この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2018年01月14日

どうも、縦走CLのI岡です。1/14にアイゼン講習で比良の武奈ヶ岳に登ってきました。メンバーはI岡、N部、M野、バーボンです。晴れると思ったのに晴れなくてその点は期待はずれでしたが、悪天候というわけではなかったので無事に終わってよかったです。


写真:http://photozou.jp/photo/list/2619556/9131410


詳しくは追記にて。


1/14(日) 曇り

AM6:00 集合

M野が寝坊して出発が6:36になったが、それ以外は特に問題なかった。アプローチはレンタカーにした。前日夜から24時間、スタッドレスタイヤ付を借りた。11日木曜日に予約して三条まで行かないと車がなかったので次からこの時期にレンタカーする人は気を付けてください。

白川通の街路樹に樹氷がついていてきれいだった。坊村までの道は早朝に降った雪がまだ除雪されていなくて、八瀬から大原までは一部凍結、大原から花折峠までは積雪していた。花折峠のトンネルで除雪車とすれ違い、この先は快適に走れた。ちょうど1時間で坊村に着いた。M野は運転うまかった。


AM8:14 入山

入山の時点でアイゼンをつけた。明王院の赤い橋で入山……しようとしたらN部とバーボンは奥口に入渓しようとしていた。沢メン恐るべし……。しかし奥口の入渓地点はもう少し上流だと思うぞ。登り始めは急登。途中で一旦マシになるが、基本的に御殿山まで続く。積雪量は前日の晩から降ったと思われる新雪約15cmだった。登るに従って増えていた。1時間程歩いたところでレストを挟んだ(9:20-9:31)。夏道との分岐を無視して冬道へ進む。雪で隠れててよくわからなかったが、イオウハゲは荒々しそうな感じがした。この辺りでリョウブの木を見た気がして、木曜日の発表のことを思い出した。A川の担当するクルミは見なかった、というか樹皮だけじゃまだわからない。冷静に考えるとクルミは沢沿いに生える木だった気がするので尾根上にはなかったのだろう。夏道と再び合流する場所でレストにした(10:35-10:45)。この場所は確かベンチがあるところであるが、何それ美味しいの?っていうくらい雪に埋もれていた。ここから少しペースが上がった。御殿山は軽くスルーし(11:03)、ワサビ峠まで一気に下った(11:09)。ワサビ峠からの登りで先頭でトレースを付けていた集団に追い付いた。さすがにトレースは生み出せないのでレストにし、しばらくトレースができるのを待った(11:44-11:53)。先頭集団が西南稜の一番狭い場所を登りきったのを見て出発した。ほどなくして武奈ヶ岳の山頂に着いた。


PM0:15-0:49 武奈ヶ岳

山頂についてまず風下側に休憩スペースを作った。そこで1回生とM野にココアを飲んでもらい、自分はカップ麺のソバを食べた。冬山に来るときは飲み物は温かいものを用意すると行動してても楽なので次からは持ってくるようにしよう。カップ麺などの温かい昼ごはんもよい。落ち着いた頃に大量の登山者が登ってきた。多分30人くらい。しばらく山頂にいても天気は変わらないし心なしか悪い方に傾いてるし、人も多くなってきたので写真を撮って下山に入った。


PM2:26 下山

下りはとても速かった。人がたくさん登っていたのでトレースがしっかりしていてアイゼンがよく効いたこともあるし、雪上歩行に慣れてきたこともあると思われる。下山開始直後にM野がアイゼンの左右を間違えていることが発覚し、本格的な下りに入る夏道との分岐でレストしたとき(13:32-13:42)に直してもらった。ついでに他の2人もチェックするとN部も間違えていたので直してもらった。バーボンは間違えていなかったが、これについて、アイゼンを貸した人が自分のアイゼンが優秀だったからだと主張していた。下っている途中ですれ追い越したおじさんに「若い人でも山に登る人は茶髪じゃないしピアスの穴も開けてないし素朴でいいね」とのお褒めの言葉をいただいた。なお某氏(↑)……。あっ、、、。結局2ピッチで下山した。


下山後はboxに直帰した。雪合戦する時間はあったが割と皆さんお疲れだったようだ。CLが車の運転を練習してから車を返しに行き、そのあと一乗寺の「高安」で打ち上げをした。


晴天・青い空・広がる大展望には恵まれませんでしたが、無事に武奈ヶ岳に登って帰って来れたということで、とてもよかったです。僕自身吹きっ曝しになる部分のある冬山に行くのはほとんど初めてのことだったし、客人のE藤さんも予定があって来れないということで緊張した登山ではありました。登りは視界の大部分が雪になるので単調な感じもしましたが、下りは景色も視界に入ってきて楽しかったです。1回生&M野は軽アイゼンをつけるのも初めてだったと思いますが、どうだったでしょうか?2月の合宿では今回のような初歩的なミスはなくしていきましょう。