◇ SDGsに基づき、昆虫(カブトムシ)飼料で実現する循環型産業の創生を目指しています ◇
◇ SDGsに基づき、昆虫(カブトムシ)飼料で実現する循環型産業の創生を目指しています ◇
● 年間30万トン以上の菌床が産業廃棄物として焼却処分されている。焼却費用は2018年には年間2.1兆円にも上る。これは国民一人当たり16800円ものお金がかかっている計算。
● 養殖向け飼料の魚粉は漁獲量によって飼料価格が左右され価格と供給の安定性に問題を抱えている。
● 生ゴミを土に織り交ぜるコンポスト、生ゴミの削減、リサイクル栄養価の高い土作り。
農家から出た廃菌床や家畜のふん、サトウキビのカスなどの有機廃棄物を、微生物の働きを利用して発酵・分解させることで堆肥を作り、カブトムシの幼虫を育成しています。
専門企業と提携してカブトムシ(幼虫)を育成し、養殖産業、水族館、動物園などに飼料として提供しています。現在、とある国立大学に商品を提供し、質と量の安定供給ができるように研究を進めています。
カブトムシの飼育途中に出たフンや土は、多くの微生物を含んでいるため、千葉県のとあるファームに肥料として提供しています。国立大学の研究により、この肥料を使用すると野菜の糖度が高くなることが立証されています。現在、この肥料は一般家庭でも利用されています。
◇ なぜカブトムシなのか? 飼料としてのカブトムシ ◇
天然資源であるイワシは食用よりも飼料(タンパク源として)利用の方が多いが、漁獲量によって飼料価格が大幅に左右されるため価格と供給の安定性に乏しく、養殖業の経営を困難なものにさせる一因となっています。供給の安定性を目指し、植物性由来の飼料での代替を試みてはいますが海面養殖向けの飼料としては含まれる栄養価や運用面での難しさがある。魚粉飼料を利用している養殖業者にとって昆虫飼料は供給と価格の安定を図る上で大きな可能性が期待されています。
カブトムシはキノコ農家の産業廃棄物である「菌床」を利用して育てる事ができ、コオロギやイエバエ等のタンパク質を多く含む他の昆虫と比較しても管理・飼育がしやすい。カブトムシの幼虫は放置した状態での育成が可能で、働き手を選ばない副業として有用であり、キノコ業者にとってはコストを割いて処分するべき「菌床」を幼虫の餌として再利用できるため環境に優しい循環型産業としての将来性が考えられます。
◇ 自然とのふれあいを通じた社会地域貢献 ◇
昔、カブトムシやクワガタは身近な存在でした。しかし、現在の子供たちにはこれらの昆虫に触れたり捕まえたりする機会がほとんどありません。そこで、イベントや祭りの出店、ブリードルームへの招待を通じて、世界中のカブトムシやクワガタと触れ合う機会を提供しています。これにより、子供たちは自然とのふれあいを楽しむだけでなく命の大切さを学ぶことができます。昆虫との触れ合いを通じて生き物への理解と尊重の心を育むことを目指しています。
◇ 就労支援への取組 ◇
弊社では就労支援にも取り組んでおります。お取組をさせて頂く中で、2期目以降の規模拡大を目指す場合には就労支援制度を利用した障害者の方の雇用のお手伝いもさせて頂きます。厚生労働省のデータによると障害者雇用率が段階的に現在の2.3%から今後は令和6年4月年に2.5%となり、その後も段階的に引き上げられていきます。就労支援を利用した障害者雇用も含めた働き方の多様性を図ることで時代に適した企業の姿勢、イメージ作りにも寄与するかと思います。
◇ プロジェクトが目指す今後の展望 ◇
1:年間1億2千万匹の国産カブトムシの幼虫を飼育し組合へ安定供給できるように努めています。
2:環境さえ確保されれば、ほぼ放置した状態で育成が可能であるため、障害者の雇用率を上げる為、制度を利用した障害者就労支援を積極的に行っていきたい。
3:昆虫食という聞き慣れないキーワードで消費者に理解を得られないケースもあるが、直接的ではなく間接的に昆虫飼料が人類の食糧事情を将来的に支えていく、重要な選択肢であることを、プロジェクトを通して世に伝えていきたい。
株式会社 マワリテメグル
本社
〒180-0006
東京都武蔵野市中町2-3-6 ゾンネ武蔵野1F
カブトムシ事業本部
〒271-0086
千葉県松戸市二十世紀が丘萩町234-2
CALL : 070-8453-4869
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