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三浦啓市
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1903(明治36)年開催の第5回内国勧業博覧会にヤマハが出品したグランドピアノを昭憲皇后(明治天皇の皇后)がお買上げになられた事実を様々な資料や蒔絵の原図を基に実証、その後のピアノの変遷も明らかにしていく。
あわせて上皇、上皇后にお納めしたピアノや、沈金、蒔絵など日本の伝統工芸技術を施したヤマハの加飾ピアノも紹介。
2023年6月4日発売
発行:按可社 著:三浦啓市
定価:本体500円(税別)
仕様:32頁 オールカラー A4サイズ
2022年10月22日発売
発行:按可社 著:三浦啓市
定価:本体4,000円(税別)
仕様:本文532頁 A4サイズ
「「地の塩」とならむ」とは、塩のように世の中に役立つ人になりなさいという聖書の教えから、川上嘉市翁が座右の銘とし生涯にわたって自らの行動規範とした言葉です。
東京帝国大学を首席で卒業し、住友電線製造所の取締役として順風満帆だった嘉市は、当時苦境のどん底にあった日本楽器製造株式会社(現在のヤマハ株式会社)から懇請を受けて、同社の三代目社長に就任します。そこで類いまれなる能力と努力で経営を立て直し、今日の世界的企業であるヤマハの礎を築きました。
また、嘉市の行動は会社経営や遠州という一地方にとどまらず、国家に対しても教育や福祉、政治、経済、時には軍事といった分野にも局面に応じた意見や提言を示し、政府をはじめ多くの団体や様々な人々に指針や恩恵を与え、まさに「世のため、人のために生きる」ことを実践しました。
本書では、自筆の日記や随感録、手紙などを原文のまま掲載し、嘉市の人となりや当時の時代の息遣いまでも感じられる内容となっています。
さらに初公開の写真の数々や絵画、書、短歌など嘉市の作品の代表作も掲載。
明治天皇から銀時計を下賜さる/住友から日本楽器入社への経緯を綴った手紙全文/日本楽器入社に関する覚書/即断行した日本楽器の社内改革/長男・源一との思想的対立/源一の逮捕と退学/山葉寅楠翁銅像の建立/聖上天皇の御臨幸/絵画、書、短歌を始めたきっかけ/次々と開発した新仕様のプロペラ/師範学校廃止を阻止する/松菱デパートの浜松進出に対して/浜松ロータリー倶楽部を設立/二・二六事件の朝の出来事/現参議院議場の造作/日本楽器乗っ取りの陰謀/結核療養所(現:聖隷三方原病院)への支援/本田宗一郎を嘱託採用/大東亜戦の一考察、政府・陸海軍への提言/小林山を購入/緊急救国策を政府に献言、閣議に上程さる/貴族院議員に勅選、参議院議員に当選/救国策をマッカーサー元師に献策/ヤマハ銀座店の当初計画設計図を見る/浜松市初の名誉市民に推挙さる/ほか多数の自筆記録等と共に、写真や絵画、書、短歌等の自作品も掲載
昭和天皇、貞明皇太后、皇太子(現:明仁上皇)、秋野不矩、天野千代丸、石橋湛山、伊東深水、犬養毅、井上剛一、宇垣一成、エールシュレーゲル、尾島一二、大橋幡岩、賀川豊彦、鏑木清方、河合小市、川合玉堂、川上源一、北原白秋、小倉正恒、高柳健次郎、東郷平八郎、東條英機、徳富蘇峰、中村藤吉、夏目漱石、長谷川保、幣原喜重郎、本田宗一郎、前田青邨、前大峰、マッカーサー元師、松下幸之助、マルテノー、三木佐吉、箕輪焉三郎、宮本甚七、山葉寅楠、山葉直吉、山葉良雄、山本五十六、山田耕筰、湯川寛吉、横山大観、ほか多数
2018年2月1日発売
発行:按可社 著:三浦啓市
定価:本体4,000円(税別)
仕様:本文192頁
オールカラー A4サイズ
ヤマハ株式会社開業の頃から昭和中期までの約70年間余りをまとめた「ヤマハ草創譜」をご案内いたします。
本年10月12日に創業125周年を迎えたヤマハ㈱の歴史は、明治から昭和初期にかけては記録が残されにくい時代だったことに加え、それまでに蓄積された資料類も戦災により消失したため、特に社史の前半期はすべてが公表されておりません。
本冊子は、その前半期を中心に構成したもので、開国後の洋楽事始(わが国に西洋音楽を導入・普及させる国策)に創業者:山葉寅楠が関わり事業家へと歩んだ立志伝から、昭和中期(1950年代)までの主な出来事を年代順に初公開多数を含む760点余りの写真を添えて解説しております。
2012年11月1日発売
発行:按可社 著:三浦啓市
定価:本体3,810円(税別)
仕様:本文226頁
オールカラー 24×24cm