この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2017年09月30日

K林partyはなんとか合宿までたどり着くことができました(天気の都合で短縮版ではありますが…)。


参加者:K林、O山、M場、T本、M本、M野


写真:http://photozou.jp/photo/list/2619556/9096788


9/19 晴

13時に高山駅集合。13:40発の新穂高ロープウェイ行きのバスに乗る。K林、M場、M野、M本、T本の5名である。O山は平湯温泉から同じバスに乗るとのことであった。途中、K林は登山靴をバスに乗せていないことに気づく。合宿終了か?方々に電話をかけた結果高山においてきたとの事で2時間後のバスで届けてもらうことに。なんとか山には行けそうだ。結局小山は1本早いのに乗れたということで新穂高ロープウェイで待っていた。落ち込み度MAXのCLはやりとりをよく覚えていないが一行には先にテン場まで行ってもらうことにしてCLは17:25着のバスを待つこととした。0付かつ歩行時間1h20mかつCLがよく知った道という上での判断である。しかしこれだけでは終わらなかった。17:25に着いたバスの運転士に登山靴の件を切り出すと、途中の平湯温泉でおろしたとの事。そういえば電話をかけた時に平湯温泉にいる旨を伝えた気がするが、確かに新穂高ロープウェイまで行くからとも言ったはず…。がっくりしながら平湯温泉に電話をかけるとあるとの事で、更に1本後のバスで届けてもらうことに。電波が通じない場所にいるパーティメンバーを心配させてしまうなぁと思いつつ18:25まで待つことに。ここで届いた登山靴が自分のじゃなかったらいよいよどうしようかとか考え始める。18:25に登山靴は着いたものの、林の中は真っ暗で単独行動はとてもできなかった。ロープウェイ付近の宿に泊まり、明るくなるのを待ってできるだけ早く出ることにした。19:20に小屋から衛星電話が入る。互いの無事を確認し、小屋組は待機、CLは早朝小屋に向かうことを確認。留守本部に念のため状況を報告。19:30頃警察の方からCLに連絡が入る。わさび平小屋から連絡がいっていたらしい。直接会いたいとの事だったので宿で会う。怪我が無いかということと登山届の提出有無だけ確認された。登山届は岐阜県での提出が義務であることを新穂高ロープウェイのポスターで知った(h28年12月から)ので、新穂高ロープウェイに着いた時点で留守本部にお願いしていた。改めて留守本部に状況報告をし、就寝19:45。夕飯の豚丼を食べ損ねたのが悲しかった。


9/20 晴

余分に持ってきたカップ麺を食べる。

CLは新穂高ロープウェイ 5:05発。

6:00 わさび平小屋 着

着くと朝食中であった。昨日の状況を簡単に聞く。問題なさそうだったので時間都合でピストンカットを視野に入れつつ出発。

6:35 わさび平小屋 発

つまらない林道。

7:05 レスト 7:10

本格的な登りに入りとても暑い、日焼け止めを塗る。

8:05 レスト 8:10

とても暑い、水を飲む。汗が止まらない。

8:45 レスト 8:55

とても暑い、お菓子を食べる。熊の踊り場とやらがあるが汗だくでそれどころでは無い。

9:45 鏡平山荘 10:15

少し前から日差しがかげり、一転して汗が冷え寒くなっていた。名物のかき氷を奢るつもりだったが、結局誰も食べず。ホットカルピスやラーメンで体を温める。T本はコーヒーフロートを飲んだ。

10:25 レスト

再び暑くなってきたので服を脱ぐ。

11:00 弓折分岐 11:10

ほぼ稜線上。風が強いのと汗が冷えるので寒いしだるいしガスってるし帰りでも来られるしということで弓折岳はパス。

11:30 レスト 11:35

再び暑くなってきたので服を脱ぐ。

12:05 双六小屋

着いた頃には風が凄く強くなっていた。とても寒い。テントを立てるのに苦労した。変なペグの打ち方をしていたので指導して全て完璧にやった。つもりだったが入り口付近の1本が出入りで少しずつ甘くなり、取れてしまう程度には風が強かった。外にいたら口に砂が入ったので我先にとテントに入った。テント内は暖かかったが、外に出るにはCLでも3枚着なければ我慢ならなかった。すぐに湯を沸かし暖かいカルピスなどを飲み昼寝する。当然のことながら樅沢岳など皆行く気は微塵も無かった。実際時間をおうごとに風はさらに強くなっていくように感じられた。17時頃から雨も降り出し凄まじい暴風雨になった。自身最高レベルの雨風である。時折霰も混じる中テントの壁を抑えながら6人でナポレオンをやって強風の中20時過ぎに就寝。


