紫や高貴なイメージを受けて、「高貴な愛」というテーマで制作。
1枚目:傷跡は、できればないほうがいいけど、 時に出来てしまう。傷跡を受け入れられた時、それは愛おしいもの、頑張った証にもなる。
2枚目:ちょうど生まれて初めて入院してたときで、サッカーワールドカップがやっていて、もう負けだと思って寝たら、勝って歓喜な日々。勝手に自分に照らし合わせ勇気をもらった。ベスト16で敗戦したときの森保監督と三苫選手が作品のモチーフ
香りから、乾燥とすこしウェット、ピンク、クリア、老舗の喫茶店、建物、海と砂。。などの印象を受けて、香りのお手紙を自分なりに読んで、撮ったお返事です。とても私的なものになったと思います。
(*光沢プリントにて 反射して一部室内が写り込んでいます)
ちょうど12月に受け取り 「寒いですね」みたいな年末の挨拶のように感じた。今年もお世話になりました、来年もよろしくお願いします、という年末年始の挨拶+春は後少しです、頑張りましょ!という返事をベースにし、寒色を基調にしながら、春(芽吹き)をイメージしてラメの入った色をちょこっと使用しました。
暖かさと冷たさが同居した白。元気ですか?と質問された気がしました。
元気です、と答えが浮かんだが、「言葉を表現する香り」の「内容」に返答するのではなく、「言葉を表現する香り」という「行為自体」に返答することにしました。 ということで「言葉を表現する香り」を渡されたので「香りを表現する絵」をつくることにしました。 ただ、生き生きとした人を描くことで、出発地点の返答「元気ですよ」も作品に込めました。
お誘いを受けたと捉え、まずはそこに感謝を。黄緑と黄色と青のイメージがありそれらの色を用いた。そして、次の扉を開けて光をキラキラ受けながら一緒に出かけましょう、という気持ち
外の世界へ誘い出されるような、勇気を与えてくれるような、お誘いを受けた感じと、つかみどころのない懐かしさを受け取りました。再考し、どこか少し鬱蒼とした湿った、深い森の中にいるような懐かしい感じが奥の方に隠れているようにも感じました。
どう繋がっているのか分からない2つのものを感じたので、私も2枚の作品でお返事したい。その2枚は対極っぽいのだけれど、1つの返事としてまとまっているはずだ。
1枚目:まだちょっと分からない、もう少し考えさせてください、まだその時が来ていない
2枚目:全部はわからないけどやってみましょう、一緒に外に出かけましょう、晴れると良いですね、楽しみです。
1つの返事としてまとまるように、両方の作品にまったく同じ画材、色を使っています。
ちょっと落ち込む気持ちがあったときに手紙をもらい、話を聞きたいと言ってくれていると感じ、自分も話を聞きたいと思った。暖かく癒された気持ちをピンク色で表現、もっと話を聞きたい、という思いを根っこで表現しました。
白、清々しさ、孤独、近づくと少し距離を取られるような、心地よい闇 などのイメージを受け取りました。
対話をするために、まず相手を知ろうとする、その声を聴く、その香りを嗅ぐ、そのメッセージや感覚に寄り添いたい、共感したい、距離感を気にしながら、押し付けにならないように、そのためにはなんて返答するのが良いのか、何度も試して、最後ふと出た言葉、という感じが作品になりました。
(*グレイのように見える部分、実物は濃いブルーです)