この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2017年04月02日

M瀬です。西表合宿に行ってきたので報告をまとめておきます。今回は全体的にガバガバだったので色々と不甲斐ない結果になってしまいました。


メンバーはM瀬、O柳、K元、O山、O和田


集合は3/15の夜関空にて、ここでCLがウエストポーチを忘れてきたことに気付く。地図はコンビニで印刷できたが笛とコンパスは手に入らなかった。また食当が鍋を忘れていたことも発覚した。


16日、数日前からO柳が石垣島で観光をしていたので彼に手伝ってもらい、買い出しは早めに終わったため、西表行きのフェリーの時間まで各自まったりと過ごす。鍋もこの間に適当に買った。

西表に着いて局留めしたザックを受け取ったところでさらにトラブルが発生。小山のヘルメットとCLの沢靴が見つからないのだ。非常にマズいのですぐに郵便局に問い合わせる。ヘルメットは石垣の郵便局に落ちていたらしいので翌朝一番のフェリーで届けてもらえるようだが沢靴は見つからない。何もせずにいても仕方がないので地下足袋と草鞋を着けて仲間川に行くことにした。またどうせ使用2年目になる沢靴を買い換えようと思っていたので先輩に買って送ってもらうようにお願いした。21日には届くらしい。

そして食当が石垣でペミのラードを買い忘れていたことも発覚。マーガリンで代用した。


17日曇

8:20宿出発


9:20入山

この辺りは整備された道をひたすら歩くだけ


10:10船着場

問題発生。過去の遡行図では船着場から一度川を渡渉し右岸を歩いていたらしいのだが満潮で渡れそうにないのだ。しきりに観光船が往来している。進めそうにないので予備日を使う覚悟で潮が引くのを待つことにした。観光船は我々を見世物のように紹介していたのでそれを嫌い船の音が聞こえる度に身を隠していたのだが一部は律儀に手を振っていた。私はそれが動物園のチンパンジーにしか見えなかった。


11:50

大柳がトイレに行こうとしたところ左岸側にテープと道らしきものが見つかった。少し潮が引いたことで道が現れたのではないだろうか。進むことにした。


13:20~13:45

道なりに歩いていたところ急にテープが途切れてしまい、しばらく探したのだが見つからない。諦めて川に方向を合わせて突っ込むことにした。


14:30

本流発見。周囲はやや濃い藪だったので川の中をザブザブ歩くことにした。浅いところでは膝くらいまで、深いと泳ぐくらいのところをずっと水牛状態で進んだ。


15:20~15:30 レスト


16:30

ウブンドルのヤエヤマヤシ群落から来る大きなルンゼとの出会いに到着。距離だけで言えば本来のCSまでの半分も進んでいないがこれより先はしばらく適泊地がなさそうなのでここをテン場にした。大きなインゼルのような地形なのに水は流れていないのが少し気になったが十二分な広さがある。大柳はオオウナギやカニを捕まえるための罠を仕掛けに行き、その他はテントを張ったり焚き火の準備をしたり食事の準備をしたりで思い思い過ごした。ここでまたしても問題が発覚。テントのポールが4テン用である。仕方がないからこれで張ったがやや狭い。


20時頃夕食の肉じゃがを食べた。砂糖が足りなく醤油の味しかしなかったがまあ美味しかった。マーガリンペミがいい味を醸し出していた。食後、焚き火を囲んで秘密兵器を開封していたら大柳の荷物が一部流されそうになっていた。不注意なやつだと思ってどけておいた。またしばらくして水を組もうとしたらまた沈みかけていた。ここで全て察した。潮が満ちてきているのだ。テン場に着いたのはちょうど干潮時、この日の満潮は23時頃。どんどん満ちてきている。慌ててテントを高い場所に避難させ、荷物を退ける。片付けが終わった直後に焚き火が水没した。ある程度は上っていたはずだったのだが大河の恐ろしさを痛感した。満潮時には元々テントを置いていた場所が完全に沈んでいた。


