この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。
2016年10月12日
村瀬です。CL村瀬、Top大柳、Sec柏元、小山、岡和田と顧問の杉原さんとヘクに行ってきました。
ヘクなので難易度に問題はなかったのですが、増水と今季一番の寒気に襲われてとても辛い山行になりました。
6:05~6:50 遡行開始、入渓
7:15~8:20 2条8mランビレ
9:05~10:05 お釜の滝ランビレ
10:40 へつり大会跡
11:35 植林小屋跡
11:52~12:00 レスト
12:06 赤茶の滝
12:15~13:15 ランビレ練習岩壁
13:37~13:51 小女郎ヶ池 遡行終了 レスト
15:00 下山
午前4時にボックス集合。集合が早すぎたかと思っていたが、ここで岡和田が地図が無くなったと騒ぎ出した。本人がボックスに置いたはずだと頑なに主張したのだが見つからなかった。結局4時20分頃に観念して家宅捜索に踏み切ったところ奴は5秒で戻ってきた。心底呆れた。
岡和田と大柳の運転でヘクへ向かい、5時半過ぎ前に到着。まだ外は暗く、皆も眠そうにしていたので少し仮眠を取った。眠気を取り支度を整え6時に渡渉開始。護岸工事は進んでいたが水量が多く、渡渉練習としては悪くなかったがひたすらに寒く、辛かった。
7:15~8:20 2条8mランビレ
ここに着く前でも十分に増水の気配はあったのだが、ここでは特にひどく、普段ランビレしていた地点が水没していたためSecは非常に辛かったと思う。柏元はお疲れ様でした。手順は顧問がフリーで先行しtop指導、それ以外はプルージックで登り、最後にsecがトップロープで登った。Secの支点はカム2つの流動固定分散でとった。途中でTopの中間支点が外れたのだが、その時の対応をCLが分かっていなかったのは今回の反省点の1つである。普段使っている岩の間を通るルートが埋まっているとTopが勘違いしたため寒い中シャワークライミングをすることとなり、これも辛かった。ランビレの技術に特に問題は見受けられなかった。この時点でCLの足の感覚がなくなりかけていた。
9:05~10:05 お釜の滝ランビレ
明らかに水量が多く滝が荒れ狂っていていつもに増して寒かった。柏元は本当にお疲れ様でした。2回目のランビレで特に手順に問題は見受けられなかった。またしてもシャワークライミングとなり、非常に寒かった。ここで澤に日が差し込み始めた。顧問は濡れることを忌み嫌っていたためここを大きく巻いていたようだが、そのせいで少し滑落したようだ。運よく怪我はなかったようである。気を付けてもらいたい。
10:40 へつり大会(故)
へつり大会は死んだ。倒木で埋まっていたのだ。あまりの光景に呆然とする一同。世界が悲しみに包まれた。しかしいつまでも悲しみに暮れてはいられないと大柳は果敢に挑戦するも競技制が崩壊していた。それは全く楽しくないようだ。私は彼の死を乗り越えるかのごとく倒木を踏みつけて登った。
11:35 植林小屋跡 11:52~12:00 レスト
気温が上がってきて嬉しかった。
12:06 赤茶の滝
でも水温は低い。冷たかった。
12:15~13:15 ランビレ練習岩壁
普段ランビレをしている場所に大きな水たまりができていて悲しかった。本日3回目とあってランビレの手際が良かった。ハーケンを打つ練習を済ませてすいすい上った。ここでCLがフリーで登って良いことを初めて知ったため意気揚々と30秒で登った。
13:37~13:51 小女郎ヶ池 遡行終了 レスト
今期で小山が沢をやめるらしいのでポーズをとって記念撮影。
15:00 下山
何度も書くがやはり寒さが厳しい山行であった。Top,Secの技術的な問題は特に見受けられなかったので、このまま何事もなく今期を終えられることを願っている。