神社名 下倉敷神社

通称名 氏神様 

由 緒  本神社は美作古社百二十社の一社であって、当地は大化年中に巨勢の里と呼ばれたが、本神社はこの巨勢郷の郷社であって、御名を総頭大明神と尊称した、幣帛料燈油料等の共進に充てられた地名は総頭・田鍵畑・燈免・九日田・巫女免など字名として現存している。当神社を距る56町下方に天の原という所がある。これは樫床大明神(今の荒神社)と会合し、大祭を執行した地である。今に残る門口、宝殿などの地名は神門口、宝物を貯蔵した神庫の跡地であることを示している。元亀天正年間、海田鷹巣城主江見越中守が氏神として篤く信仰し、武器を寄進している。元亀元元年に江見城主の御社殿再建の棟札が現存している。なお御神像座台には財田彦丸との記入がある。財田氏は英田郷の豪族で財田彦丸はその末裔であろう。明治6年社号を下倉敷神社と改称した。

旧社格 村社

鎮座地 〒707-0000 美作市下倉敷859 

御祭神 伊邪那美命 軻遇突智神 大己貴命 天之鈿女命 外6柱

御神徳 

宮司宅電話 0868-36-2308 

氏子地域 美作市(巨勢下倉敷)