この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。
2017年06月07日
縦走のCLをやることになりました、KMです。part1,2はメンバーが10人(KM(CL),OH(SL),MH,OK,MuS,MoS,SM,TT,HA,HK)という大所帯になりましたので、part1から攻めるのを諦め(I岡partyに任せ)、定番の比良に行って来ました。6/3,4は両日とも晴れ、良い山行でありました。
写真:http://photozou.jp/photo/list/2619556/9050326
以下記録です。
6/3(土) 晴れ
BOXに5:30集合とした。出町柳駅6:01発の電車に乗るためである。MoS,TTは実家からでは間に合わないのでBOX泊をしていた。CLが5時に2人をたたき起こしに来たあともしばらく誰も来なかったので少し不安になったが、皆が集まった後は装備の確認もてきぱきと済ませられ、OKさんのパッキングをちょいと直した以外は皆しっかりと準備できていたのでスムーズに出発できた。
7:10 蓬莱駅より出発
湖西線からの眺めはやはり良い。天気も上々で期待しつつ出発。
7:35-40 湖西道路(?)越え服脱ぎレスト
いささか天気が良すぎる。暑いのでCLは早速汗だらだらで心配される始末であった。
8:10-15 舗装路終了地点レスト
下道歩きは怠い。士気の低下を察知したCLは早速○ーブルチョコレートを配って歩くが、10人もいるとあっという間に無くなってしまう。もっと出し惜しみすることを決める。
ここから登りが始まるのだがSLのOHは元気いっぱい良いペースであった。
8:25 薬師の滝
OHが気を利かせて道を外してまで立ち寄ってくれたのだが皆が見ていたかは微妙。
2日程前に大雨が降ったせいかは知らないがカエルの声が所々聞こえてきた。
9:55-10:10 小女郎峠
休憩する場所とタイミングが合わず1ピッチで稜線まで上がってしまった。止めようかと迷っていたが、OHも同様に止まるかどうか迷っていたらしい。10人もいると休憩場所も選ぶ必要がある。CLも声をかけるが基本的には休憩の判断はSLに任せることと確認した。主な登りも終わりということで長めにレストした。
油断したCLは出発直後ひっそりと足を挫いた。
10:35-45 蓬莱山頂
OHがハンモックに吸い込まれていった。びわ湖バレイの敷地に入ったようで観光客もおり、予定ではなかったがグダグダとレストした。OHは琵琶湖を見て「これなんて川?」などと言っていた。
11:00-05 打見山頂
人多し。観光地で迷い、展望台(恋人の聖地)に着いてしまう。10人もの登山partyがそこに向かう様はさぞ異様だったことだろう。正規ルートへと向かう道を見つけ出発したのが11:15。
11:25 木戸峠通過
11:55-12:05 比良岳山頂
本来であれば山頂を巻く予定であったが、良い道だったので気付いた時には山頂に向かっていた。地形図上では巻き道の記載が無く、山頂からの下りにあるはずの巻き道との合流地点も発見できなかったので巻き道はほとんど誰も通らないのだろう。山頂付近は林の中で展望もなく、登る必要は全くなかった。巻き道はコースタイムがやや若干少し短いが、迷いやすい気もするのでこちらの方が良いのだろうと思う。
12:15 葛川越通過
12:35-45 烏谷山
登り終えた時には皆さんお疲れ気味でテンションが低かったように思う。以降の下りからは至極順調であった。
13:10 荒川峠通過
13:30-35 南比良峠
皆さん元気そうだったので水分補給のみして出発。
14:15-30 金糞峠
水汲みレスト。グラサン銀歯のおっちゃんに話しかけられるも内容を全く覚えていない。以降の小川沿いのルートではカエルの大合唱、イモリ大量発生が印象深い。きれいな水なので一同感動していた。
15:10 テン場着
米の炊き方を指導した。苦労して持ってきたゼリーが喜んでもらえたようなのでCLは満足した。寝る前にHAが額に乗せたゼリーを手を使わずに食べたので拍手喝采であった。
20:00-15頃 就寝
6/4(日) 晴れ
3:30 起床
目覚ましが鳴っているのにCL以外誰も起きない。ゆするとみんなすんなり起きてくれたので良かった。パンは普段スープのみで食べるKUWVではあるが、今回はマーマレードとチョコクリーム等があったので非常に良かった。
4:55 出発
人数の割にはスムーズに出発できたように思う。これからもっと準備が手早くなっていければなお良い。
5:20 服脱ぎレスト
5:45-50 RF
2日目はRFの練習をしようと決めていた。TTが腹部違和感につき正露丸を出す。以降何事もなかったので良かった。ここらでガスが辺りにかかってくる。
5:55 コヤマノ分岐通過
6:10-20 武奈ヶ岳山頂
集合写真はガスの中だった気がするが、しばらくしたら晴れました。めでたしめでたし。
6:25-30 小休止
OHがコンパスを山頂付近に落としてきたことに気付く。すぐ見つかって良かった。
7:00-10 細川越
OHのコンパス講座、KMの読図講座が行われる。
7:20-25 RF
7:35-40 釣瓶岳
8:05-10 イクワタ峠
8:25-30 RF
地蔵峠まで0.5kmと主張するうそつき看板を発見するもRFをしたばかりの我々は騙されなかった。
8:55-9:10 地蔵山
9:40 道間違いに気付く、レスト
下り過ぎており、違う尾根に入っているのではないかという事でレスト、赤テープを違う方向で見たかもしれないというTTとSLで引き返して確認に行ってもらう。間違えていたことが確認できたので引き返しはじめるのが9:50。
原因はなにか:道中林業用のビニールテープが至る所にあり、それが尾根上も続いていた。かつどこも歩きやすく踏み跡はほぼない道であった。それに加えて赤テープもあったため、本来の道との分岐を見落としたと思われる。
結果的に体力や時間のロスをしたが、比較的早めに気づけたことは評価できるのではないかと考える。周囲の地形を把握し、CLより一足先に気付いたTT君は素晴らしい。
10:00-05 元ルートに復帰する
暑く、道間違いで消耗したので水分補給をしっかりして出発する。
元ルートに戻ってからも分かりにくい場所が多く、時折SLもしくはCLが先行して道を特定しつつ歩いた。
10:25 横谷峠通過
道間違いや気温の上昇などが原因であると考えられるが、疲労感が蔓延しており、ペースが落ちがちであった。それに加えてメンバーの都合で早めに帰ることを決めており、かつ正規ルートを行った際に入れる下山後の温泉に皆あまり魅力を感じていないようであったのでescape5をとることとした。本来そればかりを気にして山行に行くのもどうかと思われるが、CLとしてはやはり山行が予備合宿として認められるかどうかを気にするものであるので、一泊した場合part1として認めて欲しい旨をレジュメに記載したことは無理をしない上でも良いことであったように思う。結果的にコースタイムは1日目7h15m、2日目6hとなり、十分であったと思う。
10:55-11:00 林道 レスト
11:10頃 畑の集落 escape5下山
棚田がきれいであった。下山連絡をし、カードゲームをして12:35発のバスを待ち、近江高島駅ですこし遅めの昼食を皆でとって解散した。
記録は以上です。久しぶり若しくは初めての山で中々疲れた人も多かったように思います。次回に備えてゆっくり休んでください。