九州大学 大学院システム情報科学研究院 電気システム工学部門

システム制御研究室

システムとは相互に影響を及ぼしあう要素で構成されるひとつのまとまりのことを言います。そのようなシステムの挙動を希望のものに近づけることが、制御の目的です。ロボットやドローン、自動車などの物理システムから、音声や画像などの信号処理まで、時間的に変化するものはすべて制御の対象です。当研究室では、システム制御理論と応用に関する幅広い研究・教育を行なっています。応用として特に力を入れているのが、自動運転車の隊列走行や、複数ドローンの協調飛行など、複数のモノの集まりを制御する動的ネットワーク・マルチエージェントシステムの制御です。システムを構成するひとつひとつの要素が、自分の近くにいる要素だけの状態など、全体の中での限られた情報だけしか得られないときに、いかに全体の挙動を制御するか、というような問題に取り組んでいます。また、建物の地震や風による揺れ対策など、機械や構造物の振動を抑える機械系の振動制御や、ディジタル制御による信号処理も研究しています。