9/21 晴

4:00 起床

風はいまだに吹いている。寒くてあまり寝られなかったメンバーもいるようだ。パンとスープを食べ、のらりくらり準備をする。テントを畳まないので気楽なものである。食べ終わったのが4:40頃。ガスの中であり、雨がぱらつき、日も出ていないため出発を5:30まで延期する。寒いので寝袋で寝る。そのうちに日が出て晴れる。

6:10 発

6:25 巻道分岐 6:30

楽な登りである。

7:00 双六岳 7:05

ダラダラとした登りである。眺めは綺麗。

8:10 三俣蓮華岳 8:15

寒いのでそそくさと退散した。360度の展望である。下りは鳥を多く見かけた。

8:55 三俣山荘 9:20

オムライスなどが食べられる食堂がある。風がとても寒いが良い匂いが流れてくる。お昼を食べて出発

10:15 鷲羽岳 10:50

良い展望である。おじさんたちの写真を撮ってあげたり写真を撮ってもらったりした。鷲羽池と槍が綺麗だった。

11:25 三俣山荘 11:40

相変わらず食堂からいい匂いがしていたが、テン場までは2h20mである。持ってきた焼き鳥を楽しみに出発する。

12:10 レスト 12:15

巻道はゆるゆる良い道である。

13:00 レスト 13:05

CLが前に来てSL達と打ち上げの相談をしていると雷鳥3羽が現れた!興奮したSLが突進攻撃を仕掛け3羽は逃げ出し散り散りに。しかし1羽はハイマツの上に逃げたためメンバー全員雷鳥を見ることができた。

13:40 双六小屋

今日は天候に恵まれ素晴らしい山歩きが出来た。テントに帰り、焼き鳥缶や鯖缶を湯煎してビールと日本酒を楽しんだ。良い気分で昼寝した。散々褒め称えていたテン場が昨日は悲惨だったが今日は穏やかで他のテントも多く、20張程度だった。(昨晩は4張の同志と暴風雨を耐えた)

夕飯は朝食べるはずだったスパム焼き、CLが高校で食べていたドリアである。調理はM場、O山、T本だけでやってくれた。思えば調理は楽してばかりである。ありがたい。M本は粉チーズをかける仕事に従事していた。そして味は当然の如く美味しかった。今日もナポレオンをした。トップ争いをしていたはずが気付けばドベ2になっていた。終わると20時前で満天の星空だった。小屋にトイレに行くと、北の山の巻道付近(?)で火が見えた。小屋にたどり着けずビバークしているのだろうか。心配しつつ就寝。


9/22

3:00 起床

起きても星は綺麗だった。テントの撤収も早く、4:00には全員小屋に集まった。トイレに行き、水を汲んで出発。

4:10 出発

4:30 レスト 4:35

服を脱ぐ。

5:10 レスト 5:20

ヘッドライトをしまう。

5:50 鏡平山荘 6:05

可愛い野菜について話し合ったりトイレに行ったりなどする。木道に霜が降りてて滑り、怖い。

7:00 レスト 7:10

熊の踊り場で踊らされた。

8:30 わさび平小屋 8:35

O山の頭は硫黄岳だのM場の頭は双六岳だのいう会話をした。

9:30頃 新穂高ロープウェイ着

まずは温泉へ行く。10:55の路線バスに乗り高山へ、高山でCLおすすめの高山ラーメン屋に行き急いで高速バスへ。13:40の京都行のバスを見送ってCLも帰途へ。


お疲れさまでした。また山に一緒に行きましょうね。