これまでの研究成果より，DNAのエピジェネティック修飾パターンに季節変動があることがわかってきました．この季節変動は，進化に貢献するのでしょうか？この問いに答えるために，季節ごとにメダカ採集を実施し，ゲノムワイドメチローム解析を行なっています．

ヒト集団も「出・アフリカ」や「出・ユーラシア」を果たし，短い時間で様々な環境変化に適応してきました．それには，エピジェネティックな変化がキーとなった可能性があります．その可能性を現代人で検証するため，人工環境棟を保有する九州大学と共同研究を進めています．