RINA SASAGAWA / 笹川 里奈

着せ替え和装バッグ

[ Handbag ]Steer leather, Steel
現代では、京都や浅草、鎌倉といった観光地で手軽に着物が借りられるようになり、和装で観光する人が多くなりました。しかし、お洒落な着物の種類が沢山あるのに対して、その種類に合わせるバッグが置いていないと感じました。そこで、着物の柄に合わせて着せ替えができるような和装バッグをつくりたいと思いました。
鉄板をバッグの芯材として使用することで、バッグにパーツがつくようになります。直線はシャーリングを使ってカットし、曲線部分はヤスリで整えました。
椿は花びらの大きさを少しずつ変え、バランスを考えました。中央部分は、ソウタシエコードを使って手縫いで縫いつけました。
百合は、花弁の縦を長くし、先をつまんで縫うことで立体感を出しました。
桜は内縫いではなく、切れ目できれいに整えました。中央部分は、ソウタシエコードとビーズを使って手縫いで小さい花を作り、桜の可愛らしさを表現しました。