私たちの想い

私たちの想い

研究室に本質的な議論の場を創造する

研究を円滑に進めていくためには,指導教員並びに研究室メンバーとのディスカッションは欠かせません.

しかし,多くの研究室で以下のような課題が見られます.


・指導教員は多忙であることから,指導に割ける時間が限られている

   そのため学生が自身の研究に対するフィードバックを受けられる機会が限られている

・学生の視点から多忙な指導教員に研究での質疑をするのは気軽な行為ではない

・研究指導の質は指導教員の手腕に依存している


大学機関においては講義だけでなく,適切な研究指導を行うことも重要となっています.

しかし,日本においては研究指導の質が大学機関の評価に直接関与することはなく,アカデミックハラスメントなど研究指導が適切に行われない現状が多々あります.


以上の課題を解決し,研究室内,大学機関,延いては日本国内全体の研究力を向上させるためには,

研究室内でコミュニケーション・マネジメント方法を改善し,研究指導の質を高める必要があります.

現在,企業での使用に特化したコミュニケーション・タスク管理アプリケーションは多く存在していますが,研究室と企業とでは形態が大きく異なります.そのため,企業でのコミュニケーション手法が研究室内での手法に完全に一致するわけではないではありません.そこで,研究室での使用に特化したディスカション・タスク管理アプリケーションが求められると考えました.

研究室の現状 (指導教員との意思疎通ができなかった頻度)




私たちは,学生を対象に研究室における実態調査を行いました(n=52).

その結果,学生の約75%が指導教員とのミスコミュニケーションが起こっていることがわかりました.また「ゼミ以外で研究のディスカッションや悩みを共有できない」や「かなり個人任せになっているので、自分が動かないと何も進捗が生まれない」といった声を聞くことができました

このことから,研究環境の改善が早急に求められるといえます.

サービスの可能性




私たちのサービスによってより円滑に研究を行えるようになると考えた学生は60%以上でした.「既にどのような指摘をされたのかが分かる点と(その学生や指導教員の)時間に制約なく簡単なアドバイスできる点がいいと思う。」や「現状提示していただいているものを、研究室で活用させていただきたいなと思いました!」といった声もいただきました.