豆本カフェTOKYO

2021

緊急事態宣言を受けて2月6日7日に開催を予定していた豆本カフェTOKYO2021を今回はWEB展示にさせていただくことにいたしました。作品は各作家がエントリーしている販売サイトなどでお買い求め可能なものもあります。詳しくは各作家の作品欄をご覧ください。

今回のWEB展示と過去に開催された豆本カフェTOKYOの作品をそれぞれ1冊にまとめた図録を販売しております。(1部500円+送料198円)

お求めはこちらをご覧ください。www.creema.jp/item/11341468/detail

青木弘之

旅から生まれた豆本


作者が海外旅行先で撮影した写真に、一言ずつコメントを入れてまとめた海外旅豆本です。豆本の表紙には、それぞれ旅行先で購入した現地製の布を使用しています。海外旅行に行けない状況である今、この豆本でひとときの海外旅行気分を味わっていただけたら幸いです。

作品販売サイト→

minnne:minne.com/@plavastablo

creema:www.creema.jp/c/plavastablo/item/onsale


Arcana–cica

植物学者Niu氏の観察ノートブック


庭や自宅周辺で採集した植物を、押し花標本にしたものを印刷しています。

自作の物語『花かんむりの魔女』の登場人物による著作、という想定で作りました。


そらまめ書林

雪が降ってゐる・・・・・・

雪の日の情景を描いた中原中也の詩を

小さな折本に仕立てました

凍てついた窓ガラスのような

樹状の模様が表面を這うタイルを表紙にしています

透明なリングケースに収めて

氷の中に閉じ込められた様子を表現してみました


作品販売サイト→www.creema.jp/item/892129/detail


キナーゼ

二冊で一冊の和本


二冊の本が裏表紙を共有している製本方法でいわゆる「背中合わせ製本」です。ドサド(Dos-a-dos)とかテテベシュ(Tete-beche)バインディングと呼ばれます。「背中合わせ」「頭からつま先まで」という意味です。この方法で四つ目綴じを作りました。

作家のホームページ→www.kinaze.net/


佐藤あづさ

Opus.7 


人や猫が壁からのぞいている構図で立体的な豆本を作りました。 パーツはひとつずつ彩色し、裏表貼り合わせてあります。表紙を開いても全部を広げても、裏返しても楽しめるコンサーティーナブックです。


天使匣

The Star Child

BlueFairy社TinyFairy少年人形をモデルに物語を綴り、その世界観で、図書館を作る為の豆本を制作しています。

風古堂

豆ガチャ

直径2センチのガラスドームに、高さ7ミリ程の豆本…と言うか、豆より小さい『ゴマ本』が入ってるガチャガチャ型の豆本です。ガラスドームは軽くひねるとはずすことが出来、ピンセットがあれば中の本を取り出せます。ガラスドームは手作りのため、口の大きさが7.5~9ミリと、かなり違うので、一個ずつそれに合わせてガチャの部分を作っています。

作品販売サイト→fuukodoo.stores.jp/


hokori

時と青の町


月の輝く夜、青の町は現れ、そこを訪れたものは季節を巡り時を越え、去る時には二つの月が浮かぶずれた世界に行くという…。

ケースから豆本を取り出すと現れる町の外観。町の中に少しずつ近づくようにページをめくっていくと立体的な町の建物が浮かび上がります。

豆筥堂

和裁指南本

明治時代の和裁の指南本を豆本サイズにしました。当時の裁縫箱は箪笥の様な引出しがいくつか付いているので、引出式の箱に納めてみました。小さな糸巻きもついています。



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宮内豆本館

お手紙豆本


時候のあいさつやお礼、お知らせなどを豆本仕立てで届けたら、というイメージで創作しました。無沙汰をしていた友人に、豆本でお便りを出したり、いただきものの包装紙を表紙に使ったお礼状や、お世話になった方への送る言葉を書けば、つたない文章でも気持ちは伝わるはず…。