南日本新聞
[発行:南日本新聞社]
2024年7月28日付
二つの世界を味わって
「ラ・オペランツァ」定演
9月1日、宝山ホール
鹿児島在住の声楽家らのオペラ団体「ラ・オペランツァ」=写真=の第7回定期公演が9月1日、鹿児島市の宝山ホールである。モーツァルト作曲「バスティアンとバスティエンヌ」、世界3大オペラの「椿姫」の2作品を上演。福冨貴子代表は「対照的な世界を楽しんで」と呼びかける。
総監督は第1回公演から演出や指揮を務める奥村哲也。客演としてテノール歌手の岡本泰寛を迎える。「バスティアン−」は子どもたちの初々しい恋模様、「椿姫」は大人の愛を描く。福冨は「世代や境遇を超える純粋な愛を舞台と音楽で感じてほしい」と話す。ー(後略)ー (児玉菜々子)