この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2016年08月01日

鈴木です。31日に杉原、岡和田と鈴鹿の赤坂谷とツメカリ谷に個人山行に行ってきました。天気もいいし気温も高いしで大変楽しかったです。試験勉強の精神的疲労を完全に洗い流すことができました。

詳しくは追記にて。


写真はこちら

8/31(日) 快晴


試験も終わったことだし(正確にはまだ終わっていなかったのだが)試験勉強の疲れを癒せるような遊べる沢に行こうということでパーティーメンバーやら沢経験のある縦走メンやらを誘ってみたら残念ながら誰も来れない様子。杉原と二人でわざわざデート系の沢に行くのもアレなのでたまたまBOXにいた岡和田に声をかけてみたら行くとのことだったのでメンバーが決定。岡和田は実に西表以来の沢である。


午前4時半にBOXに集合し、入渓地点には7時前に到着。出発が遅れたりなんやかんやあったので普通に行けばもう少し早く着くと思われる。

車を路肩の広い場所に停めて入渓準備を整えて林道の通行止めの所に行くと、入渓者は用紙に書いていくこと、車は自治会館に停めることなどが張り紙されていたが、用紙は置いてないし自治会館の場所はわからないしでとりあえず車はそのまま、紙は適当に書いて入山。そこから20分くらい林道を歩いて発電所から入渓。

発電所から赤坂谷出合までは神崎川本流を遡行。難所はない。一か所泳ぐところがあったがすぐに終わる。岡和田にRFさせながら進む。そこで気づいたのだが、岡和田が見当違いな場所を指差すのはどのようなルートをたどるか把握していないことに原因がある。入渓地点で現在地を間違えたり、赤坂谷出合で現在地が分かっているのに本流の方を進みだすのはどう考えても計画を把握していないのが原因である。行く場所について少しくらい予習しよう。

赤坂谷は左に大きめのルンゼを見送るまではだいたい平凡。斜8mは取付きが悪そうなのと流れがまあまあありそうなのでザイルを出したがいざ行ってみると水流も大したことが無いし取付きも簡単だしで出す必要は全くない。左にルンゼを見送った後はいわゆる関西の赤木沢ゾーンでナメが続き、なかなかきれい。

10時20分ごろケルンを発見し、多分ここが遡行終了地点だろうと見当をつけ、遡行を打ち切る。そこからの分水嶺越えは最初は踏み跡のようなものがあったがすぐに途切れたので適当にルンゼを登って尾根に出る。尾根には道が通っていて下降地点を探してうろうろしてみたが見つからなかったので諦めて適当なルンゼを下った。

11時30分ごろにツメカリ谷に合流。明るい。そこからは事前情報通り、滝を飛び込みつつ下降。最初は少し怖かったがすぐに慣れた。とても楽しい。岡和田は終始怖がっていたが。

12時20分ごろに本流に合流。ここも泳いだり飛び込んだりしながらどんどん下る。途中にいかにも飛び込んでくださいという感じの岩場があったので飛び込んだり淵で泳いだりして遊ぶ。更に下るとツアーと思われる大集団に二組ほど遭遇した。どちらも邪魔にならないように大きく巻く。2回目に出会った集団を岩場から巻こうと思ったら巻けずに飛び込む羽目になり団体客に変な目で見られた。沢で人には会いたくないものである。他にも個人で遡行している人を2組ほど見かけた。

13時半ごろ取水堰堤に到着。どこかにツアー客が使っている道があると思うのだが分からなかった。なんやかんやあって林道まで登り、あとはそのまま歩いて14時50分に下山。入山地点は川遊びをしている人たちであふれかえっていた。

その後スシローで打ち上げをして途中迷走したりしたて19時過ぎにBOXまで帰ってきた。


天気がよく気温も35℃以上まで上がったので泳いでも全然寒くならず、いい一日になりました。個人的には飛び込みがとても楽しかったです。4回生たちの飛び込みへのこだわりが理解できたような気がします。赤坂谷は綺麗だけどとりたてて言うほどでもって感じ。ツメカリ谷は泳いで飛び込んで楽しい。やはり1回生や縦走メンを連れて行くような場所でしょう。泳いで寒かったら行く意味がないので夏の暑い日に行くべき。暑い日なら間違いなく楽しめると思います。