MIMS現象数理学拠点
オンラインチュートリアルシリーズ

Pythonによるデータ解析と数値計算入門

 

概要

 コンピュータはすでに日常的に用いられる一般的な道具です。科学の世界でもコンピュータなしに研究を進めていくことは考えにくい時代です。一方で,一般的な用途に比べるとコンピュータは研究者や分野に依存して利用方法が特化していることも多く,研究上利用するにはそれぞれの特別な数値計算方法や処理方法を学ぶ必要がありました。しかし,コンピュータの発展は著しく科学の世界で用いられる利用方法も一般化し,数値計算方法の詳細な知識や経験が少なくとも利用できるシステムが増えつつあります。

 本講習会で学ぶpythonは,近年深層学習の発展に伴うデータサイエンスの広がりに合わせて研究者から一般企業での技術者など多くの人に利用されています。その理由が一から自身で開発しなくてもシステムを用いることでデータがあればすぐに取り組めるようになっているからでもあります。

 pythonはデータサイエンスに限らず,一般的な科学技術計算に用いられる手法が多く準備されており,これまでの研究で主に使っていなかった人でも手軽に始めることが出来るようになっています。

 本講習会では,あえて統計処理や数値計算方法の詳細を深く学ぶのではなく,数学的概念に対応したpythonでの処理方法を集中して学ぶことを目的としています。

 数値計算の勉強を始める上で,初めに問題になることは数値計算を行うコンピュータの環境整備が難しいことがあげられます。そのため,本講習会では誰でもすぐに同じ環境で始められるGoogleによるオンラインサービスを利用して学習を進めていきます。

興味はあったけど,まだ敷居が高く感じられていた人は是非ご参加ください。

各回の予定

チュートリアルとしては2回予定しており,現在の予定ではありますが以下のような内容を各回で学んでいきたいと思います。

第一回「Pythonによるデータの取り扱いと可視化・ライブラリを用いたクラスタリング

開催日時  2024年1月25曜日 13:00〜170 (間に30分の休憩を2回

講習内容
第一回ではPythonの取り扱いになれると同時に,データの入出力から可視化,後処理による処理の基礎を学びます。

第二回「Pythonによるライブラリを用いた数理モデル化と非線形現象の数値解析」

開催日時  2024年2月1日曜日 13:00〜170 (間に30分の休憩を2回

講習内容
第二回では,モデリングの基礎となる推定による数理モデル化,数理モデルの数値計算について学習し,数理モデルの導出と検証の基礎を学びます。

開催日時と形式

第一回講習会

日時2024月2日()  13:00〜10(12:30からログイン可能)


第二回講習会

日時202日()  13:00〜10(12:30からログイン可能)


開催形式オンライン上でZoom+ウェビナーを用いて行う

主催明治大学先端数理科学インスティテュート

申込方法

受講料:無料

講師:白石允梓

対象者:誰でもご参加ください。詳細を深く学ぶ時間はありませんが,pythonの基礎事項を確認しながら進めていきます。


第一回講習会 / 第二回講習会 

申し込み先https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_Oaap14fuQQ6mNNfr3Wzh6A

申込期限:2024年1月19日(予定)

講習を受けるに当たって

ある程度安定したインターネット接続環境をご用意ください。モバイルwifiでは不安定になる可能性があります。

本講習会ではGoogleが無償提供しているサービスGoogle Colabを利用して講習を進めます。

そのためGoogleのアカウントを必ず準備しておいてください。普段利用されているものでも構いませんし,本講習会用に新しく準備して頂いても構いません。

リンク:Google Colab

当日の予定

○登録後皆さんの手元に届くリンクより,参加いただき,接続チェックを済ませ,待機しておいてください

時間割

1230〜 Zoom開室予定

13:00〜 講習開始

14:10〜14:20:休憩

1530〜1540:休憩

1700〜終了予定


教材・資料

第一回資料

第二回資料(掲載準備中)

お問い合わせ

ご質問はm_shiraishi[at]meiji.ac.jpまでお問い合わせください。