人々になり、
その殺人犯を捜すことが主体となります。
しかし、「世界隠匿ミステリー」であるこのゲームでは、
プレイヤーが解くのは、この世界そのものです。
何故、何のために人々は洋館に閉じ込めたのか。
この世界に秘められた謎を解き明かしながら、
それぞれの目的を達成していくことになります。
(ゲーム本編3.5〜4時間+解説/感想戦)