骨格標本

太陽が消えた星で

硝子の囲む部屋で

隣の君と話す

ここから出た時のこと


気持ちを持った時は

ひとりになっていた

傷だらけの身体で

硝子越しに立った


骨になっても大丈夫

骨になっても大丈夫

骨になっても大丈夫

って君が言うから


骨になっても大丈夫

骨になっても大丈夫

骨になっても大丈夫

って君が言うから


白い単調の世界で

空が青い世界で

隣に君がいたら

夜が明けなかったんだ


気持ちを持った星は

ひとりを抱えすぎた

長すぎた時間で

跡さえ見つからない


骨になって終わりじゃない

骨になって終わりじゃない

骨になって終わりじゃない

僕はそう叫んでる


骨になっても大丈夫

骨になっても大丈夫

骨になっても大丈夫

って君が言うから