沢2日目

3/18 晴れ

出発前にO柳が罠の確認をしていたが何もかかっていなかった。残念。

7:00出発 満ちていた潮が引きまた水無川に戻っていたインゼルを上り本流と合流。前日までのマングローブなどが生い茂るジャングルとは様子が一変して急に沢らしい沢になったのでCLは草鞋を履くことにした。

ここからは目印になるようなルンゼに出会わなかったためあまり時間の記録をとっていないのだが、ゴーロ帯や明るいな河原などがあり西表とは思えないような部分も多々見られた。しかし当然西表なのでウボの存在は避けられない。そしてそのウボが草鞋に与えるダメージが強烈だった。一歩ごとに草鞋と地下足袋を引き剥がそうと強力な負荷をかけてくる。


11:00 ツタや細引きでグルグル巻きにして受けたダメージを誤魔化す努力はしたのだがついにはどうしようもないくらいにボロボロになってしまったので非常に悔しいが撤退の判断を下した。

ボロボロの草鞋をかばうようにゆっくりと来た道を引き返す。途中でオオウナギを見つけたが逃げられてしまった。ウナ沈であれば撤退の言い訳になったのだがそうはいかなかった。そうこうして前日のCSに着いたのは15時頃。干潮だったので川下りを始めた。前日よりも水深が浅かったため多少ペースが速くなった。しばらく下った適当な所で左岸に上陸し、方向を合わせて進んだら10分もしないうちに前日テープを見失った地点に到着した。それからはあっという間で18時過ぎに船着場に着いた。リヒトを使えば宿に帰ることはできそうだったが一泊分の食料が余っていたので船着場で泊まることにした。夕食の中華丼を食べて寝た。CLはシュラフが水没したためシュラフなしで寝たのだが少し寒かったのと、虫にボコボコに刺されたのであまり眠れなかった。


3/19 曇り

前日O柳が船着場でウナギの罠を仕掛けていたのだが糸が切られていたようで、ウナギの存在を匂わせて今回の山行は終幕を迎えた。不本意ではあるが、出発前の天気予報では海岸歩きの天気は良さそうなのでそちらに期待したい。


2017年04月02日

M瀬です。沢に失敗してしょぼくれていました。

しばらく天候が悪そうだったので中日をいっぱいとっていたら上回生達と合流してしまいました。

京都から無事沢靴が届きました。

3/24 晴れ

8:10宿出発


9:10~9:30忘勿石

目立つ石碑の東側に本物を発見


9:40入山


10:40~10:50レスト

この辺りから大浜まで岡和田が疲れたとゴネ始める


11:50~12:00レスト


13:10大浜、テントを張れそうないい感じの日陰にO和田がおしっこをしていて腹が立った


平凡な行程。砂浜、岩場、浅瀬を歩いて終了。

大浜の海にはサンゴ礁はなかったもののちらほら魚がいて一回生は喜んでいた。天気がよく気温も高かったので普通に気持ちよかった。

夕食はビーフシチュー。星が綺麗だったので外で寝ることにした。あとテントのポールの問題はアライテントの本体にモンベルのポールを持ってきてしまったため起こり、やや狭い程度で済んだようだと発覚した。




3/25 曇→雨

7:00起床


8:20出発


9:20~9:45クイラ渡り直前レスト、クイラ渡りを探すための偵察


11:25~11:35クイラ渡り終了レスト

クイラ渡りでは道があったので下り始めの地点を見落としていた。「国有林」と書かれたプレートのあるテープが下りる地点の目印。だが干潮ならそもそもクイラ渡りを使わずに進めそうな気がした。クイラ渡りが終わると鹿川が見えるので一同のやる気が上がった。

干潮だったので危険箇所は難なく通過できたのだが12時頃から雨が降り始めた。


13:00鹿川

中々止まない雨を凌ぐために周囲を探索していたら昔人が住んでいたような痕跡のある洞窟が見つかった。記録では東側にあると書いてあったのだが実際は鹿川に注ぐルンゼの西側すぐにあった。他にも別の洞窟があるのかもしれない。O柳の尽力によりすぐに焚き火が成功し、暖を取れた。CLは道中に取ったカサガイを焼いた。


