事業所を越えて、虐待を防ぐ
瑞穂市障害者虐待防止研修
事業所を越えて、虐待を防ぐ
瑞穂市障害者虐待防止研修
瑞穂市障害者虐待防止研修とは?
障害福祉サービス事業所等では、虐待防止委員会の設置と、年1回以上の虐待防止研修の実施が義務付けられています。一方で、特に小規模な法人では、自前で研修を企画・開催することが難しい場合もあります。そこで瑞穂市障害者自立支援協議会の権利擁護部会では、事業所が共同で受講できる「瑞穂市障害者虐待防止研修」を毎年開催しています。市内をはじめ、瑞穂市の利用者が利用する多くの事業所から支援者が参加しており、毎年100名を超える研修となっています。本研修を修了した方には修了証書を発行しています。修了証書をもって、各事業所における虐待防止研修の実施として取り扱うことができるため、事業所での研修機会の確保にも活用されています。また、本研修では、虐待防止に関する知識を学ぶだけでなく、日々の支援を振り返り、参加者同士で考え、意見を交わすことを大切にしています。事業所の垣根を越えて互いの経験や視点から学び合い、顔の見える関係をつくることも、この研修の目的の一つです。
地域の支援者がともに虐待防止について考え、それぞれの事業所での取組につなげるとともに、支援者同士が支え合える関係を育てることで、地域全体の虐待防止の取組を底上げしていくことを目指しています。
研修で大切にしていること
虐待を防ぐためには、知識を身につけるだけでなく、日々の支援を振り返り「この支援は本当に利用者本人のためになっているか」と考えることが大切です。本研修では、講義だけでなく、参加者同士で具体的な事例や日々の支援について考えるグループワークを大切にしています。グループワークは参加者からも大変好評で、「もっと話し合いたい」という要望も多く寄せられていることから、現在では研修時間の大部分をグループワークにあてています。
事業所を越えて互いの経験や視点から学び合い、自分たちの支援を振り返るとともに、顔の見える関係をつくること。それが、地域で虐待を防いでいくために大切なことだと考えています。
研修の概要
令和8年度は、実際の支援現場で判断に迷う事例を題材に、グループワークを中心とした研修を開催します。「この支援は虐待にあたるのか」「利用者本人のための支援になっているか」など、日々の支援の中で感じる疑問や迷いについて、参加者同士で考え、意見を交わします。自分の事業所だけでは気づきにくい視点を得ながら、障害者虐待防止について理解を深め、日々の支援に活かすことを目指します。本研修への参加者には修了証書を発行します。各事業所における虐待防止研修として活用することができます。
日時:令和8年12月18日(金)9時30分から12時00分
会場:瑞穂市巣南公民館 多目的ホール
対象:瑞穂市の障害児者が利用する障害福祉サービス事業所の従事者、瑞穂市障害者自立支援協議会の委員等
内容:障害者虐待防止に関する講義、事例検討、グループワーク、意見交換等
講師:特定非営利活動法人 岐阜福祉事業支援友の会 理事(権利擁護検証委員会委員) 松田 憲児 氏
参加費:無料
研修の申込
令和8年度の研修への参加を希望される方は、下記の参加申込フォームからお申し込みください。お申し込みは、11月30日(月)までです。お申し込みいただいた方には、申込内容を確認するためのメールをお送りします。当日は、会場までお気をつけてお越しください。
研修の資料
令和8年度の研修で使用する資料を掲載します。研修当日の内容を振り返ったり、事業所内での虐待防止の取組に活用したりする際にご利用ください。資料は準備が整ったものから順次掲載していきます。
参加者の声
令和7年度の研修終了後に参加者を対象としてアンケートを実施しました。多くの方から、講義の内容だけでなく、他事業所の支援者と意見を交わすグループワークについても、さまざまな感想や意見が寄せられました。「基本的な内容を改めて確認することができた」「繰り返し学ぶことで理解が深まった」といった声が多く、虐待の定義や通報義務、身体拘束などについて、日々の支援を振り返る機会となったことがうかがえました。
グループワークについては、「他事業所の方の意見を聞くことができてよかった」「自分にはない視点を得ることができた」「同じような悩みを抱えていることが分かった」「実際の支援について具体的な話を聞くことができた」など、多くの好意的な声が寄せられました。1つの事例についても、立場や事業所によって捉え方が異なることや、現場では「これは虐待にあたるのか」と判断に迷う場面があることを、参加者同士で共有する機会となりました。
研修を通じて、「自分の支援を見直したい」「一人で判断せず、職員同士で相談することが大切だと感じた」「利用者本人の視点に立って支援を考えていきたい」といった声も多く寄せられています。「来年度も参加したい」「今後もグループワークを続けてほしい」という声も多く、参加者同士が顔を合わせ、日々の支援について率直に話し合うことの意義を改めて感じる結果となりました。
研修全体の評価では、5段階評価で「5(良い)」が55.4%、「4」が33.7%となり、合わせて89.1%の参加者から高い評価をいただきました。
過去の研修の資料
これまでに開催した瑞穂市障害者虐待防止研修について、研修の概要や当日に使用した資料を掲載しています。過去の研修で取り上げた内容や資料も、日々の支援や虐待防止の取組の参考としてご活用ください。
令和5年度の資料