南日本新聞
[発行:南日本新聞社]
2024年12月8日付 10面
県内声楽家ら 来月9日、川商ホール
ミニオペラ「ヘンゼルとグレーテル上演」
鹿児島在住の声楽家らでつくるオペラ団体「ラ・オペランツァ」は1月9日、フンパーディンク作曲「ヘンゼルとグレーテル」を鹿児島市の川商ホールで上演する。子どもも鑑賞しやすい75分のミニオペラ。ドイツ語による演奏で日本語のせりふや字幕もある。福冨貴子代表=写真左=は「子どもたちに舞台の近くに出てもらったり客席側で演じたりするので生の声を間近に感じられる」と話す。台本は作曲家の妹が、グリム童話を基に子どもたちのために作った。指揮者で総監督の奥村哲也=同右=は「家族愛がテーマ。オペラは初めてという大人にもわかりやすい。ぜひ親子で楽しんで」と呼びかける。昼の部午後3時半、夜の部7時開演。先着150人、全席自由。前売り千円(当日500円増し、3歳未満は膝抱き無料)。チケットは山形屋、十字屋クロスなどで販売中。事務局=090(4096)6771。(徳永崇子)