この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2017年06月05日

M里です。6/3・4で台高の釜ノ公谷を遡行してきました。メンバーは、社会人のミトさんとハッピーさん、M1のM崎とM里、4回生のS木の5人。

誰も防水カメラを持ってこなかったので、写真はスマホで撮りました。沢中の写真は少ないです。

写真:http://photozou.jp/photo/list/2619556/9050132


ミトさんが米子に旅立たれるということで、その前に沢に行こうということになり、ハッピーさんが計画してくださった。


6月3日(土) 晴れ

1:00 BOX発。

2:30 門真でミトさんを拾う。

3:30 堺でハッピーさんを拾う。

6:30ごろ 大台ケ原駐車場着。冬のような寒さ。ミトさんは防寒具を持っていなかった。

6:55 出発

7:07 川上辻。「通行止め」の看板をスルーして入山。

8:25 大台辻。この先で崩落箇所があった。緊張感のあるトラバースだった。前を歩くおじさん2人組に出会った。釜ノ公を遡行するとのことだった。

9:40 吊橋。大岩を右岸から高巻く。

9:55~10:35 沢床。入渓。2人組に先に行ってもらうついでに、ハッピーさんが釣りを始める。3匹釣り上げていた。この後、簡単に巻ける釜をなぜかみんなで寒さに震えながら泳いだ。2年振りの沢ということで、ミトさんは生き生きとしていた。

11:05~11:40 ゴルジュ入口の2段滝。左岸巻き。テープを辿ると簡単に巻けた。核心ゴルジュも一気に巻いてしまった。ふかふかの苔が多かった。

11:40~12:50 ゴルジュ見物&釣り&昼寝。この日は終始のんびりしていた。ゆるふわ遡行。たまにはこういうのもよい。

13:15~13:20 美しい釜に魚影を見たので釣る。

13:30 CS適地を見つけた。これ以上進むと2人組とテン場が被る可能性があったので、ここに泊まることにした。


早速、焚き火を始めた。無限に焚き木があった。ハッピーさんは釣りに行ったが釣れず。アマゴは柔らかくあっさりしていておいしかった。マシュマロ、煎餅、チータラ、ポテチ、M崎のオーストラリア土産のお菓子、新玉のホイル焼き、ニンニクのホイル焼き、麻婆豆腐......終始何かを食べていた気がする。ミトさんは防寒具を忘れたのでシュラフにくるまっていた。前夜の寝不足もあって皆疲れていたので、20時には就寝していた。実はS木も防寒具を忘れていて、寒くて眠れなかったそうだ。



6月4日(日) 晴れ

5:30ごろ 適当に起床。焚き火を囲んで朝食。カニ雑炊。

6:55 出発

7:45~9:00 10m滝。滝のすぐ横の左岸ルンゼを登ったが、最後に崩れやすいハング気味の壁にぶつかった。S木がフリーで突破したのち、後続はランビレで突破した。登った後に見ると、少し手前の左岸ルンゼからの方が巻きやすそうだった。岩壁を巻いたあとはクライムダウン。

9:48~10:13 日が差し込んで楽園のような場所でレスト。いつの間にか追い抜いていた2人組に、先に行ってもらう。

10:25 50m滝。圧巻。セルフタイマー。

~10:55 中段まで直登、途中で左岸の樹林帯に入って巻く。滝上は素晴らしい眺めだった。

12:15~12:30 三津河落山。遡行終了。詰め上がりの最後は急斜面で、ゴーロ帯で体力を消耗した沢メンにとどめをさした。ここで2人組にまた追いついた。三津河落山一帯は笹原になっており、笹の緑も美しいし、展望も素晴らしい。大峰や海も見えた。山深さを実感する。山頂にいた方が、疲れ切った私たちを見てお菓子を分けてくださった。親切が身に沁みる。

13:05 川上辻。下山。

じゃんけんで負けたS木に車を取りに行ってもらった。中庄温泉という温泉に寄ったら、ここでも2人組に出会った。何という偶然。葛城一言主神社に立ち寄って、堺の焼肉屋で打ち上げ。社会人の力を見せていただいた。ありがとうございました。


天気に恵まれ、楽しい山行になりました。適当な部分が多かったのでそこは反省。またこうやってOBと現役で集まって沢登りができればいいなと思います。