この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2016年10月16日

10/16に木戸さんとダブルロープの練習をしに金比羅へ行ってきました。



朝の混雑したバスにもまれながら金比羅の入山地点に行くと立命館大の山岳部のパーティーがいた。

木戸さんと二人で何とか「立命館大の山岳部知ってますよ!」ということを伝えようとしたのだが、思うようにいかず怪訝な顔をされた。京大ワンゲルだということ伝えると「京大ワンゲルさんが金比羅で残置したスリングが僕の家にありますよ」と言われたのでまた取りに行かなくてはならない。


北尾根かY懸尾根か迷ったがどっちでもいいのでY懸尾根で練習することにした。


すごく細いプルージックを使っているご老人たちの横で、木戸さんにダブルロープの手順を教えて頂いて、ツルベで練習した。宮之浦で使ったせいでザイルが酷くほつれていて、ザイルが切れるのではとビレイ中終始不安だった。ちょうどエイトノットの近くがほつれていたので、ほつれを眺めながらビレイする形になった。


お互い二回ほどTopをやったとこらへんから、しょーもない地形になってきたのでザイル首にかけて、いつもマルチピッチの練習をしているところまでいった。そこの左側の残置があるクラックをトップロープで登ったことがあり、そこそこ楽しかった記憶があったのでそこを登ることにした。滝洞谷の前哨戦もかねて最初に僕が挑んだ。木戸さんは「こんなところでリードできないわけがない!」と言っていたのに対して、僕は怖気づき、木戸さんにリードを交代してもらった。木戸さんも苦戦していて、最終的には諦めてトップロープで遊ぶことにした。これが登れなかったことで木戸さんのテンションがダダ下がりし、人生の汚点になった、とまで言っていた。なのでこのクラックを汚点クラックと名付けて、次回への課題にした。


そのあと昼ご飯を食べて、ビビルを見に行くと山ガールが勇ましく登っていたので、諦めてピラミッドへ行くことにした。


前回ピラミッドの真ん中を行くルートで敗北していたので、今度こそは!と意気込んで挑戦したものの、ハングの手前の少しだけスタンスとホールドが細かいところで行き詰ってしまい、木戸さんにロア―ダウンをお願いした。しかし「トップロープで登れんわけないやろ!」と降ろしてくれなかったので、休み休み模索するとすごいガバがありなんとか登れた。木戸さんは汚点クラックで心が傷付いていたので登らなかった。


下山すると、まだ入山口で立命館大がビレイの練習していた。なんで入山口から動いていなかったのか、今後交流する機会があれば是非聞いてみたい。


ファミマの方に下山しながら、来年の新歓方法について木戸さんと意見を交換した。


バスが来るまでファミマで買ったエールビールを飲み、今回の金比羅は終わった。