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はら小児科クリニック
水いぼ治療
新たな
選択肢
痛くない、
怖くない、
最後まで続けれる、
治りやすい、
…画期的かもしれません。
これまでの水いぼの治療・対応といえば
①ピンセットでつまみ取る
②
液体窒素で焼く
③
漢方(ヨクイニン)を飲む
④
自然になくなるのを待つ
①~④のどれかがほとんどだと思います。
こんな経験ありませんか?
●
皮膚科で水いぼをとってもらったけど、またすぐにできてしまった。
●
数が多いので、何度も受診してとらないといけない。
●
子
ども
が怖がって病院に行きたがらない。
●
つまみ取るのは痛そうでかわいそう。
●
液体窒素治療をやったけど、やはり
子どもが
痛がった。
●
跡が残るかもしれないといわれて心配。
●
ヨクイニンを始めたけど、漢方薬を毎日飲ませるの
は
大変。
●
毎月薬をもらいに行くのも大変で、ついつい飲み忘れが多くなる。
●
薬が効いているのか実感がわきにくい。
●
結局、途中で飲むのをやめてしまった。
●
自然に治るから、スキンケアだけで様子をみるのがいいといわれた。
●
でも、どんどん増えてきた。大きくなってきた。
●
もう一年以上たつけど、一向に治らない。
●
水いぼがあると保育園でプールに入れてもらえない。
●保育園から、
病院でとってもらうように言われた。
そもそも水いぼって
水いぼは、主に乳幼児にみられるウイルス感染が原因でできるイボです。
肌と肌が
接触することで感染
する
ため、特に保育園などの子どもたちが密接に触れ合う環境では、簡単に広がっていきます。
水いぼ自体は、特に痛
み
や痒
み
はなく(乾燥肌や湿疹肌などバリア機能の弱った皮膚にできやすいため、もともとの皮膚が痒い場合はよくある)、見た目以外に体に悪影響のあるものではありません。
ですので、これまでは当院でも、
発症後6か月~3年程度で自然に治るものであるという大前提で、特別な治療はすることなく、スキンケア
だけ
で自然になくなるのを待つことをお勧めしていました。
また
、多数の園児が集まって生活を共にする保育園等では、園児どうしが水いぼをもらい合うことくらいは許容範囲と考えて然るべきで、水いぼくらいで何かを禁止したり制限することは本末転倒と私は考えていま
した
。
この考えは今でも変わりません。
・・・
ですが一方で、
現実
問題として、その水いぼが原因でプールを禁止にされたり、中には水いぼをとらないと登園できないような施設もあり、水いぼがお母さんたちの悩みの種になっていることも事実です。
そこで今回、当院は、水いぼ治療の新たな選択肢を提案します!
銀イオン配合の水いぼ治療クリーム!!
この治療のメリットは
●
塗り薬である
・・・
子どもに使いやすい(>ヨクイニン)
●
痛くない
/
怖くない
・・・
子どもに使いやす
い(>ピンセット治療、液体窒素治療)
●受診回数が少なくて済む(>ピンセット治療、ヨクイニン)
●反応が出るまでの期間が比較的短い・・・効果が見えて続けやすい(>ヨクイニン)
●治癒率が高い・・・保育園児への治療の選択肢に十分なり得る
治療効果
報告
によると、使用開始から3か月以内に84例中68例(81%)が治癒したとのことです。(稲葉 洋一 日本皮膚科
学会, 2016)
使用方法と治療経過
●
通常1日2回、朝と入浴後に塗布します。
●
水いぼの部分だけでなく、水いぼ周囲
も含めて
塗ると効果的です。
●
銀は紫外線に弱く、直射日光に当たると短時間で効果がなくなりますので、そのような部位には夜のみ塗布します。
●
開始から最短で2週間、通常は2か月前後で塗布した水いぼだけが赤くなってきます。それが効果の出始めたサインです。
●
赤くなってきてから1か月前後で徐々に水いぼが消えていきます。
●治る過程で
炎症が強い部分は、赤みが強く、浸出液(汁)が出ることがあり、化膿している様に見える場合がありますが、免疫反応が強く働いているためですので、そのままつかいつづけてください。かゆみが強い場合は受診を。
●トータルの治療期間は2~3ヶ月を要するので、「保育園でプールが始まる3か月前(4月ごろ)から治療する」という具合に、計画的に治療を始めることが大事です。
治療例(稲葉 葉一
日本皮膚科学会 , 2016より
画像引用
)
症例1
症例2
症例3
症例4
治療開始後しばらく(2か月前後)して
水いぼだけが赤くな
り、その後
1か月前後で
治って
い
くのが平均的な経過です。
安全性
銀は抗生剤の10分の1以下の濃度で、ほとんどすべての細菌や真菌(カビ)、さらには一部のウイルスにまで有効で、かつ副作用に関してもほとんど問題ない抗菌作用のある物質です。
また、
塗ることによる痛みや刺激性もな
いことが報告されています
。
もう一度、この銀イオン配合クリームによる治療のメリットをまとめると
●
塗り薬で
ある・・・
子どもに使いやすい(>ヨクイニン)
●
痛くない
/
怖くない
・・・
子どもに使いやす
い(>ピンセット治療、液体窒素治療)
●受診回数が少なくて済む(>ピンセット治療、ヨクイニン)
●反応が出るまでの期間が比較的短い・・・効果が見えて続けやすい(>ヨクイニン)
●治癒率が高い・・・保育園児への治療の選択肢に十分なり得る
あらためて見ても、これまでの治療(ピンセット、液体窒素、ヨクイニン、無治療)と比べて、メリットばかりが目立ちますが・・・
この治療の最大のデメリットといえば
「保険適用外であるため、クリームの費用(1本1500円+消費税)がかかる」ことです。
しかし通常は、初回の受診で治療終了までのおおむねの目途が立ち、特別なことがなければ再診は不要です。
また、治るまでの期間が2~3ヶ月というのは、ピンセット治療や液体窒素治療と比べると長いといえますが、
ピンセット治療や液体窒素治療では、治療終了後の再発例も多くあることから、単純比較はできません。
子どもにとって都合がいいのは、「ぬり薬」であるため、痛みがなく、自宅で続けられる治療であることと考えられます。
銀イオン配合の水いぼ治療クリームをご希望の場合は、当院の一般診察予約をおとりいただき、受診して下さい。WEB問診もお忘れなく。
診察予約:
https://haraccl.atat.jp/i/f.php
WEB問診:
https://www.melp.life/s/zql0z
たかがみずいぼ、嫌な思いをせずに治しましょう。
はら小児科クリニック
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