この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2018年06月18日

どうも、縦走CLのI岡です。6/17にPart3の荒島岳に行ってきました。完成編で剱岳に行くための準備として計画していたPWです。メンバーはI岡、F崎、T形、O方、W木、K松、I本さん、O和田さん、O淵です。CLが思っていたほどには岩場の練習はできませんでしたが、急坂・悪路を歩くという意味では充実したPWになったと思います。


写真:http://photozou.jp/photo/list/2619556/9175033


詳しくは追記にて。


6/17(日)

AM3:00 box集合

前日夜にレンタカーを借りに行く時点からいろいろあった。O和田氏がせっかくの院浪の機会を逃すとか、今週末は前日入山の2パーティーと合わせてワンゲルで(過去最多?)5台の車を借りており、そのすべてに初心者マークがつくので初心者マーク足りない案件が発生するとか。個人的な用事に車で送っていったらK林が2台分買ってくれ、おかげでboxの初心者マークが充実した。ありがとう。

予定通り全員集合。15分ほどで出発した。


AM8:12 入山

車2台だったので1台を下山地点のカドハラスキー場跡にデポしてから入山。越前下山駅自体には7時過ぎに着いた。駅前に5~10台止められる。下りてきてから気づいたが、駅の大野市側手前、国道沿いにも駐車スペースがありそう。


AM8:38-8:44 レスト

早いが明らかに尾根に乗れたのでレストにした。ここまでそこそこの急斜面&ペースだったがI本さんの腰・膝は大丈夫そうとのことで、2年前の家Dさん的撤退はほぼ回避したと思った。


AM9:35-9:47 レスト

しばらく緩やかだったが次第に傾斜が増し、857m地点を巻き終わったころから足下が多少岩々してきた。白山が白い。入山前は「1回生に威厳しか示さんから」と言っていたI本さんは仲良し1回生たちを前に絡めず、相変わらずO和田さんと研究室の話しかしていなかったのでCLが煽った。


AM10:42-10:58 レスト

登りの途中でペースがガクンと落ちた。なんとかピークまで登ってレスト。例のやつだが、ちょっとタイミングが早いな?


PM0:08-0:41 荒島岳

1312mピークの登りに時間がかかった。このあたりから微地形が複雑で、4回生とCLは現在地特定がうまくいかなかった。F崎はできていた。CLはこの日はずっと植生変化を見ていて、木曜日に樹木学実習で見た葉が並んでいたので冷温帯やなあと感動しており、読図が多少面倒になって植生と地形から現在地特定ができないか試してみたが、うまくいかなかった。尾根上とそれ以外では植生が違いすぎるというのが原因な気がする。その意味では植生図とか持っていればそれから場所がわかったりするのかもしれない。

山頂に着くと、どこから来てん!と突っ込みたくなるくらい大勢の人で賑わっており、さすが日帰り山行メインの百名山やなと思った。皆さん比較的入れ替わりが早かったので、逆にこっちはゆっくりすることにした。白山は雲がかかってしまったが、Part2で行く予定の経ヶ岳はよく見えた。やっぱり面白い地形をしていた。北アルプス等も天気がいいと見えるのだが、今回は微妙。乗鞍岳や御嶽山は見えてたのかも。この辺りからI本さんが1回生に威厳を示せていないのがはっきりしたような記憶がある。集合写真を撮って出発。


PM1:43-2:16 小荒島岳

「もちがかべ」の激下りを下る。パーティー外から参加の3人が少し心配だったが、全員特に問題なかった。樹林帯に入ると金曜日の雨によると思われるぬかるみが徐々に増えてきた。シャクナゲ平をスルーして小荒島岳の方に進む。平坦な道を少し歩くと小荒島岳。ここから見る荒島岳はカッコいいのでこの間に少し雲が広がってしまったのは残念だった。

コアラのマーチと写真を撮った。やっぱり9人で囲んで拝むのは難しかったので普通の集合写真にした。あまり味が被らなくてよかった。O和田さんは熱中症恐怖症なので水をかけてあげた。今回はO方が歩荷用に大量の水を持っていたので水には困らなかった。


PM3:03-3:16 レスト

シャクナゲ平まで戻り、勝原へ。ここも最初は急で、一旦傾斜が緩んだ後また急になる。2回目の急坂の手前でレストにした。犬を連れて歩いている人がいて、その人の犬がI本さんにだけ近づいたのでこれが人徳やぞとのお言葉をいただいた。O和田さんはT形とO方の名前が覚えられず、T形に聞いて、逆に教えられていた。


PM4:05 下山

道が粘土質のぬかるんだ道に続いてザレ場になり、ちょうどそれに合わせるように視界が開けたので家Dパーティーの3人は美瑛富士避難小屋からの下りみたいやなと思った。歩きにくい場面でも1回生が特に問題なく歩けていてよかった。最後のスキー場跡の舗装路では1回生は走り回っていたが、4回生は疲れていた。I本さんは右膝がメルトダウンしたらしい。顔から肩にかけて赤くなっていたので自然発生的アルコールパッチテストか熱中症かややこしいなと思っていたらただの日焼けでさらにややこしかった。


下山後は入山地点にデポしてあった車を回収して、近くの九頭竜温泉「平成の湯」に行った。大野市内の「お食事処 しもむら」で打ち上げをしてから京都に帰った。越前そばおいしかった。


完成編対策のPWでしたが、無事に終わってよかったです。予備合宿の他の山行ではできない(したくない?)急坂に慣れるということができたと思います。わかりやすく言えば剱岳ではあれが全面岩の世界になります。

パーティーメンバーが問題なくクリアできたのもよかったですが、それ以外の3人もよかったと思います。I本さんは久しぶりの登山だったと思いますが、下りでも問題なさそうで何よりです。O淵もハイジが下りがどうのこうの言ってたからどうなんやろうと思ってましたが、普通にペースに遅れることなくついて来れてたし大丈夫だと思います。えっ、O和田氏?いい意味でも悪い意味でもいつもどおりでしたね(笑)