15時頃 雨が止む

寒くてとても泳ぐ気にはなれなかったが散歩して綺麗な場所だとわかる。自分たちのものでない足跡がいっぱいあり、こんな辺鄙なところに来る物好きがいるものなのだなと思った。




3/26 曇、強風、波が強い

9:00出発 落水崎先とパイミ崎とヌバン崎の危険箇所の位置と満潮の時間を考慮して9時出発


10:20~10:30落水崎危険箇所を通過した辺りでレスト、干潮よりもそこそこ早いが問題なく通過


11:20~11:30水場でレスト


12:20~12:30ウビラ石

東尋坊よりも迫力があるという絶壁の岩場。実際に見てその迫力を感じた。


13:00幸滝


13:20分頃 社会人の団体と出会う。釣りをしながらヌバンから鹿川、そこから山を越えて木炭の浜、白浜まで歩いて行くようだ。ヌバンで風をしのげるテン場や去年我々とピナイサーラ行きのバスで出会っていたことなど教えてくれた。


13:40~13:50パイミ崎直前でレスト


14:40ヌバン

すごく風が強く、水場右岸の茂みに逃げ込む。焚き火で暖をとり、お湯を沸かす。体力が回復したので水を汲みに行った。下流はゴミだらけでばっちいので少し上流のきれいなところまで行った。そこで気がついたのだが水場左岸にすごく広くて平坦な、テン場にうってつけの地形が見つかった。また水汲みの帰りに破天荒英丸という船の主で内臓学の研究をしているというおじいさんに出会った。翌日は晴れるが風速5mで大時化になるから網取は通らずにshort cutルートを使った方がいいと聞いた。頼み込んだら船でヌバンから下界まで連れて帰ってもらえるのではないかと思った。戻ると焚き火で道中集めていたカサガイを焼いていた。美味しかった。


19時頃にS原さん、S木さん、F川さん、トミーさんのパーティがやってきた。荒れ狂う天候の中よく来たものだ。西表縦断を成功させたS原さんがきっと後押ししまくったのだろう。ちなみに彼らは茂みの中の焚き火には否定的であった。


夕食は焼き飯、あまり米は焼いていないが焼き飯の味になっていた。あとこのテン場にはヤエヤマサソリがいっぱいいた。想像の1/10のサイズしかなくてびっくりした。夕食後は焚き火を片付けて強風が吹き荒れる海岸に出て上回生と一緒に焚き火を囲んで色々話したり秘密兵器を開封したりして楽しかった。




3/27 快晴、風穏やか時々強め、波穏やか


7時頃自然起床。天気がいいので砂浜に行き上回生と一緒に朝食を食べる。食後少し暖かくなってから海に泳ぎに行った。リーフで深くなっているところが写真で見たような景色で感動を覚えた。海やサンゴや魚の美しさ表現するには文章力が足りない。


海から上がり焚き火に当たりながら砂浜で体を暖めるのもまた心地よい。上回生たち砂で卓を作りは麻雀をしていた。時間に追われることなく皆が思い思いに過ごせる沈は素晴らしいと感じた。ここでパーティで相談してもう一沈し、ケイユウオジイとシロの浜をカットして1日で船浮まで帰ることにした。白浜で後0することにならないように行動速度には気をつけたい。


午後は大体麻雀をしてまったり過ごした。こんな穏やかな時間がずっと続けばいいのに。

夕食後は前日と同様焚き火を囲んで秘密兵器の開封会。風は強くなかったものの気温が低く背中は少し寒かった。満天の星空で鈴木さんに見せてもらった星座紹介のアプリがとても良かったので下界に戻ったら使ってみたいと思った。10時頃から各自砂浜やテントの中で好きに寝ていた。私も砂浜で寝たのだが少し寒くて数回目が覚めてしまった。




