海洋AI学生勉強会Plus
今後の開催予定
第19回 2024年7月24日(水)18:00~19:00 参加登録フォーム
東京海洋大学越中島キャンパス2号館7階712号室とZOOM遠隔とのハイブリッド開催
18:00--18:30
岩瀬 一馬 (東京海洋大学M2)
タイトル:Comparing machine learning-based frameworks of the wave buoy analogy --- The internship report at the Technical University of Denmark (DTU)
アブストラクト:This is my internship report from January to March 2024 at DTU. I did the research there under Professor Ulrik Dam Nielsen. The study presents a comparison of three different machine learning frameworks applied in the wave buoy analogy used for estimating the sea state from measured ship responses. The three frameworks output and characterise the sea state in different ways: Model 1 outputs integral parameters, Model 2 outputs a point wave spectrum and the wave direction, Model 3 outputs the full directional wave spectrum. The assessment of the models is based on simulated motion measurements, i.e. synthetic data. In the particular investigations made, the performance of Model 2, relying on a novel framework, is generally superior. However, the central take-away from the study, is the importance of considering thorough and well-prepared training data encompassing many, if not all, possible parameter combinations and shapes in the studied wave spectra forming the training data; any machine learning model is no better than the data upon which it is trained.
18:30--19:00
宮下 智一 (東京海洋大学D3 / 水産研究・教育機構 )
タイトル:ニューラルネットワークを適用した漁船の航路予測に関する研究
アブストラクト: 近年の船舶同士の衝突事故において、その多くは漁船が関わる事故である。これは、漁船の多くが海上航路に沿わない航行、すなわち、予測が困難な航行をするためだと考えられる。そこで、こうした衝突事故を少しでも減らすことを目的として、ニューラルネットワークによる予測技術を適用した漁船の航路予測に関する研究を行う。本研究では、予測開始から10分間の短期間における航路予測をBi-LSTMで行う他、数時間先までのやや長期間における動向予測を2つのニューラルネットワークモデルを組み合わせて行う。本発表では、これらの予測結果および考察等について発表する。
海洋AI学生勉強会Plusとは?
趣旨
東京海洋大学海洋産業AI卓越大学院プログラムにおける学生の勉強会の場である「海洋AI学生勉強会」の発展形として、試行錯誤段階における気楽な発表および意見交換の場という位置づけは維持しつつ、関連する産業界や研究機関の研究者・開発者の方にもオープンに参加していただき、より活発な交流の機会の場を設けるものです。
参加資格
海洋産業やAIに関わる学生、エンジニア、研究者であって、積極的に質疑応答に参加する意思のある方。ただし、上記趣旨にあるように、発表が試行錯誤段階のものであるかもしれないことを理解した上で前向きな意見交換が可能であること。
※積極的な質問やコメントを歓迎しますが、一方で人格を否定するような発言や過度に厳しい意見など、他の参加者を委縮させるような言動はご遠慮ください。
開催方法
当面ZOOMによる開催を予定しています。
発表時間は5分の質疑応答時間を含みます。
参加費用・方法
無料です。開催回ごとにフォームから参加登録してください。
発表申し込み方法
こちらのフォームからお申し込みください。匿名での発表も可能です。
アーカイブ方針
発表者名・タイトル・アブストラクトは公開
講演資料については発表者の希望がある場合のみ公開。当日の参加者だけに送りたい場合はZOOM等のチャットを利用。
録画は発表者にのみ提供し、一般公開はしません。主催者で保存するデータは一定期間(1年程度)経過後削除します。
運営
東京海洋大学海洋産業AIプロフェッショナル育成卓越大学院プログラム(主催)
BEMAC株式会社東京データラボ(共催)
お問い合わせ
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