高エネルギー実験による素粒子標準模型の確立以降、ミクロ物理の進展はほぼニュートリノ質量行列の測定とその解釈に限定された状況が長く続いている。その一方、宇宙マイクロ波測定、重力波観測に見られる宇宙観測の進展は目覚ましく今後も大きな発展が期待される。今後の宇宙観測が素粒子物理に与えるインパクトの重要性は予見しがたいが、観測状況を考慮しながら量子重力から示唆される一般相対論の拡張を含む素粒子・重力融合理論の研究を推進していくことには大きな意義がある。このワークショップはその一助となるべく企画された。
2024年12月19日(木) - 2024年12月20日(金)
1日目は14時開始予定
2日目は12時終了予定
新潟大学 駅南キャンパス ときめいと(講義室A)
新潟駅から直結
日下暁人(東京大学)
須山輝明(東京科学大学)
武田紘樹(京都大学白眉センター)
田越秀行(東京大学宇宙線研究所)
田中貴浩(京都大学)
世話人
淺賀 岳彦 (新潟大学)、尾田 欣也 (東京女子大学)、金田 邦雄 (新潟大学・連絡責任者)、田中 実 (大阪大学)、吉村 太彦 (岡山大学)
Acknowledgement
この研究会は
新潟大学量子研究センター(大学改革プロジェクト経費「フラッグシップ研究支援事業」)
および科研費2件によってサポートされています。