3/28 快晴、無風、気温高め

やはり自然起床というものは素晴らしい。暑い!たまらん!海に行くぞ!という理想的な流れ。気温が高いので泳いでもあまり寒くない。波がもっと穏やかなので深いところも割と平気で泳げた。小山がウミガメを見たらしい。めでたい。前日よりも魚がいっぱいいて竜宮城のようであった。午後はまた麻雀をしてのんびり過ごした。連続で3位だったのが悔やまれる。翌日は上回生達も帰るので一緒に記念写真を撮り、浜辺中の木を集めて燃やし尽くせないくらい盛大な焚き火をした。明日は4時起床だというのに日付が変わるまで談笑してしまった。




3/29

4:00起床、12:50発の船に乗るために余裕を持って行動したかった


5:30本来予定していた出発時間

明るくなる気配がないのでとりあえず海岸の端まで移動することに→リヒト山行


6時頃 次第に明るくなる


6:50ウボ川河口


7:40分水嶺


10:30アヤンダ川河口

途中にあった踏み跡に固執しなかったせいで木を持って無理やり斜面を下るなどした。満潮直後の時間帯だったので泳ぐことになった。河口からケイユウオジイの浜にいる上回生パーティが見えたのでめちゃくちゃ遅れていた訳ではなさそう。浜までは隊列(追記2参照)を組んで少し距離を縮めた。


10:50~11:00 ケイユウオジイの浜でレスト


11:20 西山林道入口

上回生による目印を発見


12:30西山林道出口 途中でテープを見失い、その代わりに辿った杭が実は何かの境界線を示すものだったようで藪漕ぎをすることになり大幅タイムロス。テープ以外信用してはならない。


13:00イダ浜 帰りの船に間に合わずに力尽きる


これでもう公共交通機関を使って大原に帰れないと思ってしょぼくれていたのだが、この時期は夏期間限定の15:00船浮発15:40白浜着の便があるということを私が地元の人から聞いてウキウキしていたところ、大柳らが海上タクシーを捕まえてそれを使う機会を失ってしまったのでモヤモヤした。帰れたからいいのだが。


白浜に着くとそこには3日目に出会った社会人のおじさん達がいてまた色々話をした。自由に行動したいが大人であるが故のしがらみや身の上話などの雑談から、食べられる野草や水についての実用的な話(追記3にまとめる)などを聞いた。来年も後輩と出会えたらいいですね。



これくらいで西表の記録については筆を置きます。色々問題の多い半期でしたがどうにかここまでこぎつけられました。次のCLのO柳はもっとうまいことやってくれるでしょう。


2017年04月02日

沢の報告に乗せると文章が読みにくくなる情報をまとめました。

追記1

今回我々と上回生達が泊まったのはしきな荘という民宿である。素泊まりで一泊2500円のはずなのだが宿のおじさんのサービスが凄まじく、毎日のように魚やガザミの料理を提供してくれるし連泊したら宿泊費を安くしてくれる。また西表に来る機会があればぜひとも利用したい。


追記2

最終日、腰まで潮に浸かるくらいの湾を歩いている時に発見した技術であるが、海中を歩いている人の後ろについて歩けばすごく楽なのである(自転車競技のいわゆるスリップストリームのようなもの)。前の人の背中を押しながら歩くと更にスピードアップ。先頭は普通にしんどいので適宜交代すること。


追記3

・西表の藪漕ぎをしているとそこら中にあるシダ植物のヒカゲヘゴは、先端が丸まっているものはある程度大きくても皮を削ぎ落として食べられるらしい。その他にも食べられる野草はたくさんあるとのこと。

・野菜は1日くらい天日干しにして干し野菜にすると軽量化できるし保存も効くようになる。干し肉を作れたらペミをしなくてもよくなる。

・環境省の調査員は北海道の水は直接飲むが南方の水は濾過装置を通して飲む。これはエキノコックスがいることはほとんどないが南方の危険な細菌はそこそこいるためであるらしい。


2017年04月02日

鈴木です。先程村瀬が追記してくれたお役立ち情報ですが、3の水の件についてはもう少し詳しく調べておいたので忘備録というか役員会で議題になった時のための資料程度にある程度まとめておきました。詳細はさらに追記をどうぞ。

