このたび、2019年以来5年ぶりとなる対面形式での研究会を開催できる運びとなりましたことを、大変嬉しく思います。今年度は、築城400年を迎えた歴史ある長崎県の島原城のふもとにて、実施されます。さらに、新たな試みとして、支部会終了後に地元・島原の皆さまとともに星空観望会を行います。地域の魅力を体感しながら、星空を通じて交流を広げられる貴重な機会となります。皆さまとともに、天文学の楽しさを共有し、未来の活動に向けた新たな一歩を踏み出せる場となることを心より願っております。
12:30〜 受付開始
13:00〜16:00 一般公演(発表15分+質疑応答5分), 事務連絡
(前半)
1.「スターパーティ in 白木峰」について
高原和徳
2. 鹿児島学生団体Pyxis(ピクシス)による天文・宇宙教育普及活動の紹介
松尾たま希 /笠井梨名 /堀切 月葉
3. 高齢者から子供まで楽しめる天文教材の開発
鴈野重之
(後半)
4. プロキオンはシリウスより前に昇るのか?
前田利久
5. SPACE FIGHT:宇宙教育カードゲームの開発と展望
伊東 拓実
6. あの星まで何km?~年周視差で近傍星ラランド21185との距離を測る~
林あい / 刀根佳子
7. 天文教育普及活動における若手の立ち位置を考える
松坂怜
16:30〜17:30 招待講演
・「超伝導技術で挑む銀河とブラックホールの謎」河野孝太郎 氏 (東京大学)
18:00〜19:30 島原城での星空観望会
20:00〜21:30 情報交換会(懇親会)
主に「ミリ波・サブミリ波」と呼ばれる波長帯での観測に基づき、宇宙におけるさまざまな天体の形成や進化、特に、活動的な銀河の形成と進化の過程を研究。さらに新しい観測を実施するための観測装置の開発も実施している。
前田利久(せんだい宇宙館), 青柳千尋(佐賀市星空学習館), 鴈野重之(九州産業大学), 松坂怜(東京大学)