この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2017年10月01日

O柳です。9/29 にモダン、バーボン、下村と顧問のM瀬で金毘羅に行ってきました。1回生の登攀スピードと、小中で野球部でピッチャーをやっていたモダンのザイルダウン勝率100%などの要因で一日で全メニューを終わらせることができました。(前々日にザイルワークを一通りBOXで確認したことも大きいかも)


写真:http://photozou.jp/photo/list/2619556/9097453

8:10 江文神社

8:25 Yケン尾根 マルチピッチ登攀等

9:40 ジャンプ

10:20 Yケン ヘッドオンで2回昇り降り、トップロープで一回昇り降り

11:20 ビビル 懸垂下降 ATC1回、半マスト1回

12:10~12:55 マルチピッチ懸垂下降

13:00~13:50 カルピス

13:50~15:10 ホワイトチムニー

15:20~16:40 ゲート (テンション2回)


 いつも通りバスで花尻橋まで。快晴で人もいない最高のコンディションで、これなら一日で終わるみたいな会話をする。神社の横で準備をしていると、地下足袋から踵をはみ出させた下村が、「軍足を買おうとして間違えて買った地下足袋のサイズが小さすぎて入らない」という意味不明な発言をしていた。金毘羅は2度目なのでスニーカーでも問題ないだろうと思いスニーカーで登ってもらうことにした。

 マルチピッチはYケン尾根のスタート地点でやった。1ピッチ目はM瀬が上でトップ指導。2ピッチ目は自分が上に行った。2ピッチ目にモダンの支点ビレイを見ると、環付を両方ATCのぶら下げる部分につけていて、オートロックが掛かっていなかった。多分一回目も間違えていたとのこと。あと、2ピッチ目を始める前にバーボンがトップ装備を返し忘れていて、それもよくなかった。なお、モダンはカムにはまったらしく、2ピッチ目で2つカムをきめていた。

 ジャンプに到達すると、モダンは先頭でスルーして、バーボンはさりげなくジャンプをクリアしていた。通り過ぎようとする下村に、「これチャレンジせんかったら沢メンじゃないぞ」とかさんざん煽ったあと「S原さんにちくるぞ」と言ったら、「S原さんならべつにいいです」という謎の発言を残してスルーしていった。上回二人はめんどくさいのでもちろんスルーした。

 Yケンではまずヘッドオンで一回生3人に登り降り二回をしてもらった後、バーボンと下村はさらにトップロープで昇り降り。モダンにはボディービレーと折り返しボディービレーをやってもらった。

 マルチピッチ懸垂はビビルの逆側からカルピスに降りた。ATC一回と半マスト一回。一回目は引き抜き確認はできたが、末端の結び目が挟まって引き抜き失敗したのでM瀬が回収しに行ってくれた。

 カルピスは一瞬で終わって、ホワイトチムニーへ。モダンが中間支点を取るときに、ザイルの流れを気にしてヌンチャクを長くして取ってくれた箇所があったのだが、なぜか壁側のカラビナにもザイルがクリップされてしまって流れが悪くなっていた。カムを2か所にきめていた。下村が一瞬で登り終えた。この二つの岩ではM瀬がトップ指導をした。

 ゲートではモダンがまたカム2つきめるなどしながらリード。トップ指導は自分がやったのだが、ここでもオートロックが効いていなかった。さっきの二回も多分間違えていたとのこと。一応手で握ってフリクションで止まる形ではあったが、次回からはしっかりオートロックでやりましょう。バーボンが登ったあと、M瀬と下村に1回ずつテンションをかけてもらい、スリングでのオートロック解除を行った。

 あとは一日で終わった喜びの中下山して帰りました。後期も頑張りましょう。