4月からNTT社会情報研究所で働き始めました。
在学中は、社会全体で一つの決めごとをする場面において、合意形成を促進する公正な決定プロセスとは？ということについて、社会心理学の観点から研究していました。
とくに、NIMBY（Not In My Back Yard）と呼ばれる問題の合意形成問題を扱っていました。NIMBYとは、社会全体の必要性としては認められるが、自分の家の近くには建設してほしくない施設の立地問題を指しており、ごみ処理施設や放射性廃棄物の最終処分場などがそれにあたります。
そのような問題の合意形成において、決定手続きの公正さや負担の分配問題といった「公正さ」に焦点をあてて検討を行っていました。
現在も、手続き的公正や分配的公正、マイクローマクロダイナミクス、合意形成に焦点を置いて研究しています。
手続き的公正（procedural fairness）、分配的公正（distributive fairness)、合意形成（consensus building）、ゲーミング・シミュレーション (gaming simulation)
2022年4月日本電信電話株式会社入社
2022年3月北海道大学文学院博士課程修了
2019年4月 北海道大学文学院博士後期課程 入学
2019年3月 北海道大学文学研究科修士課程 卒業
2017年4月 北海道大学文学研究科修士課程 入学
2017年3月 北海道大学文学部人文科学科 卒業