まず先程の追記3はウビラ石近くと白浜で出合った方々から教えたいただいた情報です。その中の最後の項目にあった「南方の危険な細菌」は「レプトスピラ」という、感染症を引き起こす細菌のことを指します。詳細は末尾にいくつかリンクを張っておいたので参照されたし。


簡単にまとめると、

・レプトスピラは多くの哺乳類の尿を媒介して人に経皮、経口感染する細菌である。

・形は長さ6~20μm程度、太さ0.1μmのらせん状。

・レジャーや農作業などでの感染例が多い。

・全国的に発生しうるが沖縄では特に発生例が多い、八重山では99年に集団感染が起こっている。

・5~14日の潜伏期間ののち発熱、頭痛などの症状が現れ始め、その後重症化するものもある。

・重症化したものはワイル病と呼ばれ、適切な処理がなされない場合死亡することもある。

・現状ワクチンはない。

・酸性条件(pH6.8以上)で殺菌可能。

・感染源に接触しないようにすることが重要


まあこんな感じです。以下、対処について個人的な考えをまとめてみました。


 まずは対処の方から。潜伏期間の長さから、山行中にこいつが問題になることはあまりないと思われます。また山行中に発症した場合でも、初期症状ではそれとは分からないので、対処は普通の発熱などに準ずることになりそうです。性質上沢でも縦走でも起こりうるので存在を知っておくことが重要でしょう。

 続いて予防について。主な感染源が動物の尿ということで、動物のぬた場を避け、出来るだけ上流の水場で水をくむべきです。まあ普段通りですね。接触感染については沢面はもはや避けようがないと言った感じですが、一応皮膚に傷を作らないことが少しでも予防につながるので、これもどの程度効果があるのかは謎ですが、まあ長袖を着るとか手袋を着用するとかで皮膚に傷を作りにくくするなどの対処が出来そうです。まあ正直傷一つ作らず西表の藪を突破するとかほぼ不可能ですが…。

 最後に浄水器の導入について検討してみます。これはあくまで個人的な意見になりますのでご注意ください。まず普段の沢はこれまで通り不要だと思います。理由は2つあり、一つは本州での発症例が少ないこと、もうひとつは流量、流速があり比較的当たる確率が低いこと、最後に手間ということです。続いて西表の海岸歩きですが、こちらは導入しても良いのではという感じです。海岸歩きでの水場は細く、一昨年など水場周辺でリュウキュウイノシシを見かけています。また沖縄での発症例が多いという事実や水が停滞するトロ地形が多いということもあり、当たる可能性は比較的高いと考えられます。また、海岸歩きは時間に余裕があり、水は基本的にテン場で汲んだものを行動中に飲んでいることからテン場で浄水しておけば効果的ということも挙げられます。

 最後に浄水器ですが、先方に勧められたのはプラティパスの浄水器でした。これも一番下に商品詳細のリンクを貼っておきます。メリットはプラティと互換性があること(プラティと互換ということはペットボトルとも互換であろう)、重力式なので手間が省けることでであり、使い勝手も良さそうです。ただし一つ気になる点があります。この製品の濾膜直径は0.2μmで、太さ0.1μmのレプトスピラにどこまで効果があるのかが謎ということです。これについては有識者の意見が求められるのでとりあえず放置しておきます。ちなみに大腸菌は大きさ0.5μmほどなので除去可能です。


とりあえずこんな感じでまとめておきました。我々が安全第一を標榜する以上、行程の安全だけでなくこのようなことについても一度役員会で話し合ってみる価値はあると思います。最後に参考文献のリンクです。


レプトスピラについて

国立感染症研究所 http://idsc.nih.go.jp/iasr/29/335/dj3351.html

「レプトスピラ症の最新の知見」 http://www.eiken.co.jp/modern_media/backnumber/pdf/MM0610-01.pdf


プラティパスの浄水器

https://www.e-mot.co.jp/platypus/product.asp?id=389