この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2017年02月09日

後期縦走CLのI本です。2/8にアイゼン講習で金剛山に行ってきました。二つのパーティ合同で行く計画もありましたが、天候・メンバーの予定に恵まれず結局バラバラに行くことになりました。今回のメンバーはI本・K林(SL) ・A川・M場・O山(客人)の五人です。以下記録です。

2/8 天候:曇り時々晴れ


5:45 出町柳駅集合。誰も遅れない。


富田林にて、バスの回数券を買えば少しでも安いのではないかとK林が回数券売り場に走る。K林のイケメンぶりに震撼する。結局節約にはならなかったが、彼の行動力には10秒強の拍手を送りたい。


8:30 東水分バス停到着。土日祝日であれば入山地点の水越峠までバスで行けるが、平日だったので水越峠まで車道歩き。歩道のない国道沿いを歩かねばならず、凄く怖かった。トラックが横を通るたび死を感じる。真面目に危険なので、今後行くときは休日に行くべきだと思う。


9:30 水越峠から入山。入山地点ではまだ雪が見られずアイゼン講習失敗疑惑があったが、下山してきたおじさんに「アイゼン持ってる?」と聞かれたことで雪が積もっていることが確定した。嬉しい。


そこそこの急登を登って行く。30分くらい歩いたところから雪や霜柱が見えだす。CLは内心ウキウキだったが、1回生の空気を読んで慎ましくしておいた。A川(九州北部出身)がCL(九州南部・陸の孤島出身)との雪の経験の差をアピールしてくる。絶対雪玉ぶつけてやる…。


もうすこし歩くと雪がしっかり積もっているようになった。みんな楽しそうになってきたので、CLも感情を表に出しはじめる。


10:30-10:50 太塞尾跡レスト&アイゼン装着。アイゼンをつけている間にも指がかじかんで辛かった。紐を通すのに苦戦するK林にO山が「心と体は別だからね…」とのたまう。文学系女子っぷりにびびる。なお誰にも共感してもらえなかった模様。


最初は歩きにくそうな人もいたが、次第に慣れたようだった。


11:45-12:25 葛木神社にてレスト&昼食。A川はM場からカップ麺を貰って、人生初(らしい)のカップ麺を食べていた。


カヤンボに向かう途中、谷の方へ入ってしまうルートに惑わされて少し時間をロスした。


13:30-13:40 レスト。アイゼンを外す。ここは少し展望が良かった。


14:00 カヤンボ通過。


行きの車道が危なかったため、バス停までタクシーを利用しようということで電話するが、場所の分かりにくさと電波状況の悪さで結局断念。


14:20 水越峠に下山。


また危険な車道歩きをして京都へと帰った。


以上のようにアイゼン講習は無事に終わりました。上でも述べましたが東水分からの車道歩きはとても危ないので、平日に行く場合は車でのアプローチが適切だと思います。山行に関しては、雪が見られて楽しかったというのが第一の印象です。途中道を外したところは、カヤンボ谷とカヤンボの表記を混同してしまったためです。楽しい中でも落ち着くところは落ち着いておくことが大切ですね。


金剛山さん、さすがでした。メンバーの皆さんお疲れ様です。




以下蛇足。今回の山行中には雪などにまつわる事件が発生しました。


case1:キレるM場

A川はK林に雪玉を投げた。しかし玉は空中で分解しM場の頭に降りかかった。M場がキレる。「お前~!」とのたまいながらA川に地面の雪をかけていた。怖い。CLはM場に流れ玉をぶつけないようにすることを決意した。


case2:にじり寄る熊

他のメンバーが昼食中、K林とI本は雪玉を投げ合っていた。I本の玉が当たった後、K林が丹精込めて作った雪玉二つを持ちながら近づいてきた。密度・大きさ共に桁違いの雪玉そのものに、あるいは首根っこを掴まれて背中に雪を詰め込まれる可能性におびえながらCLは逃げた。なおK林の投げた玉は虚空に消えた。そして雪を突っ込まれたのは近くにいたA川だった。


case3:霜柱を滅ぼし隊

アイゼンを外した後、道沿いに立派な霜柱を発見した。しかし、A川とO山によって闇に葬られた。「僕も葬りたい」主張すると次の霜柱をO山が譲って下さった。テストのうっぷんを晴らすため全力で霜柱を滅ぼすCLの姿に数名が怯えてしまった。K林「ネルフ本部を蹴るエ○ァみたい。」



……アイゼン講習、楽しかった。