人生は物語ではないが、人は自分の経験を物語化しながら生きている。
しかしさまざまな事情で、自分の経験したことを言語化し、周囲の人と十分に共有できない場合、
その物語化ができないことで、自分自身や他者への理解が難しくなるらしい。
それでは手動でやってみたらどうだろうと考えた。
起きたことやその時思ったことや考えたことを、拾い直して、
現在と最近を少し超えて過去を見直してみたら、
無数の小さなストーリーを見出すことができるのではないだろうか。
起きたことは変えられないが、そのストーリーはこの先も組み換え可能であるし、
解釈は何度でも変えることができる。
そして、少し先のこれからも見ることができるかもしれない。