開催要領

2023年度の数学基礎論若手の会を以下の要領で開催させていただきます。4年ぶりに対面（合宿形式）での開催となります。多くのみなさまのご参加をお待ちしております。

2023年度の数学基礎論若手の会は以下の要領で行われました。今年度は31名が参加し，22件の講演が行われました。多数の参加・講演をいただきありがとうございました。講演スライドなどは，「講演者一覧」からご覧ください。

• 日程：2023年12月7日(木)～12月9日(土)

• 場所

  • 会場：サンセットブリーズ保田 （多目的ルームNalu）

  • 住所：〒299-1909  千葉県安房郡鋸南町大六1032 

  • TEL：0470-55-3707

• 世話人：松田 直祐（湘南工科大学）

• 連絡先：matsuda.naosuke (at) gmail.com

数学基礎論若手の会について

数学基礎論を専攻する学生および若手研究者の研究交流を目的とする研究集会です。講演はオリジナルの成果発表に限らず，研究の途中報告や研究内容の紹介など幅広く募集しております。また，これから数学基礎論を勉強したいと思っている方のご参加も歓迎します。

昨年の様子は，こちら から見ることができます。

参加者への情報

参加登録

参加を希望される方は，以下のリンクから参加登録をお願いいたします。

参加登録

登録の締め切りは 

サンセットブリーズ保田に宿泊を希望する方：11/13(月)

講演希望者：11/23(木)

外部に宿泊かつ講演を希望しない方：11/30(木)

とさせていただきます。宿泊予約の関係で，宿泊を希望される方はお早目の申し込みをお願いいたします。

講演について

講演時間は参加人数によって決定しますが，40分～60分程度を見込んでいます。会場にはプロジェクタ・ホワイトボードがありますが，ホワイトボードは小型のものですのであくまで補助的な利用とお考え下さい。

宿泊について

本研究会は合宿形式で行いますので，会場で宿泊することが可能です。宿泊費は全日参加でおおよそ

学生  13000円

非学生  14500円

程度になる予定です（宿泊費＋食事＋会場代）。

歯ブラシ・タオル・部屋着等はご自身でお持ちください。

懇親会について

7日と8日の夕食後（21:00～）に講演会場で懇親会を開催する予定です。参加者同士の交流を深める良い場になるかと思いますので，ぜひ参加をご検討ください。参加者には宿泊費とは別に1000円程度徴収させていただきます。なお，懇親会は外部に宿泊されている方でも参加可能ですので，お気軽にご参加下さい。

講演者一覧

2023年度の数学基礎論若手の会では，22件のご講演をいただきました。講演者の一覧は以下です（参加申し込み順，敬称略）。公開可能なスライドなども以下からご覧いただけます。

• 西村祐輝 （東京工業大学）：What is Hybrid Logic? [スライド]

• 津久浦健太 （法政大学）：Chang予想の強化とJónsson代数 [スライド]

• 谷口雅弥（理化学研究所）：速習ランベック計算 [スライド]

• 奈須隼大（京都大学）：Structural set theory --SEFAR-- [スライド]

• 松田直祐（湘南工科大学）：Kripke構造上でのブール関数の表現力 [スライド]

• 大倉昂貴（筑波大学）：p進体の拡張構造におけるPoincaré級数の有理性 [スライド]

• 後藤達哉（神戸大学）：部分関数を全域関数で覆うことに関するEngelking-Karłowiczの定理の一般化 [スライド]

• 高木翼（東京工業大学）：多ソート等式論理による形式仕様記述

• 鈴木悠大（東北大学）：存在証明のウラオモテ [スライド]

• 横山駆（名古屋大学）：randomness序論 [スライド]

• 市川航士郎（東京理科大学）：TBA

• 河瀬悠人（京都大学）：Monads, partial algebras, and partial logic [スライド]

• 米田豊（京都大学）：Nonstandard Analysis on Heyting Categories [スライド]

• 山添隆志（神戸大学）：基数不変量の同時分離 [スライド]

• 一倉海斗（静岡大学）：爆発律に関するsubintuitionistic logics [スライド]

• 新屋良磨（秋田大学）：正規言語の可測性：星無し言語と群言語 [スライド]

• 静間荘司（大阪府立大学）：非同時発言な囚人と帽子のパズルの一般定理 [スライド]

• 野呂秀貴 （静岡大学）：基数不変量入門 [スライド]

• 林佑亮（神戸大学）：有限集合の族に対する選択公理

• 青木悠史郎（静岡大学）：マーティンの公理の断片とKunen強制法 

• 湯山孝雄（京都大学）：Novikov-Booneの定理とその周辺 [スライド]

• 洞龍弥（東京大学）：構成的数学と表現論