HIROTO KAWADA / 川田 広人

KITSURE

[ Mini velo ] Steel, Wood
2020年、世界から日本が注目される中、自転車×和モダンという新たな可能性に挑みました。日本の伝統技術である木組みを用いた"木連格子"。自転車の常識を捨て、近代建築から着想を得た"モダンフレーム"。二つを組み合わせた外観は、繊細で雅びやかな和を体現し、伝統的な街並みにも違和感なく溶け込みます。
自転車はあくまで乗り物です。一般的なミニベロのジオメトリーを採用し、安定した乗り心地を実現しました。
KITSUREに乗る人のファッションにもこだわり、羽織を使った和モダンなコーディネートをイメージしました。
神社の破風などに用いられる"木連格子(きつれごうし)"という組み方で組まれています。素材は耐久性、耐水性、木目の美しさから国産の栗の木を使用し,耐水仕上げを施しました。
木枠は障子のように自転車から外すことができるため、好みの色合いや質感の木枠に変えることができます。