この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。
2017年05月06日
どうもKMです。新歓の四国剣山PWは新入生のNR君、顧問のORさん、AI君、OHさんに加えOY氏を迎えた6人での山行となりました。
写真です。「http://photozou.jp/photo/list/2619556/9037235」
以下記録となります。
当初はBoxに18:30集合の予定で19時頃には出られるとの心算であったが、臨時役員会やらレンタカー会社の混雑やら京都市内の混雑やらで20時頃出発と早くも予定が崩れる。GWで適当な大きさの車が出払っており8人乗りの車をサービス(笑)してもらったのであったが運転に自信のない我々に大きな車の運転は始終不安であった。にも関わらず夜道、特に対向車の全くない山道を爆走するのは楽しくもあった。
(5/2)
2:00就寝
剣山見ノ越駐車場は真っ暗であった。おそらく皆眠かったので着いてすぐに寝る。テントを張るのに適当な場所もなく車中泊。
(5/3)
8:30 起床
KMが8時頃に起きると観光地であった。警備員が交通整理をし、家族連れであふれている。大荷物で縦走をする我々を思うと面倒くさくて仕方がなかったがあまりにも出発が遅くなるとそれこそ面倒なので仕方なくメンバーを起こすべく騒音を立てた。
9:10 出発
皆ゴンドラを羨ましそうに見ていた(気がした)。
9:30 服脱ぎレスト(2分)
元気いっぱいAIやらOY氏を煽って登った。
9:50-10:00 レスト(西島駅)
雲行きが怪しかったので敢えて逆に期待させる様なことを言った。
10:15 大剣神社、水汲みレスト 10:30
岩肌の斜面から湧き出してくるのではなく、岩でできた空洞(洞窟?)に溜まっていた。一口飲んでうまさがわかった。百名水は伊達じゃない。御神籤が20円だったので引いてみると色事慎めとある。余計なお世話だ。
10:45 頂上ヒュッテ (おでん) 11:00
充実した売店があった。誘惑に負けてみるとそれはそれは美味しいおでんであった。尾張出身のKMとしては味は違えど味噌をつけて食べるおでんは久しぶりだったのでとても嬉しかった。手作りのこんにゃくは大きく独特な味だったのでオススメである。
11:10 山頂
ヒュッテからすぐである。見事なまでに真っ白ガスの中であった。仕方ないので記念写真を撮り、京大の大半のものより綺麗なトイレに感動しつつそそくさと出立。
11:30 次郎笈分岐 トラバースへ
どうせ上もガスっているので上に行く意味は皆無であった。
11:40 四国百名水
さっき汲んだ水と味が似ていた。そりゃそうか。
12:05 雨具出しレスト(5分)
雨は降らないで欲しかった。
12:30 丸石通過
ペースは快調であった。
12:50 丸石避難小屋 昼飯レスト
誰からともなく1日下山論が持ち上がる。面白がって前向きに喋っていると、自分でも冗談とも本気とも分からなくなってくる。とりあえずエスケープ下山は却下し先へ。
13:10 雨強くなる
ここまでくると曇り男どころか嵐を呼ぶとの評判を拭えなくなってくるなどと考えていた。
13:40 高ノ瀬通過
ペースは至極快調であった。
13:55 中東山分岐 レスト 14:05
印象にないレスト。地味に疲れてきているメンバーの様子を見て予定通りの行程を取ることを決める。
15:00 白髪山避難小屋
小屋にも泊まれたのだが騒ぎたかったのでテントに全員入る。テントは他にも15張ほどあった様に思う。ガスの中、風が強く寒かった。
21:00 就寝
自分にしては珍しくトランプしか持ってきていなかったのでナポレオンとハーツを布教する。ナポレオンはOY氏が絶望的な弱さであった。ハーツはAIが土壇場で爆発しOY氏はおおはしゃぎであった。ORさんが快勝していたのでいつかリベンジしなくてはいけない。夕飯のジャーマンポテトもといジャーマンベーコンはベーコンが大量にありご飯が良く進んだ。お菓子を車に忘れてきたAIに対しOR「秘密兵器秘密にし過ぎやろ」
(5/4)
4:30 起床
眠かったが仕方ないので起きた感じがあった。ガスは晴れていなかったが、天頂付近だけ青空が見える。ちょっと期待できそう。
5:30 出発
新入生のNR君を始め、全員準備が早い。コースタイムも巻く頼もしいメンツであることを再確認する。先頭をOHからAIに変更する。
3分後 AIが靴紐を結んでないことが判明
あれれ?
3分後 ORさん、キジ撃ち
キジ撃ちなら仕方ない。
この辺りからガスが薄く、空が青くなる。今思えば唯一の青空である。
6:10 カヤハゲ レスト 6:20
朝一の登りは地味にきつかった。ラムネを配りまくる。ここからの下りで、AI「ここコケそう~」→AIコケる→OHコケる→OYコケるというギャグが完成。OR「やる気あんのか笑」
6:55 三嶺山頂 直下風、ガス強し
登りで頂上にみるみるうちにガスがかかって行くのを見てしまった。頂上でガスが晴れるのを待ちたかったが寒いのとヒュッテが近そうなので写真を撮り晴れたら空身で戻る事にして去る。
7:20 三嶺ヒュッテ 7:30
剣山頂上ヒュッテとは違いむしろ避難小屋。ここも雲の中なので案の定戻らず進む。若干道を取り違えるも即座に修正。
8:05 ダケモミの丘 通過
ここまでが傾斜がきつい下りであった。以降は緩やかだが油断すると落ちている石ころや木の根に足を引っ掛けて転んでしまう実は恐ろしい潜在的な危険を孕んだ下り坂であったので(テンションが上がった)優秀なCLと顧問が競って先頭を歩きpartyの士気を高めた。この辺りに来ると会話の話題の7割がうどんに支配されていた。
8:30 林道交差 ぬかよろこび
わだちのある林道に出る。やった、うどんが食えると思った矢先林道は大きくカーブし目の前に登山道が現れる。騙された。
8:50 下山
1着OR、2着KMであった。なお3着以下はやる気(呆れて競争に付き合う気)がなかった。ORさんにヒッチハイクで車を持ってきてもらう。待っている間にトランプをしたかったがKMはほぼ毎回恒例の紛失劇を演じてしまう。どうしてトランプが無くなるんだ。
以上が山行の記録です。
この後は500円で素晴らしい温泉に入ったり、山道で行き違いに苦労したり、祖谷そばを食べたり、うどんを食べたり、こんぴらさんに行ったり、うどんを食べたり、ORさんを翌日の個人山行に備え岡山に送りに行ったり、倉敷で寝たり、DQNに起こされたり、美観地区を見たり、姫路城に行ったり、動物園に入ったり、神戸で渋滞に巻き込まれてキレたり、偶然阪大を通って立地に吃驚したり、茨木からちょっとだけ高速に乗ったりして京都に帰りました。色々体力的にハードな旅行ではありましたが、これぞGWという充実感が得られたのでは無いでしょうか。ピークでガスっていたのだけが心残りです。皆さんお疲れ様でした。