この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2017年07月09日

どうも、2回生のI岡です。7/8-9でpart2の高島トレイルに行ってきました。暑かった……。


写真:http://photozou.jp/photo/list/2619556/9064821


詳しくは追記にて。


7/8(土) 晴れ

AM8:17 入山

始発で出町柳を出発し、JRに乗り換えて近江今津へ。5:15集合で5:22発の電車に乗れたのは割とすごいかも。CLは4時に一人boxで起きれたことに満足してその時は特に何も思わなかったけど。近江今津からはJRバスで保坂まで行った。高かった……。バス停から入山口までは徒歩20分ほど。準備をして入山。


AM11:00-11:16 武奈ヶ嶽

入山してからひたすら登る。傾斜はそれほどでもないのだが、とにかく長い。そして暑い。気づいたときには全身びしょ濡れになっていた。暑すぎてしんどかったので30分に1度休憩をいれた。結果として水の消費量がハンパなかった。入山してから1時間ぐらいでテン場に水場がなかったらヤバイなということになった。自衛隊の饗庭野演習場のものらしき銃声も聞こえていた。山頂は割と良いところだった。


PM2:28-2:31 三重嶽

武奈ヶ嶽から三重嶽までは一旦大きく下ってから登り返す。この登り返しがキツかった。やっとのことで三重嶽の肩に着いたと思って水だけ持ってpistonに出発……したのだが、しばらく歩いても山頂は見つからないし、そもそも歩いている方角がおかしい。地形図と照らし合わせるとどうも山頂の南側のピークの方へ歩いていたらしかった。ここまで一定のペースで来ていたので歩いていた時間的に山頂への分岐に着いたと思ったのだが、知らず知らずのうちにペースが落ちていたみたいだ。現在地把握とメンバーの疲れが明らかになったので、少し長めのレストを取った。全員昼食のパンを食べる。CLはメロンパンを召喚したが、水が足りないと言っているときに食べるものではなかった。後に大御影山でもM浦Kが同じミスをしていた。

気を取り直して2:10に出発する。あっさりと分岐に着いた。山頂まで空身で行った。思っていたほどは展望はなかった。集合写真を撮って分岐に戻る。


PM5:27-5:54 大御影山

ここまでは高度を稼いでいた印象だったが、この分岐から先は距離を稼ぐゾーンである。分岐を出てすぐの場所は展望がよかった。若狭湾と琵琶湖が両方とも見えた。青葉山が印象的。サクサク進み、889mピークでレストした(3:29-3:52)。ここで天気図レストを取らないことを決めた。稜線上は割と電波が入っていたので気象情報はスマホで手に入れることにして先に進むのを優先した。三重嶽を出た直後は大御影山は遠い印象だったが、ここまで来ると割と近い。2ピッチで着いた。途中でA川が積乱雲を発見したので悪天候も覚悟したが、大丈夫だった。既に行動時間は9時間を越えていたが、山頂からの景色はそれに見合うぐらいよかった。展望に感動したのは久しぶりだったので新鮮な感じがした。山頂では電波が入った。先程の積乱雲はどうやら京都を襲ったらしいということがわかり、CLとSLは各自K林を煽っておいた。この山行ではこのように天候が変化するのはすべてK林の行動のせいとして説明をつけていた。ちょっと曇ってきたときは「は?K林、北上すんなよwww」という感じですね、はい。


PM7:10 抜土(CS1)

山頂を出ると後は基本下るのみ。時折登り返しながらも飛ばす。ここを歩いているときにCLが水を6L持ってきたつもりで実は5Lしか持って来ていなかったことに気付いた。寝ぼけたときにザックの準備をするのはやっぱり良くないですね。日没も近いので近江坂で少し休んで(6:27-6:35)行動を再開する。このときにA川が天気予報をチェックしてくれた。CS1では電波が入らなかったので、かなりのファインプレーだった。30分程歩いて念願のCS1に辿り着いた。

心配された水場だが、しっかりとした沢があった。品質も問題ないように思う。今回は林道脇でちょうど県境上当たりの水場を用いた。ちなみに、近江坂から下ったところにある水場は確認はしていないが、水が流れる音はしていたので、涸れていることはないと思われる。

全員疲れていたので、夕食の親子丼を食べた後は秘密兵器もそこそこにして、寝ることにした。CLはA川が「明日は大谷山登るんか」と行ったのを「明日は大谷投げるんか」と聞き間違えたりしたのでかなり疲れていたのだと思う。翌朝は4:30起床、なるはやで出発、明王の禿pistonは天候次第ということにして9時過ぎに寝た。


7/9(日) 霧

AM4:30 起床

予定通りに起床。林道上にテントを張ったため、寝心地自体は悪くなかった。多少暑かったぐらい。朝食を作って食べ、N部が水を汲みに行って中々帰ってこなかったりはしたものの、概ね予想通りの出発ができた。


AM7:11-7:38 大谷山

出発後の登りは中々キツかったが、昨日とは違って涼しかったので、その分は快適だった。この日の登りはここぐらいだったので、後は楽な縦走だった。

大谷山で電波を入れ、天気をチェック。どうも9時頃から雨が降りだしそうだった。ガスもひどかったので明王の禿pistonは諦めてまっすぐ降りることにした。O柳さんから明王の禿の説明を振られていたのもあって割と行きたかったがしょうがない。雨具をすぐ出せるよう準備をして出発。


AM9:04-9:26 粟柄越

大谷山の辺りからは晴れていれば琵琶湖側の展望は良いんだろうと思える道だった。コースタイムを大幅に巻いて粟柄越に到着。麻雀の話で盛り上がってから下り始めた。


AM10:30 下山

下りは下りで激下りだった。Part1を思い出させる600mの下りである。「1時間やなwww」ということで降りると結果的に1時間で降りてしまった。途中にあった水場は大丈夫だった。完全な沢で、しばらく登山道が平行するので水を汲む際は少し上流で汲むのがよいだろう。最後の階段では全員膝が崩壊した。


下山後はマキノ高原温泉さらさに寄り、バスを待って京都に帰った。


特に1日目は過酷な条件下での登山となりましたが、無事に乗り切れてよかったです。これをこなせているので、1回生2人には自信をもってPart3・合宿に臨んでもらいたいと思います。A川も安定していました。今回の最大の収穫は「次のレストは〇〇で××分後だな」と思ったのが僕とA川の間で一致し、かつほぼその予定通りに進めたことです。これは夏休みの登山を安全に行う上で大きいでしょう。問題点と言えばまだ僕読図クイズやってないんですよね……。1回生が優秀すぎて割とこまめに地図見てるし僕と同じレベルではわかってたしむしろ三重嶽付近では僕より気付くの早かったしクイズする意義が見当たらない……。